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LSE大学院日記:week10ー関西弁に助けられる、formative返却

こんばんは、maruoです。

week10と書いていますが、書いた下書きをずっと残したままだったので
今はホリデーが始まった新しい週です。
week10も変わらず山あり谷ありでしたが、なんとか乗り越えました。。

*写真は、フラットメイトとご飯食べに行った後にみんなで遊んだゲームです。なんかシャーロックホームズの事件解決するみたいなゲームでしたが、よくわからなかったです。



まさかの日曜夜にメンタルブレイク、いきなり自信無くす

まさかの、まさかの週始まる前から涙でした。
これもまた理由は分かりません。

冬休みに日本帰れないのかって思ったり、とか、レミゼ見て、感情が止められなくなってるのかとか
自分でもよく分かりませんが、なんかいきなりすごく悲しくなって、寝る前までずっと泣いてました笑
(ちなみにホリデーの一旦日本帰国が決まりました笑 帰って一旦リセットしてきます、、)

月曜日の朝は、もう目パンパンで、一日ずっと眠かったです。
ただめっちゃ泣いたから、逆に月曜日の朝はスッキリしてて、理由はよくわからんけど、まあスッキリしたのでよしとします。

側から見ると情緒不安定極まりないですが、チャレンジしてるプロセスって、辛いことやうまく行かないことのほうが多いし、
いきなり涙出てくるなんてのは、もう当たり前だと思うようにします。
つくづく、自分で選択したけど、大学院って辛い。いや、LSEはやっぱり辛い!


LSEの真ん中にあるクリスマスツリーです。でかいし綺麗!!


セミナーの後のパブ飲み会に参加しない→自分にとってはいい選択だった

で、月曜日のセミナーの後は、コースメイトたちが企画したパブで飲み会みたいなのがあったみたいで
直前まで行こうか悩んだし、頑張ろうかなとも思ったけど
考えた結果、そういう人との知り合い方はやっぱり自分には向いてない!って割り切って、行かない選択をしました。

行くメリットと行かないデメリットを天秤にかけたけど、それほどのメリットはないし、行くことによる精神的負担が大きすぎるのでやめました!
周りが当たり前にやってることができない、やらない、ってのは勇気がいるし、こう意図しない疎外感を感じることがあるけど
この時も最後ギリギリまで、行ったほうがいいかなって思ったけど
行かなくて正解やったし、仲良くなりたい子がいたら別の方法で仲良くなればいいか、と考えを変えました。(めっちゃ遠回りの思考回路)

日本人の中にもきっと、イギリスにいるならパブ、欧米文化の中では大人数でパーティーなどで知り合うのがsocializeの方法、っていう人もいます。
どこ出身、どこの文化圏で育ったか、っていうの関係なしに、それができるならしたらいいと思いますが
2ヶ月半過ごして、自分は辛いだけだって分かったし、行かないっていう選択をする勇気も大事だと思いました!これでいいのかなっていう不安はあるけど!

大学の後輩がイギリスにやってくる、初のロンドン観光案内!

月曜日に断る勇気を後押ししてくれたのは、たまたまイギリスに旅行できていた学部時代の後輩からのご飯のお誘いでした!

正直、学部時代にそこまで仲良くはなかったと思うから
ロンドンに来るとは知ってたけど、会うのは想定してませんでした。笑

でも会ってみたら、その子はもう1人と2人できたようでしたが、その子は喋ったことないけど、同じ高校・大学という共通点多めの子で、とにかくもう関西弁に感動!!
関西弁だけじゃない、会話のテンポとかノリとか、笑うとこ?がもうなんかパズルのピースが当てはまるみたいにガッチリきて
日曜夜に号泣して自信無くしてたから、話しながら爆笑して、すんごくストレス発散になりました!

