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オーディオインターフェイス内のOPAMPを交換する。

毎回の事ながらこの記事は改造を推奨するものでなく、分解、改造をする際は自己責任で。

少し前に買い替えたオーディオインターフェイス TASCAM US-2×2HRだが、購入時に電解コンデンサーを交換してから特に音質に不満があるわけではないが、更なる音質向上を目指す事にした。

オーディオインターフェイスの内部、既に幾つか電解コンデンサーを交換してある。

このオーディオインターフェイスのコーデックIC(CS4272)の出力側にはNJM4580のSOPパッケージが使われていてLPF回路を構成している。オーディオの世界ではDAC出力のI-V変換に高性能OPAMPを使用すると音質が向上する事が知られている。このコーデックICは電流出力ではないが、交換する事にした。NJM4580でも過不足はないが、出来ればもっとスルーレートの高いオペアンプにしたい。ならば何に替えるかと考えたがそう言えばDAPのヘッドホンアンプをNJM8830に替えた時に余ったMUSES8920Eがあったのでそれと交換してみた。

交換前のNJM4580、基板が汚れているのは購入時に電解コンデンサーを交換してるから。

NJM4580と比べると入力段がFETでスルーレートが高かったりスペックはNJM4580より優れているのでぴったりだ。後、後段にもNJM4580がついてるが、パッケージが違うのでそのままにする。早速試聴するが低音と高音が出るようになり、音の押し出しも良くなった。

MUSES8920Eに交換した基板

これで編集作業もはかどるようになるか?

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