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【ユニアリ】紫L'Antica解説【全文無料】

ユニアリの記事は久しぶりじゃなくなってきました。
まるまる新聞です。

国内決勝も終了し、無事世界大会への切符を手にしましたので
(3/4追記)なんと!世界で3位になってしまいました!!こちらのレポは近いうちに書きます!

使用したデッキ、「紫L'Antica(アンティーカ)」の現状整理も含め解説記事ということで執筆したいと思います。
各大会のレポに使用したレシピを掲載してるので、気になる方はそちらもどうぞ。

国内決勝のレポはこちら。

世界大会のレポはこちら。


なお、紫L'Antica(以下アンティーカ)は大変人気のデッキであり、既に色々な方が解説記事を出しています。
ですので、先人の方とは違った部分が多々あります。
僕の考え方や環境の違いとしてお考えいただき、他の方と見比べてみるのも、いいとこ取りするのも良いかと思います。


まるまるキッズは俺について来い!


・紫アンティーカというデッキ

紫アンティーカは、紫BLEACH等の系譜である400
0並べ系ミッドレンジである。
序盤はルーティングの三峰や3ルックの摩美々
中盤は4恋鐘、4三峰による展開や、5摩美々による盤面の掌握
終盤は4霧子の2回アタックや5摩美々のインパクト
全体を通してバランスが良く、どれも高水準。
デッキを20枚以下にするという明確な目標があり、達成すると覚醒する2種のレイドが強いため
山札20枚を目指す。これが非常に達成が容易で通常6〜7ターン程度で達成可能。
だいたい7〜8ターン目にリーサルが組める。

デッキの軸となっているのは4三峰で、いわゆるグロースターなのだが、緑ギアスのグロースターより優秀な点として
・レイド元が強い
・いるだけで山が減る(リーサルが早まる)
の2点が挙げられ、三峰を出した回数が多ければ多いほど安定した試合展開になる。

また、紫アンティーカを安定たらしめている要素の一つとしてデッキトップ操作がある。
紫ギアスは縦に引くだけ。
ランスロットはドローと5ルックで探しに行く。
宿儺は4宿儺、指、真希で引き増していく。
紫アンティーカは違う。山のトップを入れ替えて、引きたいカードだけを引き、要らないカードは山下もしくは場外へと送り、再び山のトップを入れ替えて引きたいカードだけを引く。
これにより、手札の枚数が少ないながらも、その質は高いというのが特徴である。
除去が少ないと言われがちだが、引けるカードを操作しやすいので、少なくても除去を抱えやすいというのもポイント。
また、この山上3ルックの順番決めに腕(練習)が必要で、多くのセオリーとテクニックがある(後述)
見えた3枚で、このターン及び次のターンまでに何点入れられるか、何点までもらってもいいのかを計算して行動決めを行っていく。

また、レイド摩美々による小粒焼きも有しており、山札を減らすエンジンであるはずの摩美々が常に小型に睨みを聞かせているため
相手のアグロ戦術に対してはエナジーラインに摩美々を置くだけで抑制できる。摩美々で揺さぶり、盤面をコントロールできると大きい。
前出しを抑制しつつ、こちらの小粒はBP下げによって有効打点を作りやすい。

デッキの中身がレイド元とレイド先で構成されているため、前に置いたカードが残ってしまってもレイドで有効打点になるし、虎杖等のバウンスにも強く出れる。

宿儺が最強ラインをキープしながらも指の機嫌に左右されやすいデッキ
ランスロットは上振れの出力が高く、平均値でも他のデッキをシャットアウトしてしまうような強さだが、引きに左右されやすいデッキ
であるのに対して
アンティーカは平均値が非常に高い水準ながら、下振れがとても上の方にあり、長丁場でも安定した勝率を出せるというデッキである。

簡単な所感はこんなところだが、その他の深掘りに関しては個別カードの項目にて記載する。

・個別カード解説

紫のシャニマスのカードから採用する可能性があるカード
今更すぎるアンティーカの振り返り

・0 大崎 甘奈

アンティーカじゃない。

入れてる人がそこそこいるカード。
アンティーカの0エナで山を掘るカードは三峰だけなので、このカードを入れることで最速で山20枚を目指せる。
一応、カード単体としてはアクティブトリガーが優秀。
また、相手のターン中に山を落とすことができるので0霧子や2三峰をトップに固定した状態でブロックすることで5000ブロッカーを用意したり、1面を3000に下げてブロックしたりできる。
上記の通り防御的なカードでありつつも、レイド元でも何でもなく命が軽いカードなので速攻で前に出して序盤の点をもぎ取り、適当にブロックしてカラートリガーで戻ったりと序盤のダメージレースに貢献するカードでもある。

主にミラー対決では先に山札を20枚以下にしたほうが有利なので、ONE BATTLEの方で活躍するカードに思う。BASICでは特に急いで山掘る必要もないと思っている。

デメリットはやはり特徴がアンティーカじゃないところで、最も重要な摩美々の2000焼きの確率が下がってしまうのが厳しい。2000焼きに失敗する、すなわち1点取れないという事なので、明らかに勝率が落ちる。イベントの8枚以外にアンティーカを入れたくない。
また、地味ではあるがSIDE:Yのカウントにならないところに気をつけたい。

・0 大崎 甜花

甜って文字は名前に使えないらしい

0のゲットトリガー。アンティーカじゃない。
レイド先を使用する際に採用する。
詳細はレイド先の方で。他のレイド元は割愛。

・0 田中 摩美々

ようやくスマホが摩美々を変換できるようになった。

よくあるレイド元のゲットトリガー。
アンティーカの0は3種しかないため、必然的に採用する事になる。
1500のBPがカスなので、ルーティングで捨てたり、恋鐘で落としたりする筆頭カード。
1摩美々の方がとても強いカードなので盤面にいる事が多く、ゲットしてもあまり嬉しくないカードでもある。
とはいえレイド元が不足する事が多々あり、次のターン摩美々を出す準備のためにトップに固定することも多い。

