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不登校過去最多①教室は小さな社会

学校の教室は小さな社会です。
大袈裟に言ってしまえば
私たち大人の社会のミニ版、初級編です。

やさしい繊細さん、感覚がとっても敏感さん
あわてんぼさん、うっかりさん、
活発さん、おすましさん、
がんばりやさん、マイペースさん、
勉強すきさん・嫌いさん、運動好きさん、嫌いさん
グループ好きさん、我が道好きさん
賑やか好きさん、静けさ好きさん  etc

タイプいろいろ、同じ子なんて一人もいないのです。

長ーいこと学校に勤めていても
毎年、毎年、
同じ雰囲気のクラスとか、同じ勉強の進め方なんてありえないのです

加えて、
学校は賑やかな場所です。
一人になれる静かな場所は無いに等しいのです

HSP ASD ADHD LD 等の言葉だけではおさまり切れない子どもたち!
心地よい居場所が
なかなか見つからない子どもたちも出てくるのが現状です。

それぞれの子どもたちにとって
居心地のいい場所があればなあ と、つくづく思います。



学校の4月、初顔合わせ!
40人!どうやって まとめていこうか
・・・毎年、毎年、案を練ります
少なくとも3日以内ぐらいに、パパパーっと雰囲気を的確に判断して、
いざ!出航ー!
後は 微調整の繰り返していくのです

9月、
解き放たれていた子どもたちが集団に帰ってくる!
雰囲気の変化を瞬時にしっかり観察し、判断し、
迷わず、恐れず、仕切り直して、
いざ出航ー!となります

1月、
新年を迎えて心新たに!  心穏やかに・・・
4月と9月の判断が、まずまずであれば大丈夫!


1年は長いです。
集団に入ることが難しい子等が
ゆっくり過ごせる場所が校内にできたらなあ!
と、長年 考えています。

考え事をするときは、静かな森のカフェで


不登校が増えた原因は?と、検索してみました
・学校、先生、家庭、体調、個性・・・
いろいろ、いろいろ たくさんの原因
と思われることが記事になっていました。
原因ばかり探ってもなあ~

不登校になったからといって
原因をほじくりあうのは将来性がない
学校とか、家庭とか、本人の個性とか・・・
誰かのせいになんかしないでほしいと思います

児童・生徒は
教室というコミュニティや担任との相性でなやんだり
家庭のできごとを一人で抱え込んだり
特性ゆえの生きづらさを感じていたり
大変だと思います

多様性が受け入れられつつある今だから
我慢に我慢をかさねなくてもいい時代になったからこその
工夫改革してほしいと思っています

多様性が認められる兆しが見えている現在なのだから
もっと、多様に解決策を考えてほしいとも思っています

今までの枠をとっぱらって教育改革したらどう?
現場を離れて久しいmarukoは勝手に考えます


船長さん(先生)の舵取りによっても、
お客様(子どもたち)の個性の集まりによっても
船内(学級)の雰囲気、いろいろ変わります。

やさしくしたり、厳しくしたり、
なだめてみたり、諭してみたり
待ってみたり、急がせてみたり
寄り添ってみたり、手放してみたり
叱ってみたり、怒ってみたり 
いろいろ、いろいろ、
小声、大声、緩急つけて


でも でも でも・・・
どの子にもピッタリ合うかと言われれば
ご要望通りに 上手に完ぺきになんてできないのです

学校の先生だから 
みんなをきちんと指導出来て 当たり前でしょ!
なんて言われそうだけれど・・・ね

庭の緑で ほっと一息

学校の先生の立ち位置は 
 生徒40人:教師1

生徒や親からの立ち位置は
 生徒個人:教師 1:1
 子の親としての私:教師 1:1

集団を基に個を見ている教師と
家族を基に個を見ている家庭が
お互いの立ち位置を十分理解して
連携しあって、協力ほしいと切に願います。

先生!
一斉指導と個別指導の組み合わせ、
もっともっと工夫してみませんか?

お母さん!お父さん!
我が子の良さを引き出す方法考えてみませんか?

学校は小さな社会!
大きな社会に飛び出す前の練習場所!
多様な経験を積ませてほしい!
多様な個性を認め、それを生かしてほしいです。

登校して元気に学ぶも経験!
登校したくないと意を決して行動するも経験!
すべて
生きる力を育むための学びです。

社会や環境の変化による様々な要因はあるけれど
登校をするのがつらいと口に出して言うことができ、
それをわかってもらえる時代になってきたことも
不登校増加の原因になっているのではではないでしょうか。

校内学習室を計画し
多様なものの見方ができる方が一人でも常駐してくださったら
登校する子が出てくると思います。


今の時代、多様な時代に合う学校への 
方向転換をしてほしいと願います。

久しぶりに語らう。 ゆっくりと


そんなこんなを考えて
ぐるぐる思いを巡らせて
明日へ明日へ どんどんどんどん先延ばし
書き始めてから1か月も過ぎました。

だらだらだらと過ごしているそのうちに

ちょっと いいかしら?

近所のママ友ならぬババ友が
玄関先にやってきた

お孫さんのこと!  

う~ん、と唸りたくなる

心配でしょうけれど
子のことは親に任せてね・・・

電話が来たらお願いね、相談に乗ってね

いいですよ  ではまたね

電話は来なかった・・それはそうね・・・



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