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古民家リノベ

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2018年〜2021年の約4年、近所の推定築150年の古民家をリノベした話。完結しています☆彡
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【古民家リノベ㊵ 最終回】本当の終わりは、まだまだ見えないけれど。

【古民家リノベ㊵ 最終回】本当の終わりは、まだまだ見えないけれど。

寄り道しまくりだったリノベシリーズもやっと、終わりの時が。

いや、詳しくは今現在も直したいところ、終わったのこれ?なところは盛りだくさん。

だから、きっと随時また思い出したように書いていくかもしれないが
シリーズとしてはいったん終わらせる。

キリがないから、ホント。


コチラでもビフォーアフター早々公開してるけど、改めてもっかい
紹介☆彡(後で見返したら所々抜けてるし)
総集編?なので各

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【古民家リノベ㊴】高所恐怖症者の外壁塗装の抜け道

【古民家リノベ㊴】高所恐怖症者の外壁塗装の抜け道

今年は少雪。の予報通り今のところ例年に比べて雪は少ない。
無い事は無いんだけど、本当に少ないし、時に雨が降ったりするので増えたり減ったりの雪具合。

雪が少ないのは生活の上では都合がいいのだが、環境の事、雪がある事で助かる事を考えると、どう見たって「良い事」とはいいがたい。

さて、改装。

いつの間にか、ほぼ書ききった感があったのだが、補足?的に我が家ならではなセルフビルド・ⅮⅠYの記録をもう少

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【古民家リノベ㊳】古民家に突如現る、マルコヴィッチ部屋

【古民家リノベ㊳】古民家に突如現る、マルコヴィッチ部屋

いよいよ、本当に終わりが見えてきた改装シリーズ。
なにかと抜けているところはあると思うのだが、このシリーズを振り返るとほぼうちの改装の様子が分かってしまうという赤裸々キロク(誰得?)横道にそれまくっているし、拙い文章でまとまりもないほぼ私の健忘録なんだけど。

そんな訳で

2階、というか「1と1/2階」?いや「7と1/2階」、いや「マルコヴィッチ部屋」ができるまでを振り返る(どういうこと)

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【古民家リノベ㊲】憧れの屋根裏部屋生活・・・もどき。

【古民家リノベ㊲】憧れの屋根裏部屋生活・・・もどき。

個室が出来たので、続いてはその奥に続く「屋根裏部屋」と「長細小部屋」を作っていく。

いよいよ図が必要な家屋構成になっているのでちょこっと・・・

図の空洞?部分の真ん中があの藁がグワッシャーっとあった藁置き場。藁置き場兼獣の寝床(兼、獣のお手洗い・・・)

いつまでも「藁置き部屋」と言ってはなんなので、素敵に「屋根裏部屋」と言えるよう変えていきたい。

ちなみにだいぶさかのぼる解体の様子はこちら

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【古民家リノベ㊱】2階をつくる。二つの個室ができるまで。

【古民家リノベ㊱】2階をつくる。二つの個室ができるまで。

このリノベシリーズ、自分で書いておきながらいったいどこまで続くのだろうかと思っていたが、なんだかんだで1階はほぼ書ききったので、ついに2階へ。

一見、綺麗な増築部分の個室たち

「古民家~」っていう感じではない増築部分。もともとは平屋建てだった家をその後何回か(少なくても2回)横や上に増築している為、場所によってはそういった部分もある。
一見「この部屋たちは、まあ塗り直し位でもよくない?」ってい

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【古民家リノベ㉟】悲願?念願?執念?薪ボイラー導入

【古民家リノベ㉟】悲願?念願?執念?薪ボイラー導入

この家はやたら薪(材木)を必要とする家である。
何故ならば薪ストーブの他に「薪ボイラー」なるものまであるからだ。

改装するにあたり、たっての希望で(特に母の)薪ボイラー導入する事になった。実は薪ボイラーの存在を知った時から(いつや)導入したいと思っていたそうだが、導入するにはリフォームするにしても、大幅に変えなくてはならないし、また家を建てるなどと言う事にならない限り無理だと諦めていたらしい。

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【古民家リノベ㉞】薪ストーブ設置~屋根の上でダンスなストーブ屋さんと~

【古民家リノベ㉞】薪ストーブ設置~屋根の上でダンスなストーブ屋さんと~

もうすっかりストーブの季節。
耐え難いほどストーブな季節。
我が家にはこたつが無いのでなおの事ストービーな季節。

ストーブはストーブでも、薪ストーブ。

そういえば、薪ストーブの設置についてはまだ書いてなかったなあという事で、今回は薪ストーブ設置に伴うもろもろの記録を掘り起こしてみる。

まずは床づくり(あのタイルの登場)

