見出し画像

ポルトガル見聞録 ❝海風としましまのコスタ・ノヴァ❞

ユーラシア大陸の西の果ての国、ポルトガル。

大航海時代が始まるキッカケを作った国であり、有名な食べ物はエッグタルト…。

ポルトガルに対してはその程度の知識しかありませんでしたが、Instagramで目にする数々の絶景に惹かれたわたしは貯金をはじめ、遂に2019年の夏、そのポルトガルを旅することに。

6泊8日で5箇所を巡るハードスケジュールでしたが、人は優しく食べ物は美味しく、素敵な写真が撮れたり、印象に残る交流ができたりと、本当に訪れてよかったと思える国でした。

今回はスポットごとに記事を分けて、素敵なポルトガルをご紹介します。今回は、海としましまのコスタ・ノヴァ の話をしますね!

バスに乗って港町を目指します

画像8

ポルトガルの中では都市に分類される規模の街・アヴェイロからバスで30分ほどのところにあるコスタ・ノヴァ。アヴェイロに宿泊すれば、朝早くに訪れることができますよ。

アヴェイロとコスタ・ノヴァを往復するバスが停まるバス停は、電車の駅と同じ場所にはありません。駅とは離れた、運河の方へと歩くこと20分ほどの場所にバス停があるので、まずそこまで行ってバスに乗る必要があります。

運賃は€2.5前後でした。全席ロマンスシートなのにこの安さで乗れるとは、さすがポルトガルです。

ちなみに観光バスではありませんので、たまに途中で地元の方々が乗り降りします。

画像1

さあ、この運河が見えれば、バス停はすぐそこです!

隠れリゾート ❝パジャマシティ❞ を散策する

画像2

別名「パジャマシティ」と呼ばれるコスタ・ノヴァに到着して、バスを降りると、ズラッと立ち並んだ縞模様の家々が視界に飛び込んで来ます。

2時間もあれば充分楽しめる小さな町なので、日差しが明るくて人が少なめの午前中に訪れることをオススメします。

港町なだけあって、マリンモチーフのグッズがたくさんありました。

画像6

特に縞模様の家のマグネットは大人気で、Instagramなんかでよく見かけるそれでした。

手作りのマグネットがほとんどなので、ぜひオンリーワンのコスタ・ノヴァ土産を手に入れてみませんか?

建物がしましまな理由

画像7

さて、ここコスタ・ノヴァの家々が派手な縞模様であることには、理由があります。

昔ここは漁師町でした。

濃く霧がかかる日がよくあり、漁師が迷わず自分の家へ帰るために、それぞれの家がハッキリとした色で外壁をペイントしたことがはじまりです。

ちなみに今は漁師町ではなく、こじんまりとした隠れリゾートであるコスタ・ノヴァには、たくさん別荘があるとのことでした。

また、アゲダと同じく写真を撮ることに寛容な住民の方が多く、笑顔で話しかけたり挨拶をしたりしてくれて嬉しかったです。

立派なボーダーやストライプを着たオシャレな家々を、ありがたく写真に収めました。

画像3

歩くだけでわくわくするけれど

こんな風に、しましまにちなんだアイテムと撮影したり、旅の相棒とリンクコーデをして記念撮影をすれば、より一層楽しめます!

画像4

正午に近付くに連れて、各国の観光客がどんどんやって来て、あまりマイペースには写真を撮れなくなるので、やはりアヴェイロ発のバスは朝一番の便に乗ることをオススメします。

海風が駆け抜けるコスタ・ノヴァは、のどかな雰囲気とは真逆のフォトジェニックな家々に元気を貰える、素敵な港町でした。

画像5

この記事を読んでコスタ・ノヴァが気になりはじめたそこのあなた…
↓ ♡ ボタン ↓ をポチッと押してくださると、上記の写真のぐるぐるキャンディーを差し上げます。…と、この気持ちとは裏腹に、このキャンディーは夏のポルトガルで溶けてご臨終したんですよね…。すみません。


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

頂戴したサポートは一番の出費である食費にありがたく充てます。主に豆腐とか。感謝申し上げます!₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾~♡