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まりーさんのXポスト集

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記事一覧

ドル円相場の未来と円預金の危険性

私は為替は一切やらないし、詳しくもない。円建てドル建て両方で資産持ってるけど為替相場はほぼ気してない。でも円が私が子供の頃の値段になってしまったことはショックだ。今後どうなるのか?今日は私なりの為替の理解とドル円相場の今後について考えてみる。 1ドル300円の時代 私は今年の6月で55歳になる。いよいよアラカン突入だ。だから覚えている。私が物心ついた小学生の頃、1ドルは約300円だった。中学時代は約250円。 高校に入った1985年、日本はバブル成長期。円高だ円高だと騒

Zuckerbergの野望

私的にはこの先5年、面白いなと思うマグ7の株はNVDA、META、TSLAの3つ。意外だった?この3社には共通点がある。そう、創業者がまだCEOなのだ。創業者CEOは雇われCEOと違い、度肝を抜く事をやってくれる。NVDAとTSLAは最近書いたので今日はMETA。METAは今、大地震を起こしてる。 METAのCEO、Mark Zuckerberg(以下Zuck)は今、地殻変動に近い大地震をAIの世界で起こしてるのに、そのことはメインメディアではほとんど話題になってない。今日

アメリカの経済が強い訳

今株価が調整してるのはインフレが下げ止まり、利下げ時期が遠のき、長期金利が上がってるから。インフレが下がらないのは米経済が予想以上にしぶとく強いから。経済はいつ停滞し始めるのか?利下げはどうなるのか?今日は24年の米経済、インフレ、金利の予想をしてみる。 これは先週の配信中にフォロワーさんが送ってくれたBloombergの記事。 IMFは米経済が強いのはバイデンの財政赤字を無視した無謀な国家支出のせいで、これは世界の金融市場を不安定にしかねない、と痛烈に批判した。 世界

投資家目線の半導体業界

投資家目線の半導体業界。半導体は近代社会の石油だと言われてる。投資家としてはこれを理解できないと大きな利益の可能性を取り逃がす。だから最近は一生懸命半導体の勉強をしてる。まずはどの会社が何をしているのかを大まかに知りたいと思い調べた。今日はその報告。最後に私の見立ても話す。 はじめに断っておくと、私は投資家・アナリストであって技術職ではない。だから半導体業界の知識は浅く付け焼き刃。もし間違った認識があったらぜひ教えて欲しい。 それからこの投稿で使う画像はほとんどが@eri

納車数減少! どうなるTesla?

Teslaの1Q納車台数は予想以上に悪かった。株価騰落率は年初来、S&P500の中でなんと最下位。いったいTeslaに何が起こっているのか。ネトフリやメタの様に一旦表彰台から落ちてまた返り咲けるのか?土曜日から1ヶ月だけ使えるFSDの体験も含めて今日はTeslaの考察。4/7の勉強会はTesla分析の予定! まずは4月2日に発表になった1Qの製造台数と納車台数の推移を見てみよう。2022年の1Qからずっと前年比較で2桁以上の成長を記録してきた製造台数(Total Produ

大谷・水原の賭博疑惑〜アメリカ人の意見

大谷のスキャンダルはアメリカではどれくらい話題?今日の記者会見の反応は?アメリカ人は大谷を信じてる?日本の皆さんは気になると思う。今日はアメリカに住む日本人の立場から現状を解説する。水原はどうやってそんな大金を何回も送れたの?彼はなぜ最初に嘘をついたの?その辺の疑問も考察。 まず最初に言っておくと、アメリカでは(少なくとも私の周りでは)この水原の賭博容疑はほとんど話題になっていない。 野球に興味のある人以外は知らないと思う。私の主人はRed Soxファンで野球はそこそこ好

AI市場に今何が起こっているのか

最近、AI銘柄が停滞している。半導体ETFのSOXXはNVDAが大陰線をつけた3/8以来9日営業日のうち7日は下げ。AMDもAVGOも50日移動平均線まで下げた。これは健全なガス抜きなのかトレンドの変化なのか?気になるのはNVDAの牙城を崩すと話題のGroq。AAPLやSMCIの動向も気になる。今日はAI関連の話。 半導体といっても一括りで言えるものではない。SOXXに入っている企業の中でもAIに関係する半導体会社は実は少数。車や電化製品の半導体を作る会社もあるし、半導体と

日本からは見えないトランプの人気と株価への影響

トランプ人気とかけてメタやばいと解く。その心は?今回の帰国で日本から見るとアメリカでのトランプ人気がよく理解できないことがわかった。そこで、帰国後最初のポストは米ビジネスパーソンから見たトランプの評価と、もしトランプが勝った場合、どの株が有利・不利になるのか、の考察を書く。 まず、一つ気づいたのは日本ではまだ大手メディアが情報をある程度はコントロールできているという事。テレビや新聞などの権威性がまだ地に落ちていない。 そして日本の既存メディアは基本、アメリカの既存メディア

エヌビディアのブルケース・ベアケース

エヌビディアのブル・ベアケース。NVDAが衝撃の1Q決算を叩き出して以来、2Qと3Qの決算を「天下分け目の関ヶ原」と呼んでプレビューしてきた。今回も年初以来のAIに牽引されるラリーが続くかぽしゃるかはNVDAの決算次第。NVDAは米株相場の先行指数。今日は決算予想と共に長期のブルとベアケースも検証。 NVDAは去年、すごく上がった印象があると思うけど、チャートを見ると、1Q決算を出して25%上がった5月以降の半年間は何回も$400と$500の間を行ったり来たりして横ばいだっ