・0 三峰 結華

この世で最も強いルーティング

アンティーカの安定感を担保する一員。
他タイトルのルーティングと違い、レイド先が現環境最強クラスのグロースターであり、初動で使い捨てるはずのルーティング0エナカードがアドを失わずに4000に化ける。いつか4000に化けるため、2枚目以降も気軽にプレイでき、手札の質がみるみる向上する。勿論、レイド先を引く可能性も上がる。
そして1枚目のカラートリガーを無駄にしない。
紫ギアスなんかには出来ない芸当である。
また、数少ない即時ドローであるため、トップに固定したカードを同一ターン中に使用することができる。
また、三峰レイドからこのカードを出すと、追加で山が1枚減る事を覚えておく事。この1枚がかなり大きい局面は多く、どうしようもない時にこのカードが捲れるのを期待して行動しなきゃいけない場面が必ず来る。

なんとトリガーもアクティブであり、1摩美々と合わせて構築開始時点から8枚のアクティブトリガーが担保されている。何だこのデッキ。

・0 幽谷 霧子

0のカード全部に霧子写ってるし全部に乗れ霧子

なーんでトリガーないんだ。
でもデッキの中にある時はそこそこ使える。
例えば
・2三峰に1000振って4000アタック
・40001面を5000にしておいて虎杖ケア
・5摩美々と合わせてアクティブトリガーを貫通
パワーが2000あるので、摩美々で下げた4000の有効アタックになる。
序盤に使い捨て、終盤にカラートリガーや三峰で出して霧子2面レイドが基本動作である。
とはいえ、山にいないときはバニラ。トリガー欲しかった。

・1 田中 摩美々

アンティーカのアンティーカたる所以その②
遊戯王勢にいっぱい貰ったので何故か15枚ぐらい持ってる。
ありがたい。

これぞアンティーカ。
他ゲー勢からすると何が強いかわからない系カード。
まぁ、ユニアリでもないとこんなカード強く見えない。(星に願う杏より強いけど)
まず、このカードが初手にあるという事は先2もしくは後1でさらに上3枚が実質手札のように使えるという事である。つまり、このゲームの最大の問題点である「低エナ帯を一定枚数初手に引き込んでいないと特殊敗北」という負け筋を圧倒的に減らすことができる。勿論、本来山の3番目にあった2個玉を1番目にする事で5エナ到達事故も減らすことができる。
このカードもレイド元であるため、気軽に設置できる。というか、4恋鐘と合わせて毎ターン出し続けるのが基本の動きとなる。
詳しくはトップ固定の項目で話そうと思うが、このカードの役割としては
・初手事故回避+2個玉探し。
・有効カードを引き続ける。
・5摩美々で確実に2000除去の補助。
となる。
トップを変更できる状況なら、落とすカードを上へ、残すカードを下へ。
3枚の中に有効カードが2枚あれば次のターンエクドロ、ファイナルがあるならエクドロで掘って山を進めてもいい。
3枚の情報で、グロースターに乗ってもいいのかも判断したい。細かいテクニックだが、レイドトリガー三峰でワンチャン出したいカードがあった場合は、山札の3番目にしておく事。(ドロートリガーケア)

アクティブトリガーである。三峰も摩美々も盤面にいっぱい出したいので、盾のアクティブトリガーの枚数が透けやすい。気をつける事。

・1 月岡 恋鐘

トリガーがない(´・ω・`)

退場時に手札が回復するタイプのカード。
1エナのカードがもっと強いカードに変わるのは偉そう。
問題点は恋鐘であるという事。レイド元じゃないため、使ったAPが勿体無い。使った手札は返ってくるので序盤の展開を阻害しないかもしれない。
トップを変更してしまうのはメリットでもありデメリットでもある。
しかし、パワー1500というのが痛く、1コストであるため有効アタックを作るにはすでに遅いうえ、ブロッカーにもならない。
摩美々の2000ダウンから4000が有効アタックにならないのが痛い。このデッキのパワー1500と2000は雲泥の差である。
テキストのタイミングも退場時であるため非常に遅く、宿儺環境において頻出するカラートリガーを喰らった日には目も当てられない。
1エナのカードを増やして序盤をさらに安定させるという運用になりそうだ。
一応、1摩美々で見た3枚のゴミカードをリフレッシュできる。

・2 白瀬 咲耶

アクティブ2個玉

咲耶のカードだけ何故か2種類しかない。
摩美々を出したり、4000を裏出ししたりするために
必ず後ろに2個玉は必要。
グロースターで出せるこのカードは4枚積みたい。
序盤の目標として初手、摩美々の3枚、グロースターの5枚でこいつを見つけ出したい。

早めにこいつを出す事で早くに摩美々に乗れる条件が揃うため、相手の小粒前出しをけん制できる。

スーパー先行ゲーカードで、
1ターン目0エナ、2ターン目にこいつと小粒、3ターン目にこいつを残して2面だし、エナに2枚と三峰レイド1枚で3ターン目に4エナ以上をキープしながら3点を叩き出す。相手は摩美々にビビって小粒を出せない。

アクティブ2個玉の宿命として、盾に入ってたらうんち。
2枚目は要らないので気軽にルーティングで捨てれる。山トップから落とせる。
と思っていたが、3霧子が出せていない場合はキープする卓もある。2個玉2面+摩美々摩美々と裏置きしておくと、エクドロ挟んでも摩美々が2面出せるようになるため。霧子+咲耶+摩美々摩美々と置けていれば摩美々2面霧子1面という出し方もできる。

パワー2500なのでミラーでは前に出すこともある。

まともに運用できる唯一の咲耶。()