あのタイル、、、玄関でも使ったが、主にこの薪ストーブの下に使うためにネ

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【古民家リノベ㉝】床の間と仏間とトイレと洗面所と緑豆もやし箱と。

【古民家リノベ㉝】床の間と仏間とトイレと洗面所と緑豆もやし箱と。

お久しぶりの改装シリーズ。忘れた訳ではないが、書き出すとモリモリあの頃の想いがサルベージされて楽しいのだけど、書き始めるまでがなかなか大変。寒い日にお風呂に浸かるとあったかくて幸せなのだけど、寒い中お風呂に入るまでが憂鬱すぎるあの感じと似ている???、、、、流石に無理があるか(笑)

という訳で、本題へ。

トイレの場所考察

もともとしっかり「トイレ」がある家だったら、きっとそのトイレをそのまま

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【古民家リノベ㉜】配達おじさんの犠牲のもと、素敵タイルな玄関完成

【古民家リノベ㉜】配達おじさんの犠牲のもと、素敵タイルな玄関完成

おじさんとタイル事件簿

ある日、私が夜勤明けに部屋で寝ていたら、部屋の真下の玄関入り口でガシャーン!!ドシーン、などと言う、ただ事ではない擬音と共に
「あ、痛ってーーーーーー!!!!」
という、うめき声が。

(゚Д゚;)

家には誰も他にいなかった為、明けでぼんやりしていたが一気に目が覚め
玄関に行くと、配達のおじさんが荷物を運ぶ途中にすっ転んでしまったらしい。

なぜおじさんがすっ転んでしま

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【古民家リノベ㉛】浴室と脱衣場を玄関ホールにしちゃうゾ☆彡

【古民家リノベ㉛】浴室と脱衣場を玄関ホールにしちゃうゾ☆彡

番外編にて、玄関をどこにしようか右往左往する顛末(言うほどではないが)を振り返ったが、今回は玄関ホール的な場所が出来るまで。本当は玄関まで入れたかったけど、やっぱり長くなりすぎるので今回はホールのみで。

実は浴室、実は脱衣場だった。

玄関ホールになる予定の場所は、元は脱衣所及び浴室だった。

それも、ユニットバスとかではなく、旧式?の浴室。
左官職人だったおじいちゃんが綺麗にタイルを貼ったらし

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【古民家リノベ:番外編】玄関右往左往。

【古民家リノベ:番外編】玄関右往左往。

リノベシリーズもついに「30」を超えてしまった。
希望としては50回くらいで終わらせたいのだが(まだまだ続くんか)
このペースだとどうなんだろうという感じ。

さらにシリーズに入れていいのかよく分からない「小話」も時折入れているのでまた長くなるのだが、今回もそんな小話の回。

小話なのに?目次あり⇩

さて玄関。

玄関の位置って一番最初に決めるもの?なのか基準は分からないが
我が家の「玄関の場所

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【古民家リノベ㉚】左官道具まみれの家で漆喰を手で塗る。

【古民家リノベ㉚】左官道具まみれの家で漆喰を手で塗る。

この古民家改装は、何もかもが初めて尽くし。

その中でも今まで一度もやったことが無かった事が「漆喰(しっくい)を塗る」作業だった。

漆喰。それまでは聞いた事はあるような無いような。
今ではホームセンターにも便利に塗れる漆喰キットなどが売られているが、なにせお高い。しかも我が家は広範囲にわたって使うので、いちいちそのお高いのを買っていたら破産だ(漆喰破産)

という訳で、
自分でこねて作るところか

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【古民家リノベ㉙】とにかく48枚との闘い(中二階ができるまで編)

【古民家リノベ㉙】とにかく48枚との闘い(中二階ができるまで編)

1階、2階、、、、は馴染みがあるし、海外の映画や小説が好きだったから時折出てくる「地下室」も聞き馴染みがある。

聞き馴染みがあると言っても実際には地下室的なものとの接触は皆無だし、なんだったら映画や小説の個人的な趣向の問題で、地下室はほぼほぼ怖い場所と言うイメージしかない。

急なピエロは置いておいて・・・・

「中二階」なるものとはほぼ無縁の生活だったから、初めて古民家で出会った時はとても新鮮

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【古民家リノベ㉘】床を貼る!その前にエンドレス「墨バナ」

【古民家リノベ㉘】床を貼る!その前にエンドレス「墨バナ」

一番はじめに「正式に」契約した工務店さんから施工してもらった床はあくまで、下地のベニヤ板まで。ベニヤと言ってもとても厚いのでもはやそのままで床にしちゃえ!!ってなりそうだが、流石にそうもいかない。

ここで先走ってお知らせしておくと、実は2階の屋根裏スペースの床はその下地的存在なベニヤ板のみになっている(まさかの)
2階だし、プライベートゾーンでお客も入らないし、なによりいろんなところから柱や梁や

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