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バス停まで3ぷん

幼稚園に通う娘は、通園バスで登園します。

14時30分 アレクサが鳴ったら娘の迎えにむかいます。

今日選んだ服は寒くなかったかな
水筒の水は足りたかな
運動会の練習で喘息でてないのかな
歩きながら季節を感じて色々な心配が沸いてきます。

時間より少し早めにバス停につき、他のママ達とその時期の幼稚園の話をしながら、坂道を降りてくるバスを今か今かと待ちます。

バスの扉が開いて、小さな体でたくさんの荷物を抱えながらかけてきて、私のお腹より低い位置で笑顔でこちらを見つめてくれる。

「おかえり」と言いながら頭をなでると顔を擦り付けて甘えてくれる。

ああ、今日も無事に帰ってきてくれたと安心感が広がり、私も笑顔になる。

手を繋いで踏切を渡り、赤ちゃんの頃からしっとりしていたこの手は、いつまでしっとり柔らかなんだろうと疑問に思いながら、大人の足で3分ほどの道をゆっくり帰る。

途中、首輪でつながれた猫のチャアちゃんに挨拶をして、そろそろ終わりそうなニチニチソウ、センニチコウの花を見ながら歩いたら到着。

一緒にドアを開けて入るのに
なぜか、ただいま~と大きな声で言いながら入っている娘

秋がきて、幼稚園もあと半年
残り少ない親子の登園時間、しっかり味わいたいなと思う。


読んでいただきありがとうございました。


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