・2 月岡 恋鐘

トリガーが、ない…
最近のショップバトル優勝プロモは豪華ね
ただ、立ち絵なのはちょっと

器用なカード。
できる事は2つで、山切削or場外からアンティーカを山上へ。
トリガーもなく、レイド元でもないため常に当落線上にいる。
序盤は山切削、十分に落としたらアンティーカ回収と、低コスト帯ながら腐るタイミングが少ない。
最低限のパワーがあるので、ギリギリ先2前列プレイが許容される。3000で返されると悲しい気持ちになるが、トップから霧子か三峰が落ちる事を祈ろう。
このカードがデッキにある事で、序盤に捨てたり、摩美々が叩き落としたり、除去されたレイド先なんかを再利用できるため、プレイに余裕が生まれる。
4枚目以降の摩美々となる可能性がある。グロースターで山下に行っても必要枚数が足りる。

トップが見えてない時、摩美々で確実に2000除去を行いたい時に、2三峰を盛る事で2000除去を確定させる事ができる。
また、このデッキの基本的なプレイとして3ルックで見えた2三峰を常に一番下へ隠し続け、任意のタイミングで3000除去をするというものがあるが、このカードで2三峰を重ねれば4000除去に格上げする事ができる。
カラートリガーやグロースターで相手ターン中に場に出た場合は次のターンのドローを確定できるため、レイドラインの揃ってない方を盛る事が多い。

・2 三峰 結華

これを如何に上手く使うかが腕の見せ所
光ってない。普通の立ち絵だから微妙…

最強レイドのレイド元。
2/1/3000という優秀な数字に、いくらあっても嬉しいドロートリガー、そして山札から捲れて嬉しいテキスト付き。
減らしてるリストを見るが、このカードを減らす事で帰ってくるリターンって何?って思う。
まず三峰には絶対にレイドしたいので三峰ネームが強い。0三峰と2咲耶絡めた4エナ返しが理想ではあるが、このカードとレイド先含む手札でキープできてもそこそこ点数が高い。
グロースターから出る2コストというのも大きく、このカードでも三峰を連鎖できる。
2コストが重要な点がもう一つあり、エナライン2個玉1枚からプレイが繋がるため、3t2面前+霧子からの三峰レイドに繋がる。3コストと大きく違う点。
3000という数字が強く、先2で前にプレイすればほぼ確実にライフを防ぎ、山から霧子を落として4000ラインとなる。
しっかりトリガーも付いていて、盾から出ても山を掘ってくれる。優秀。
カラートリガーから出したいカード筆頭で、cipもないカードなのでルーティングで捨てやすい。
このカードの真骨頂は、やはり摩美々の除去ラインを引き上げる事。アンティーカに対して2000ラインではチャンプブロックにならないので、ブロッカーとして3000ラインを出されることが多いが、このカードを絡める事で除去できる。
摩美々のアタックを後ろに下げることで、アクティブトリガーの3000上昇も相殺可能。
毎ターン1摩美々と4恋鐘で3番目に隠し、2枚目が見えたところで摩美々を発進させて4000を取るというプレイも覚えておくと幅が広がる。
その性質上、早めにすべて見えてしまうと3000に触れない事が確定してしまうため、プレイ方針を修正する必要がある。また、それは相手目線からも同じなため、プレイする必要がない場合は手札に隠し続け、相手に易々と情報を与えない事。
ちなみにレイド元を秘匿するプレイングは宿儺相手に有効。レイド元が引けてないフリをしてバウンスを誘い、手からアクティブインして返すことができる。
初手グロースターで見えた場合は重ねて上の方に送ると、稀に一周して強引なリーサルになることがあるのを覚えておこう。

・3 白瀬 咲耶

トリガーがない
イラストが良い
咲耶は不憫

2枚目の咲耶。
山から落ちた時に誘発するシリーズ。このカードの場合は手札を一枚捨てると1/1以下のカードをリアニメイト。
考え方によっては、無料でキャラが湧いているのでAPを踏み倒している≒ファイナル1枚分。
しかし、山から落ちる必要がある、レイド元じゃない、トリガーじゃない、パワーが低い、グロースターから出ない、と弱い部分を挙げるとキリがなさそう。
1〜2積みされているデッキも稀に見るが、山から落とさなければバニラという関係上、少数採用の再現性は低い。
また、アンティーカは盤面が並びやすく、特に小粒の枚数にも困らないため、わざわざ展開するようなカードもない。条件が特殊な割に、出せるのが1/1以下のためレイド元ぐらいしかアクセスできず、手札も失う。盤面は8枚にして返すのが基本のゲームなので、4摩美々や4三峰のようにアタックフェイズ中に落ちた場合、テキストを無駄にすることもある。
このカードを使用して、テキスト使用しなかったことがある場合は抜いた方がよさそうです。
盾から出た時が虚無。カラーで盤面に出るわけでもない。
アンティーカ唯一の3500なので、環境次第では出番があるかもしれない。

・3 幽谷 霧子

3コスの2個玉、ヴァイスのX応援のイメージ

2個玉霧子。
2個玉なので、5コストの摩美々を出す際に2咲耶と合わせて必ず1枚は必要となる。
レイド元でもあるため、2個玉以外を使い切ってしまっても、有効打点を作ることができる。
また、トップ確認を有しているため、山札減らしの他
次のドローを確定させることができる。
2枚見れるのが嬉しく、両方アンティーカの場合に摩美々の焼きが確定する。

最終盤面で使うことの多いレイド先と、最終盤面まで居座り続ける2個玉の組み合わせの相性がいい。

・4 月岡 恋鐘

SR1種だからかなり安いデッキだったのに
この子がちょっと高い
イラストが良い
うちにユニアリをやらせたら
右に出るもんはおらんと〜
の人
ユニアリのカード持ってる方
オポ落ちしまくって泣きそう
勝ち取りたいものもらい