初めましての子とは、ロンドンで会わないと会う機会なかったと思うし、逆に今の自分の環境やからこそ仲良くなれた、っていうのはあるなと思ってて
新しい友だちできました(笑)

ちなみに月曜夜に一緒にご飯食べて、火曜日も会いました。
LSE気になるっていうから授業終わりにキャンパスツアーして、
ビッグベン見たいとのことで案内し、
フォートナム&メイソンにも行き、
wasabi(イギリスの寿司チェーン?寿司は回転寿司くらい美味しいです。)が食べたいというので一緒に行き、
しっかり2人の観光案内をし、ああ自分は本当にロンドンに住んでるんだなと再確認できました(笑)


フォートナム&メイソン。クリスマスの装飾、心が明るくなります、、。


2人には、包み隠さず大学院の辛さをシェアしましたが
驚きながらも親身に聞いてくれ、「でもmaruoさんなら大丈夫ですよ!」という謎のアドバイスをくれ、それでも自分のことを学部時代から知ってる人にそう言われると、なぜか自信も少し芽生えてきて、
あのタイミングで2人に会えたのは本当に救われました。
関西弁も久々に聞けたし!!(関西弁、ほんまに落ち着く。)

formative essay返却!ー結果: high merit

そして、なんとformative essayの1つが返却されました。(成績評価されない、練習エッセイです。)

結果はhigh merit!meritとdistinctionの間らしいです。
(以下の基準では、very goodに入るかな多分。)

International Developmentの評価基準


もう本当に自信無くしてたので、passやったらクリスマスホリデーに本気で勉強しないとなと思ってました。なので、結果を見た時は「passより上!」と嬉しくなり、即エッセイの添削講座を担当してくれてる先生にメールを送りました(笑)

結果返却の次の日に、その講座があり、教室に入ったら
見るなりハイタッチしてくれて、「よくやった!」と言ってくれました(涙)
こういう頼れる先生がいてよかったなと思うし、まだまだ改善点はあるけど、次のsummative essayはdistinction目指して(とうとう言ってしまう)頑張ろうと思えました。
でも、その一方で、もし最終的に結果が自分の思うものでなくても、頑張ったことは自分を褒めよう、という気持ちでいようと思います。これも母の友人にもらったアドバイスの1つです!「自分が自分の期待に応えられなかったとしても、必要以上にがっかりせず、頑張った自分を褒めてあげて」って言われて
こういう視点って、やっぱり自分よりも経験してる場数が多いからこそだろうなと思って、一生大切にしたいライフハックです。


ちなみに教授のフィードバックでは、構成、文献整理はよくできてる、でももう少し事例を深く分析すると尚いい、とあったので
そのコメントを次に活かして頑張りたいと思います!!

で、初めは嬉しかったんですが、色々これまでの学生の成績評価とか見ると
meritが80%とかで(distinctionはどの授業も多分上位10%以下)
high meritといえど、結局meritじゃない?え、じゃあ平均くらいってこと?と思えて、嬉しさが1/3に減りました(苦笑)
素直に喜んで、頑張ろうって思うだけで終わらせておけばいいものを、不必要に調べて悩むという(苦笑)

でも、後日week2で一緒にプレゼンをやった子とご飯に行った時に
この話をしたら、「え!すごいやん!」って言ってくれて、えすごいの?って再度聞いたら「disctinctionの一個下やからもう少しでdistinctionいけるってこと!」って言ってくれて
まず、尋常じゃなくプライドの高い人が多いLSEで人のことを素直にすごい!って言える彼女の人としてのレベルの高さに感動し
そして、あ、素直に喜んでてよかったのか、と再度思えました!(また無駄な遠回りをしました)

オフィスアワー×3、修論テーマに悩む

week10、既に盛りだくさんなんですが
長期休みに入る前に修論テーマについて考え始めたいなと思ってたので
オフィスアワーを予約して相談してきました。

相談と言っても、相談にはならず、LSEの謎の1つなんですが、教授たちはなぜか聞いた質問に答えをくれないんです。
これはどのコースにも限らず、フラットメイトもコースメイトも言ってて、なんか会話がめっちゃ下手くそみたいな返事をしてきます(笑)

例えば、「結局考えると、なぜ民主主義が大事なのか、わからなくなったんですが、なぜなんでしょう?」と聞いたら「修論テーマとしてはいいと思う。応援するよ。」との返事でした。
この流れを理解するのに数秒の間が必要なくらいの辻褄の合わなさで、「研究者はそれを明らかにするために何年も研究してるんだよ」とかならわかるんですが、応援するよ、、???理解不能です。

