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《明日方舟》特别映像 [炎:劫争] 日本語翻訳

纵横十九道,万古无同局。
縦横十九路の盤上に、万古として同じ局面はない。

已经过去了多过去了多少时间?千年?万年?
どれだけの時が過ぎただろうか?千年か?万年か?

祂只记得上下失形,万象瞢暗,但沉睡醒来,大地上居然又长出了文明。
彼の存在はただ天地が形を失い、万物が闇に消えたことのみを覚えていた。されども目覚めてから、大地にはよくもまあ文明がまた生まれた。

人类于荒蛮中摸索秩序, 最终,“炎”为这片土地命名。但国业初肇,又因“炎”的早逝而陷入战乱。
人類は文明のない地で秩序を模索し、遂に、「炎」がこの地に名前を授けた。しかし、この国は建国されて間もなく、「炎」の早逝により戦乱へと陥ることとなった。

羸弱的族群,连战争也如同游戏。祂一时兴起,聊作吐息,作弄了战争的结局。
羸弱な種族による戦争は、まるでお遊戯のように稚拙であった。彼の存在が戯れに息を吹きかけただけで、戦争の結末は変わってしまった。

见微知著者,唯有真龙。
この”些事”を見た者のみが、あれこそが真の龍であったことを知っている。

真龙觉察到了胜利的蹊跷,觉察到了头顶的庞大阴影。
真龍は勝利の妙に気づき、頭上の巨大な影に気づいた。

披荆棘, 分节序, 理荒秽,辟四野。
いばらを除き、秩序を整備し、荒穢を理め、国土を開拓していった。

人定胜天,炎国的未来,不在一个“神明相助,天命所归”的传说。
人の力は天に勝る。炎国の未来は「神の助けあるところ、即ち天命の終点なり」などという伝説が語るものではない。

于是,渺小的生灵不屈不挠,往来奔走,试图撕开云翳。
故に、この矮小なる生物は不撓不屈の意を持って、各地を走り回り、暗い雲を切り裂こうとしていた。

又一个丰收之年,炎国各地如期举行庆典,祈祝收成,敬馈神明,一如过去的数百年。
またも豊作の年がやって来て、炎国各地で例年通りの祭事が執り行われた。五穀豊穣を祈り、神々を祀る。数百年続く祭事であった。

祭祀者列阵游行,叩祷者藏锋于内,所谓庆典,竟是一场倾尽国力的围猎
祭祀者は列をなして練り歩き、額ずいて祈る者は刃を隠し持っていた。いわゆる祭事とは、一国の総力を以てなされる狩りであった。

你们操戈向神,你们试图守护自己幼稚的文明,你们学会了真正的战争。
神へと立ち向かい、自分たちの手で築き上げた未熟な文明を守ろうとする。人類は真の戦争を知ったのだ。

祂欣喜若狂!
彼の存在は狂喜した!

祂决定背弃同族,成为你们的主宰,塑造崭新的文明。
彼の存在は同族に背を向け、人類の主宰者となり、新たな文明を作ろうと決意した。

那确实是一场真正的战争。
あれこそ正に真なる戦争だった。

伏尸百万,川江淤赤,山岳在蝼蚁的啃噬下崩坼,祂的同族死伤近半。
百万の死骸が積み上がり、川は赤く染まり、山は取るに足らぬ者らによって崩れ去り、彼の存在の同族も半数近くが死傷した。

愤怒的、不解的、残存的同族,在祂身上留下难以愈合的伤口,弃祂而去。
裏切りに怒り、理解に苦しみ、生き残った同族は彼の存在の身体に癒えることのない傷跡を残し、彼の存在を見捨てた。

祂以天地设局,而自己终成一枚棋子。以为变化算尽,却早已落了后手。
彼の存在は天地を以て碁盤とし勝負を仕掛けた。しかし自分も結局は碁石の一つとなってしまっていた。変化は全て計算し尽くしたはずが、常に後手へと回ってしまう。

真是傲慢又愚蠢!
何と傲慢で愚かなことか!

祂不得不向渺小的人类俯首,陵墓幽暗,正好适合吞咽屈辱。
彼の存在は矮小なる人類に頭を垂れる他なかった。幽暗な陵墓は正に屈辱を味わうに相応しい場所だった。

可笑的是, 我对那份屈辱感同身受。
おかしなことに、我もまたその屈辱を見に受けるようであった。

“我是谁?”
”我とは誰か?”

我那些弟弟妹妹要几时才能明白,这个他们苦苦求索的问题,毫无意义
弟や妹達は、答えを求め苦しむこの問いに意味がないことにいつ気づくのだろうか。

民间口口相传的神话, 司岁台秘藏的卷宗, 都不过是祂的 一场大梦,梦醒皆是泡影。
人々が語り継ぐ神話も、司歳台秘蔵の巻物も、みな尽くが一場の夢であり、夢から醒めれば泡影のように儚く消えゆく。

无趣至极,荒唐至极!
何とつまらなく、何と馬鹿げたことか!

但是投子认负?
だが碁石を置き、負けを認めると?

哪怕残局将尽,以身铸子,我依然有破局之手。
たとえ将に終局となり、身を以て石と成り下がろうと、我は破局を救う一手を持っている。

千年来,能坐在这棋枰前的,没有几人。
千年来、この碁盤の前に座すことのできる者は、そう多くない。

而我的对手,从来都只有一个。
そして我にとって、相手となり得る者はこれまでただ一人しかいない。

该你落子了。
さあ、君の手番だ。


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