このデッキの潤滑油
後2でファイナル絡めて前に出すも良し、先3で展開するも良し。
山札から直接落ちると手札に入るので、アンティーカの数少ない手札補充ソースとなる。
本質は上に戻す3枚のカード。次のターンに引きたいカードを上に置いたり、次のターンエクストラドローをするのかをその場で決めたり。
一番は摩美々の焼きの点数を安定させること。
5摩美々と組み合わせることで、引きたいカードのみを引き、要らないカードは弾けるので手札の質で勝負できる。
試合中は1摩美々と4恋鐘を交互にプレイし、常に山上を把握しながら戦うのが理想。
アンティーカは運ゲーじゃない。常に未来を見通す力。
その性質上、4恋鐘か4三峰のどちらもが来ないゲームはかなり苦戦を強いられることとなる。
このカードは唯一アクティブイン出来ない4000ラインのカードなので、ブロッカーとして出したい序盤は前、中盤以降は後ろにプレイし、常に4000を用意するプレイングが要求される。(世界大会の3位決定戦がこのカードをうまく使えた試合なので参考にされたし)
迂闊に4000を横だしすると、相手とのラインの押し付け合いでチャンプブロックする事になるため、小粒を前、恋鐘は後ろ出しが安定することが多い。
4000を後ろに隠し、毎ターン次々と4000を供給するのをアンティーカ式波状攻撃と名付けたい。
また、出した後はバニラなのでもちろん優先的にブロックしてしまう。
紫のカラートリガーなのも優秀で、何故か0三峰がルーティングなので場外にカードを送りやすい。
盾に埋まってても山に埋まっててもアド稼ぐため、どちらにいてもかなり嬉しい。
山操作についての項目は別で話そうと思う。

・4 三峰 結華

グロ峰
こちらの絵の方が好みです
アンティーカの最強カード

アンティーカの切り込み隊長。
グロースターに何故かおまけがついてる。意味不明。
ちなみに紫のアンティーカしか出せないので注意。
グロースターなので、後列の数を失わずに前列にアクティブインする。序盤にファイナル絡めて出すのがアンティーカのブン回りムーブ。
ブロックされなかった場合、山札を1枚落とす事ができるので、序盤にこのカードを出した段階で2枚削り確定。0三峰や2恋鐘が出ればさらにもう1枚。相手としてはこのカードを優先的にブロックしたいので、先殴りが安定する。
山を落とす事ができるという事は、1摩美々で見た山3枚が弱くても、このカードで山を進める事ができるという事。(三峰からこのカードが出れば単体で可能。)
相手にブロッカーがいたら山上操作にコツがいる。詳しくは山操作の項目へ。
アンティーカベストムーブは、1t 0霧子、2t 1摩美々+2咲耶、3t 霧子摩美々前だしからの0三峰、3霧子、4三峰レイド。
これで3ターン目に3パンしつつ裏に5エナになる。
もちろん、1t 0三峰スタートで2tにしっかり2咲耶が出せれば、3t 4三峰からの4000レストインなんかも強い。
基本的にアドを失うので序盤にしたくないレイドだが、このカードは積極的にしたいカードである上、何故かレイド元が強いので出せば出すほど強い。
アンティーカの出力はこのカードに何回レイドできたかで決まる事が多い。
さらに、このグロースターは出ただけじゃなく常に山を削り続けるため、相手からの除去の対象になりやすい。数少ない除去をこのカードに使うおかげで、後続の摩美々が生き残るなんてこともザラである。
三峰が生き残っている間の山の速度はとても早い。
また、摩美々や霧子のレイド元が足りない時にこのカードから出せたりする。最後までワンチャンスあるカードである。
レイドトリガーなので盾からも出てくる。5枚見る効果は強制なので、トップを固定している場合は乗るかどうか考えること。摩美々と三峰の両方を後ろに置いておき、レイド2面受けをするのが良い。
アドを失わないレイドカードという事で、実質アクティブインのカードと換算できる。終盤の4000ラインの押し付け合いに対してアクティブインの4000はかなりクリティカルなカードなので中盤の3ルックで見えた際はレイド元と共に準備しておくと、摩美々や霧子が足りなくても強力な押し付けができる。

5枚も山が見れるので、三峰が複数枚場に出たときは山が1周する事もある。
なので、山戻しの順番も適当にしてはいけない。
最も強いのは2三峰を重ねて下に送る行動。いつか届いた時に摩美々で4000除去ができるかもしれない。
基本的にはそんなことは少ないので一番強いカードを上にしておこう。優先順位は2三峰→5摩美々→4霧子→スペシャルの順かな。

山が21枚の時に、霧子をレイドして出すと三峰が実質マスブロとして使える事を覚えておこう。余裕のある時に。

・4 幽谷 霧子

2回アタック火力の女
霧子有識者「横乳」
にこにこ霧子でアタック!!!

このデッキのフィニッシャー。
20枚以下で常時2回アタック。
中盤にレイドしても何も効果がないので、基本的には4000の並べ合いに、レイド素出しで参加するカード。押せ押せの時はたまにレイドして打点取りに行く。
2回アタックが常時なのが強く、相手からすると耐えても取りこぼすわけにいかない。
フィニッシャーとして充分な能力を発揮するためには、5パン以上を必要とするため、リーサルターンのアタックフェイズには前列を全てアクティブで埋めたい。詰めきれず、返しに前列を全て処理されてしまった場合、2枚目の霧子はフィニッシャーにはならないので終盤に山上固定する場合は注意。摩美々優先。

余談だが、2回アタックをわかりやすくするために一度目のアタックでレイド元を寝かすやつ、流行らせたい。(3位決定戦の配信参考)