欲しい答えやそれを明らかにするヒントをくれる代わりに、この教授に話を聞いてみるといいかも、と紹介してくれたのでまあ結果収穫はあったのでいいんですが(苦笑)

そして、その紹介された教授が唯一すごく相談に乗ってくれて、もう行って正解でした!違うdepartmentに所属の教授でしたが、LSEはopen door policyというのがあるらしく、授業を受けたことがなくても、そのコース所属でなくても、LSEの生徒であれば誰でも予約さえすれば話を聞いてもらえるんです。

その教授は、私の散らばった関心を整理して、何に関心があるのか、を明らかにするべく、今多分3つの関心があるからそのどれに焦点を絞るかが大事だね、とすごく具体的なアドバイスをくれて
余計自分が何に関心があるのか、わからなくなったものの、やるべきことを提示してくれたので、すごく参考になりました!

とりあえず、学部時代の教授にも相談して、クリスマスホリデーには文献を少し読んで具体的に絞れるようにしていこうと思います!
というのも2月中旬にresearch proposalを提出しないといけないので、思ってるより時間がありません!そして6月以降はオフィスアワー予約不可なので、今しか考えをコロコロ変えたり相談したりできないんです!忙しい!!

金晩:友だちと買い物→ご飯、相談に乗ってもらう

week2でプレゼンをやった彼女は定期的に遊んでいますが、ターム終わり次第、ホリデー期間はジンバブエに帰ってしまうので
金曜日に一緒に買い物をし、カフェで2時間くらい喋り、その後ご飯を食べて帰ってきました。

学校で毎週顔合わせてますが、深くお互いについて話す時間はこれまでそこまでなかったので、出会って2ヶ月経って、一緒に過ごす時間にも慣れてきて
この日は学校の話、政治の話、ロンドンのクラブ文化についての話、両親の話など、いろんな話をして互いを知れたので
すごくいい時間だったなと思います!!

何より、深くは触れませんが、これまで私が個人的に悩んできた部分について、彼女も同じような気持ちだったらしく
そこに共感してくれた人は初めてだったので
すごくかけがえのない友だちができたなと感慨深くなります。

授業や課題、修論テーマの相談をしたときも
セミナーで発言しないと!ってなる、って言ったら、じっくり考えてるならそれで全然いいと思うよ、発言してるから自分より賢いとかないし、って言ってくれて
修論テーマも、関心1つに絞らなくても、全部どうにか入れ込む方法もあるんじゃない?と言ってくれて
なんか本気で悩んでることに対して、真面目に返してくれたのがすごく嬉しくて、本当に仲良くなれたんだなと感じれました。

彼女はPhDを希望してるので、その話も聞いたけど
PhD、ますます興味が出てきます、、ちなみに進路は絶賛悩み中で、まだ何も決めてません!就活してる周りに惑わされる必要はないと思いつつも、少しは焦りますが、焦りは禁物なのでホリデー期間にじっくり考えたいと思います。。

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week10はこんな感じで、盛りだくさんでした(笑)

日曜夜のメンタルブレイクの時に仕事に行く前の母に電話して、話を聞いてもらったんですが、
その後に後輩が来て、とか話をしたら
人の運に恵まれてるね」って言われて
確かにあのタイミングで会えたのは本当に救われたし、こっちで知り合った日本人もできた友だちも、みんな背中を押してくれたり自分を気にかけてくれる人たちばっかりで、いい人たちに恵まれたなと思います。

人に頼ってばっかで大丈夫なのか、とも思う時がほとんどですが
結局おそらく1人で生きている人なんてほぼいないので、お世話になった分、どこかで返すようにすればいいか、と考えられるようにしていきたいです。

そして、秋学期もあと1週!
クリスマスホリデーはぞろぞろと予定が入ったり、思いがけない久しぶりの人に会える機会があったりと、またまた人の運に恵まれていると実感します!
week11も無理しない範囲で頑張ります!!(途中でエネルギー再度切れましたがなんとか頑張りました。ホリデー期間の自分より)

今回もここまで読んでいただきありがとうございました^^

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