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もし「取り調べ」を受けることになったら

「痴漢の疑い」で拘束。新聞にも報道されて、社会的に抹殺された上司がいた。新聞には「酒に酔って電車内で女性の身体を触った疑い」とあったが、ぼくは「えん罪」だと思っている。上司は、全く酒が飲めない下戸だったのだ。

電車が発達した都会で「痴漢えん罪」は、人ごとじゃない。誰にでも可能性のある怖いできごとだし、映画にもなっている。

『それでもボクはやってない』は、痴漢えん罪事件をテーマにした日本映画。『Shall we ダンス』の周防正行監督の2007年公開作品だ。

「もし取り調べ」を受けることになったら」で検索すると「しんゆう法律事務所」のサイトが表示される。サイト内に「取り調べを受ける心がまえ」がPDFのファイルでアップロードされている。

この「取り調べを受ける心がまえ」は、ぜひダウンロードして読んでおきたい。「黙秘」の重要性がよくわかる。

とはいえ、自分が当事者になったとき「黙秘」を貫けるのか。正直、ぼくは自信がない。ぼくだけじゃなくて、ほとんどの人はそうだ。だから「えん罪」が生まれるといってもいい。

もちろん、「しんゆう法律事務所」の「取り調べを受ける心がまえ」でも、黙秘を続ける難しさはていねいに説明されている。しかし、それだけではない。「黙秘を続けるための技」が書かれているのが「最大のポイント」なのだ。

ぜひ、ダウンロードして読んで欲しいと思う。「知っている」と「知らない」の差は、とてつもなく大きい。「えん罪」は、いつ誰に降りかかるか、まったくわからないのだから。

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