・5 大崎 甜花

アンティーカじゃない。
かわいい

アンティーカじゃない。
スペシャルを使う時はアンティーカの枚数をちゃんと数える事。
レイド受けしたいデッキに採用されるらしい。
僕はかなり否定より。

後2で三峰、摩美々、甜花、2個玉と並べる事で全てのレイドを受ける事ができる。
レイドトリガーは最強と言われているが、果たしてそうだろうか。
確かに、アクティブであり、ゲットであり、AP踏み倒しでもあるレイドトリガーは捲れれば強い。しかし、エナジーを貯めてレイド元を用意する必要があり
レイド受けを作るプレイをしなくてはならない。
しかし、レイドトリガーが盾から出てくるかは完全に運である。
甜花はアンティーカにおいてダメージ2のバニラである。ダメージ2は7割マスブロと同等の意味なので相手の面を削るテキスト。一方摩美々は山を掘り、面を削りながら打点を入れてくる。
小粒にブロックされている間はバニラと同義。
つまりこのカードの一番強いタイミングは、先3か後2のブロッカーのいない時であり、基本的に4000マスブロ及び素出しとして運用するカードという事である。
もちろん、相手がこのカードを処理できずに場に残った場合は返しでスペシャルで面を開けてライフをもぎ取れる。最強か?
摩美々と両方出せた場合に、小粒を摩美々で除去してダメージ2を押し付けるという行動ができそうだが、アンティーカに上振れを期待するのはデッキの特性と合わない。
レイド元と合わせ8枚入れた場合、デッキの中の3割強がアンティーカではないカードとなり摩美々のヒット率が下がる。
ヒット率が下がるという事は摩美々の脅威度がそのまま落ち込むという事で、甜花が見えた瞬間に2000以下の前だし攻撃を喰らう可能性が高い。実質的に防御力が落ちている可能性すらある。

ちなみに3種後列レイド受けは、4恋鐘後ろ出しができないのでアンティーカ式波状攻撃ができない。どれか1種は諦める必要がある。

次の規制発表の際にアンティーカの4000ラインにダメージを受けた場合、アルストロメリアしか残りの4000がいないので採用に至る可能性が残されている。アクティブ取るなら甘奈?4コスゲットなら千雪?いずれにしてもかなり厳しい。

・5 田中 摩美々

諸悪の根源。最強。
むめめ
ももも

アンティーカをアンティーカたらしめる1枚。
このカードの存在が、フロントラインの2000以下のカードの人権を許さない。このいたずらっ子め
摩美々の影響で抑えられてるデッキも多いだろう。
(紫ヒロアカとか、デイジーオーガアルターとか、その他いろいろ小粒を許さないカードはあるのだが、アンティーカはシェア率が非常に高いため)
このカードが生き残って帰ってきたらほぼ勝ちなのでは?というぐらいの性能で、一度アタックするだけで山札が2枚なくなり相手の面が1枚減る。
高効率で山が減るので、アタックすればするほど強い。
20枚以下で摩美々が覚醒しインパクトを持つ。
アンティーカのフィニッシュは霧子で削って摩美々で刺す。
摩美々が攻撃できないと2000を取れない上に山も減らないので、基本的にはスペシャルトリガーをケアして最初に攻撃しなきゃいけない。道中はいいのだが、終盤ではインパクトは最後に攻撃したいので少し噛み合わない。
このカードの強いところは、パワー4000単体の相手に対して、先に2000下げから入ることで後続の2000アタッカーが全て有効アタックになるところにもある。
これによって、序盤に点を稼ぎやすく点を稼いだ小粒達はチャンプブロックしてもいいが、相手のブロッカー次第ではレイドして更に有効打点を取りに行ける。アンティーカは下が全員レイド元なのが本当に強い。

唯一の5エナカードではあるが、アンティーカの動き上裏5エナは必須の動きなので自然に5エナ維持でき、1摩美々の性質上、積極的にエナジーラインに現れるのでこれまた自然にレイド受けできる。
3t三峰レイドからグロースターで場に出て、ダメージレイドトリガーで完全に宇宙モードに入る。
また、摩美々を2枚並べる事で合計4000マイナスとなり、一般のカードは焼却されてしまう。
そのため、2000下げられたキャラを相手はブロックで捧げるか、次の摩美々でアンティーカ以外を捲る事を祈りトリガーに期待するかの選択を迫る事ができる。(デッキのアンティーカ率を上げたい理由がここにもある)
1枚目でインパクトがついてしまえば、後者の選択を強要でき、もちろん再び2000マイナスに成功すれば更に1面奪い取る事になる。強〜〜
2三峰と合わせるとアクティブトリガーすらケアができる。

その性質上、全ての摩美々を使いたいのでキープしていると、レイド元が不足したり5エナに到達しなかったりで手札でもたつくこともある。
序盤のルーティングや恋鐘の山落としで使わない分は思い切って捨ててしまうのもあり。摩美々を捨てることで手札に被ってるアピールもできて完璧。

・2 やけん、何の話〜!?

かわいい

まぁまぁなエクドロをするカード。山を2枚減らせる、山の上を変えられる、山を回転させられる。
ドロートリガーなのはアリ。
※アンティーカじゃない。
この手のイベントの特徴として、1ターンに3回しか行動できないゲームの1回がこれ?という事である。
APを1使うと盤面に1枚カードが出る。イベントを使うと出ない。単純明快で弱いカード。
このカードを序盤に使えば盤面に遅れをとり、損なく使えるタイミングといえば盤面に余裕が出てきた時であり、そうなればエクドロを行えば良い。
有利な時に使用価値があるカードは平均値がとても低い。
ちなみにエクドロと違い手札は増えてないので恋鐘を落とさなければ単純に損寄り。

・3 Summer for Us

アンティーカじゃない

山を3枚掘るカード。アンティーカじゃない。
ゲットなどで雑に増えたいらないカードを捨てながら山を3枚掘れる。やけんより効率がいいが、同等の理由で評価が低い。
そもそもアンティーカは手札の枚数が少ない代わりに質が良く、このカードと噛み合っていない。

