毒親から遠く離れて

毒親育ち・愛着障害を知る。

最近『愛着障害~子供時代をひきずる人々』という本を読んでまさしくコレが私だと思いました。

下手な占いより当たっていてドキドキしながら読みました。笑 

今回はページにチェックを入れたところを少しピックアップ。

☆人とほどよい距離がもてない。

「愛着障害では対人関係において、相手と近すぎたり、または遠すぎたりして極端になってしまう」

確かに。すぐに仲良くなろうとしてしまって自分をさらけ出して後で死ぬほど後悔するんですよね・・・。恋愛も友人関係も。結局クタクタになって離れておしまい。

☆傷つきやすく、ネガティブな反応を起こしやすい

要するに鬱や不安になりやすいということ。これはいつだってそうです。「心配しすぎ」「考えすぎ」なことを四六時中考えて疲れて鬱っぽく・・・

☆過去にとらわれたり、過剰反応しやすい

常に過去について思いを巡らせてしまいます。過去と似たようなことがあればすぐに反応、傷ついたり悲しくなったり・・・トラウマのようなものですね。

☆全か無かになりやすい

はい。「白黒はっきりしたがる」とよく言われます。「あいつはいやな奴」と思ったら好転することはない、という・・・そうですね。

☆全体より部分にとわわれる

「結果オーライ」という考え方ができません。。過程で嫌なことがあればずーっとそれについて考えます。

そしてここ。

☆拒絶や見捨てられることを恐れる

これは最近特にです。旦那に一言、たとえば「こういうところ直して」と言われると「もうだめだ!」となって絶望してしまいます。相手に嫌われることを極度に恐れるので、人とコミュニケーションをとるのが本当にしんどいです。人と話すのは好きですが、そのあと思い出して「あの発言はよかったのかな」「これでよかったかな?」と寝るまで考えてしまいます・・・

私は本書によると不安型と回避型の不安型のほうだと思います(どちらもあてはまることは多いけど)

この本のすごいところは例が多いところ。

有名人の愛着障害の例を出して、その人がどういう幼少期を送ったか、性格はどうだったか、結果どんな事があったかを書いています。一見大成功をおさめたような人でもつらい過去を乗り越えている(乗り越えられなかった人も)ということがしっかり書かれているのでわかりやすいです。

愛着障害・毒親育ちは昔からあるし、珍しくともなんともないということがわかります。

特に第六章『愛着障害の克服』は多くの人の助けになるのではと思います。


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