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主人公の成瀬をみんなが好きな理由「成瀬は天下を取りにいく」

こんばんは まるです。

2024年本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにゆく」のキャッチコピーは

”かつてなく最高の主人公現る!” です。

年齢を問わず、おおくの日本国民が主人公の成瀬あかりのファンになりましたね。

そこで、成瀬あかりをみんなが好きになった理由について考えてみました。

成瀬に魅力(好きになった)を感じたのは裏を返せば、自分には持っていないもの、自分が手に入れたいものではないでしょうか?

成瀬あかりの魅力をあげて、それに対して自分が欲していることを分析しました。

成瀬あかりの7つの魅力

1.成瀬は人の名前を覚える。話す時には相手の名前を呼ぶ
自分→目立たないキャラ。でも自分の存在を認めてほしい。

2.成瀬は孤立していることを気にもしない。
自分→リスクとかまわりの反応を気にしないでチャレンジしたい。

3.成瀬はスマフォを持たない
自分→スマフォに囚われない日々を送りたい。

4.成瀬は目標に届かなくても落ち込まない。大きなことを100個いって、ひとつでも叶えたらすごいと思っている。
自分→ひとつ、ふたつのことが達成できなくていじける。

5.成瀬はやろうと思ったら、即行動-宣言する。
自分→こっそりじゃなくて、失敗おそれず宣言したい。

6.成瀬はやろうと思ったことに全力投球
自分→全力だしきってみたい。

7.成瀬は地元愛がすごい。何かしら貢献しようと思っている。
自分→生まれ育った街は大好き。でも何も貢献できていない。

完璧すぎない成瀬あかり

小さい頃は走るのも早いし、勉強も得意。なんでもできちゃう成瀬。スーパーガールだ。

どんなことにも冷静に対応する子と思いきや、幼馴染の島崎みゆきが遠くに引っ越すことを知り、動揺する。

「成瀬は、なんでもできてすごいよな」と読者に思わせておきながら、実は成瀬も親友がいなくなることで、動揺することもあるんだと、さらに成瀬の魅力がアップ。

この小説を食べ物に喩えると
あつあつのお茶漬け
さらっと読めて満足できる小説です



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