・3 七草 はづき アシスト

ファイナルトリガーはトリガーじゃない

ファイナルトリガー。アンティーカじゃない。
このカードについてはいろんな意見があって割れそうだが、アンティーカにおけるファイナルの役割を挙げ、採用枚数に対する意見を述べようと思う。
・後2グロースター
これが決まれば先手後手の差が逆転するぐらいのパワーがある。確実に山を進め、2個玉を置ければ摩美々のレイド受けもある。
・先3の4パン
そこまでする必要ある?
・先3、4000多面出し
決まった時の制圧力が高い。後手からの対応としては同じく4000を出すか、チャンブロ+4000の並びを行い、アタック回数を負けないようにするしかない。
スペシャルで複数面取られても、盤面が足りずにこちらの残りが全て有効アタックになる。
・後手の取り返し
例えば上の行動をされた場合は、後手側はファイナルを使い行動回数を増やす事でカウンター出来る。
・詰めでの摩美々2面だし
これについては、ファイナルがあるとかなり再現度が上がる。前のターンのトップルックで摩美々や霧子やスペシャルを複数見かけた場合、エクドロで2枚手に入れればリーサルなのに、という事に遭遇しやすい。
また、レイド元が手札、盾からレイドトリガー等で4回行動が必要になる事も多い。
・グロースターの保険
山上がわからない状態でグロースターを外した際に繋がらない場合の保険。
・ファイナルトリガーとしての利用。
グロースターや道中で見かけなかった際にランスロットのダメージ2を受ける覚悟をあげるため。
トップ操作でファイナルを仕込んで有効ファイナル2回は良く狙う。
・エクドロによる山削り
おそらくこれが最も基本になりそう。
使えるカードに対して複数枚ファイナルを使用できることは多くないので、基本的に手札にかさばるのがファイナルトリガー。手札にファイナルトリガーがあれば、最低でもエクドロで1枚山を掘ることができる。
無料で山を1枚減らせるカードとしての運用。

あると嬉しく、重なると悲しいカード。
特に、アンティーカは盤面が埋まりやすく、アクティブトリガー等で面も残りやすいのでAPが余るタイミングが発生しがち。どうしても1枚枠を作りたければここになるだろうか。
全国決勝では、迷わないプレイをするためあえて減らして2恋鐘に枠を譲っていたが
世界大会ではランスロットが猛威を振るうと想定して、序盤から大きく立ち回るべく4枚採用に戻した。

実際、ファイナルを序盤に大量に使ってターンを前借りして面を展開、後からエクドロで回復していくという行動がランスロット、アンティーカミラーにおいてかなり刺さる動きとなった。
逆に宿儺に対しては小粒による立ち回りに重きを置き、相手のレイドに対してファイナルとスペシャルで立ち回る動きができた。
なので、今この時点でのまるまる新聞的評価は4枚で正解だったと思います。

恋鐘で見えた時は、エクドロ等で手札を貯められる状況ならキープ、そうでないなら場外でいいと思います。上に置いてドロートリガー期待もアリで。

・3 マジカル*スカイレース

活躍できそうな数少ない咲耶

アンティーカじゃない。
相手の前列のブロッカーを排除し、呼び出したレイド元を摩美々で焼くというコンセプトのようなカード。
これもまた有利な時に強そうなカード。
個人的には、ONE BATTLE(争奪戦)の時に活躍しそうだと思っていて、争奪戦に出る時は4霧子、ファイナルの枠を1つずつ減らし、2枚採用していた。
アクティブトリガーが増えるので同型やインパクト押し付け(ノクチル)に対して強気に盾受けができ、攻め時は樋口円香を裏に送ってレストされずに霧子で詰め。みたいな事ができる。
できた、が、最近はケアされてるのか後ろが2個玉小糸だけみたいな状況になる事が多く、抜いてしまった。
地味に1ドローがついてるので、山操作の順番を間違えない事。

・4 SIDE:Y

見切れがち

アンティーカのスペシャルはアンティーカの数×-1000。
よわい…
スペシャルが弱いのはシャニマスの宿命なのか。
スペシャルがマイナス補正なおかげで、最近増え始めたマイナス修正を受けないカードを取る事ができない。
また、最低火力を担保するのに盤面が4枚必要なことに注意。(世界大会予選で1敗)
アンティーカは除去が少ないと言われがちだが、トップ操作によりグロースターによって下にいったやつ以外は全て回収できるため、見た目より除去を持っている。
4恋鐘で見つかった際、摩美々で2000を焼きたい時はやむを得ず場外へ送る。基本的には一番上に置いておき、次のターンに引く。
とは言っても大型と相手できる除去レイドがないので、打つ相手は慎重に。
ちなみに、アンティーカじゃない。

とりあえずカードリストは以上!!長え!

ここからプレイングのコーナー〜

・マリガン

特に考えることはない。繋がってたらキープ。
繋がってなかったら問答無用でマリガン。
後攻で、0三峰1摩美々3霧子4三峰ファイナル
みたいなハンドで、マリガンするよりも上4枚に期待した方が繋がりそうで強そうな場合のみキープできる。

・プレイング

先攻
・1t
0出し。出す優先度としては3ターン目に小粒出しプランが見えているなら霧子、三峰、摩美々の順番。
三峰レイドから入るなら三峰から。
前出しから入るなら三峰は温存。
繋がるか怪しい場合は三峰から。
・2t
0〜1出し。理想は摩美々で次のドローを確定させて、咲耶を出す。これまでに三峰が出せていればレイド受け。
・3t
咲耶を出せている場合:相手のタイトル次第だが、宿儺、ランスロットなどの小粒に弱いタイトルなら咲耶を残し2枚前。後ろに三峰含むもう一枚を出して(理想は3霧子)三峰レイドで3パン。
出せていない場合:エナジーラインに5玉出す動きを最優先。三峰出し、三峰レイドから咲耶を探しにいく。
足りない場合も前に4000を並べる。

2面前だし三峰レイド3パンか、三峰レイド+恋鐘前出し並べは要検討。

後攻
・1t(3/4 追記)
1摩美々が手札にない:三峰優先。1摩美々出したい。
1摩美々が手札にある:霧子か三峰か。
手札が強くて捨てる手札がなさそうなら摩美々で見た要らないカードを捨てるため三峰は2ターン目
基本的には4三峰を探しにいきたい。
三峰→摩美々の順なら4枚見れるので、手札が揃ってない場合はそちらも検討。
霧子→摩美々、2t三峰の場合は摩美々のルックから2枚触れる。
三峰が2枚以上あるなら三峰からでもよい。
・2t
ファイナル絡めて三峰レイド。もしくは恋鐘タップインが出来れば上々。
もしくは5エナためレイド受け。
ここまでできなければ厳しいが、小粒多めなら前だしで稼ぐ。
・3t
相手が4000レストイン並べの場合は、レイドして殴り出すのもアリ。こちらの方が攻撃回数が多くなるように考えて行動。
道中で恋鐘が見つかっていればエナジーラインにレストインしておきたい。
先攻4000並べに対して、三峰レイド+2面4000が決まれば、殴り回数を追い抜ける。

ここからは環境デッキに対する立ち回りで考えてる事を

・vs宿儺
微有利。
宿儺は小粒除去をカラートリガーに頼っているため、前だしが安定する。パンダや2虎杖に返されるが、BPマイナスや前レイドで有効アタックに変更していきたい。道中で見えた2三峰を山に埋めつつ3000以下を釣り出して摩美々で3000取りたい。
使えなくなった小粒はさっさとブロックに回し、並べた4000でひたすら攻撃し、立て直す余裕を与えたくない。
最速で20枚にして最強の霧子で詰める。
スペシャルは温存し、宿儺に向かって打つこと。
5宿儺4枚入りは苦手。

・vsランスロット
不利。
じゃんけんに勝つ。(
3t2面だし三峰で3点取る。
小粒で打点を作りたいので、後列に2個玉を2枚並べたい。
道中で発見したスペシャルは必ず回収し、使用は温存して、エアキャバに対して使う。
小粒で打点が入れられそうならスペシャル使って押し込んでもいい。
キャバを立てられ始めたらどうしようもないので早期決着を目指したい。
目標はキャバ立ての返しにスペシャル2枚リーサル。

・vs紫ギアス
有利
手数と4000ラインの質で押し合いに有利。
気をつけるのは先3や後2で1面前だしをマスブロで取られないようにすること。
ガウェイン2枚+3ルルーシュや、紅蓮弐式を絡めたロングリーサルがきついので、しっかりブロッカーを立てて序盤からブロックしていく。
相手のエナジーラインをよく観察して、ガウェインと紅蓮のどっちから来そうか予想してこちらのフロントラインを決めると良い。

・七海宿儺
5分(序盤有利後半不利)
七海型は0エナが全て1500ライン、1エナは七海の2000のため、序盤の霧子出しが安定する。
七海は防御力が高く、後半になるにつれて打点が通らなくなるため、序盤にダメージを稼いでおきたい。
後半は、1七海・4七海で2面守られるので、本当に打点が通らない。向こうからは虎杖と宿儺で打点を稼がれる。虎杖にバウンスされてもいいように、常にレイド元は用意したい。
4七海が山15枚以下になり、残業を始めた場合は、変にパワーを下げずにソフトキャッチさせる事でレスト効果を無効にできる。リーサル取れる時は気をつける事。

・紫アンティーカ(ミラー)
先攻超有利
ミラーは先攻が流石に有利。
先に4000を並べられるので有効攻撃回数が先攻の方が上。
前列がガラ空きでスペシャルを持っているなら積極的に前だしで摩美々を誘ってもいい。摩美々はどうせ1面しか取れないので。
また、ミラーにおいて相手の摩美々が生き残るのは本当に負け直結なので山操作でスペシャルを探しにいき、摩美々の返しには必ず使うこと。

・紫BLEACH
有利
4000アクティブインの回数が明らかにこちらが上。こっちは小粒チャンプブロックできるけど相手はできない。
デッキの中のアクティブトリガーが相手の倍入っているため、殴り合いに有利。
3000アタッカーは恋次レイドトリガーでも焼かれるので、なるべく霧子で1000パンプかけてあげよう。
スペシャルは恋次優先で。3500ルキア採用パターンの場合は4000ルキア優先。
また、基本プレイングだが場外を増やされないためにレイドしていない方を除去しよう。

・山操作について

山操作を極める事がアンティーカ上達への近道。

山操作ができるカードは
・1摩美々
・3霧子
・4恋鐘

山上を変更できる(プレイアブルな)カードは
・0三峰
・2恋鐘
・3霧子
・4三峰
・4恋鐘
・5摩美々

・4三峰殴る前の3枚。
最悪手札に来ていいやつが一番上。絶対に欲しいやつを2番目にする事で、三峰の攻撃が通らなくても、手札に来ていいやつが来て、本当に欲しいやつはエクドロで手に入る。はづきアシストが上になりやすい
・次のターンの4三峰で出したいカードが見えた
1番下に置くこと。2枚目に置くとドロートリガーで山がズレてドローフェイズに引いてしまうため。
・2三峰が見えた。
なるべく下へ。摩美々を出す算段がつかない場合は、カラートリガーから出せるように場外へ。
・1摩美々で4恋鐘が見えた。
最序盤で、手札に落とせるカードがある(3霧子or4恋鐘)→落とせる位置へ
落とせるカードがない→1番上で次ターン回収。
中盤以降は摩美々や三峰次第で。直接ドローするのは弱めなので、なるべく落として拾いたい。
・最終局面(はづきアシスト)
ターンが帰ってくるかわからない時。
当然上に仕込む。ただしここで本当に欲しいカード(レイド摩美々等)を2番目にしてしまうとファイナルトリガー2回目の解決でライフに行ってしまう。
ファイナル2回の覚悟があるなら3番目に置くこと。
ここで3枚目のカードを引くことができるのは0三峰しかいないので、手札に余裕があったら温存しておくのもいい。

・最終局面(その他)
摩美々ラインを優先して上に残す。ドローエクドロ両方プレイでインパクト①を決めたい。
というか、摩美々ラインが見えたらライフ1まででもこのターンに削りたい。
ただし、無理に欲張ってスペシャルやレイドなどされよう物なら負けなので、次のターンの動きもイメージして行動すること。

・細かいプレイングメモ書き(追記の可能性あり)


基本的には強い行動を押し付け続けた方が強い。
攻め手を緩めずに手札カツカツから強引に勝ち切るプランを取る事が多く、4ターン目には手札3枚でーすとか。
理想はエクドロ+三峰レイド+裏恋鐘出しみたいなのを毎ターンやりたい。

トップ操作は出来る時は毎ターン小出しでやりたいが、レイド素出しするぐらいなら恋鐘は連続で出した方がいい。

2ターン目2面前だし三峰レイドをする場合
初手に設置する0エナは霧子の方がいい。
3ターン目に三峰裏出しレイドの方が1点打点が増えている。
もちろん、4三峰が引けてない場合は0三峰で探しに行く。

ドローすると山が減る(あたりまえ体操)
20枚以下にするためにはたくさん引いた方がいいので、余裕があればエクドロを選択する。
また、ドロートリガーは山を減らすカード。次のターンどうしても届かない場合は覚悟を決めて打点を受けてみるのも手。

ライフが大事な並べ合いの時は、4000裏、小粒前で出す事。
全部4000にするとどうせチャンプブロックする事になり4000ラインを失うため。

先攻3000前置き。
どのデッキでも同じだが、先行3000前置きされると後攻はファイナル絡めて4000を出すしかない。
アグロ的戦術をしてくる相手に有効。
ちなみに3000が三峰のため、4000が通らなくなってもレイドや霧子パンプで突破できる。

霧子+摩美々の詰め手順
基本的はインパクトは最後にしたいが、2000以下がいたり、山が足りない時は摩美々から行く必要がある。
霧子+霧子の場合
1枚目2回アタックの1回目、2枚目2回アタックの1回目の順でアタックする事。スペシャルトリガーのケア。

山20枚以下の時
無理に掘り進める必要はない。滅多にない時間切れの時に山が少ないと損をするし、見えてない重要カードが落ちる可能性も高い。
ただし、三峰で見たカードまで辿り着けそうならそこまで全力で掘り進めるのはアリ。

ルーティングディスカード優先順位
①2枚目以降の咲耶(霧子無し+2個玉2つ置きたい場合を除く)
②乗れない摩美々・2三峰(いつまで経っても乗れない摩美々はカードじゃない、2三峰はカラーで出たら強い)
③0摩美々・0霧子の下を持っている方(弱いカードだが、捨ててレイド元欠損は×)
④4霧子・3霧子(霧子は最終盤面以外ではバニラのため。)
⑤カラーで出るやつ(カラーで出るやつは3霧子や4恋鐘で勝手に落ちがちなので。盾1枚目に間に合わせるならここで捨てる)

・まとめ

以上紫アンティーカでした。
発売から使い続けていますが、僕を日本3位&世界3位に連れて行ってくれた相棒です。
カードの引きがブレやすいユニオンアリーナというカードゲームにおいて、かなり再現性が高い山となっていて、運に左右されづらくプレイングに集中できます。
アンティーカで2回入賞しているため、アンティーカのデザインをしたバンダイの方にお話を聞く機会がございました。
「初めて商品を買う方でも作りやすいようにをコンセプトにしました」
とお聞きしまして、確かに、SRも1種類しかなく集めるのが難しくないので初心者にもおすすめのデッキとなってます。
ただ、恋鐘の高騰は予想外だったようで、頭を抱えていらっしゃいました。

環境トップは誰が聞いても宿儺とは思いますが、現在のTOP3は宿儺、ランスロット、アンティーカであることは誰の目からも明らかで
僕目線それぞれがそれぞれに有利に見え、良い三すくみになっています。
が、CS環境においてこの3タイトルが他のタイトルの存在を薄めてしまっており、個人的にはバランス自体はいいと思うのですがやはりシェア率に差が出てしまっています。
特にアンティーカは作品人気が非常に高く、カードも集めやすいこともあり、使用率が高く、さらにその他のデッキとの相性が良いので、同じく低tierのデッキを喰い物にしてしまうランスロット、圧倒的強さとシェア率で規制されると宣言されてしまっている宿儺とともに何かしらの制限を受けてしまう可能性があります。
アンティーカはカードプールが狭く、制限を受けてしまうと致命的なので、他のデッキを強化する形でバランスを取ってくれた方がいいなと思っています。

世界大会では、海外の方が意外とアンティーカを使用していまして、3人の方がアンティーカを使用されていました。日本勢も3人アンティーカを使用していたので、6/16アンティーカという結果に。
ちなみに宿儺も6/16、ランスロットが3/16、ゼロカレンが1/16という使用率でした。

予選は日本勢8人の海外勢8人
決勝ラウンドはこうなりました。

3タイトルしかいない!!
海外勢と会話を楽しんでいた時に、通訳の方に
「このゲーム、ポスターには鬼滅の刃あるんですけど、使用してるデッキがみなさん同じで鬼滅の刃を見ないです、なんででしょう…?鬼滅の刃ぐらいしか知ってる作品がなくて…」っていう素朴な疑問を受けてしまいました。
一応しっかり回答しておきました!

世界決勝大会については、また後日noteにてレポートを書きたいと思いますので、ぜひご覧いただけますと喜びます。

気がついたらかなり長くなってしまった。
全国後から書き始めて、世界大会の前にプレイング晒すのも違うと思って一旦筆を休めていたせいで、構成がぐちゃぐちゃで読みづらかったかと思います。申し訳ございません。
また、何か書き逃しが絶対あります。思いつき次第追記していきたいとは思いますが、
何か質問等あれば、Twitterやショップで直接聞いていただけると頑張ります。
ユニオンアリーナをやるホームのお店はありませんが、都内によく出没します。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
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