nanamaru770

ジムでの運動、小説を読む、浦和の試合観戦、ドライブ、杉の木を見ることが好き。 長野県に…

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ジムでの運動、小説を読む、浦和の試合観戦、ドライブ、杉の木を見ることが好き。 長野県に憧れていて軽井沢に良く出没する。 知人にはnoteをやっていることを明かしていない。 記事見たら気付くかも知れないけれど...。 バレても身元は明かしません。笑

最近の記事

2024年5月の読書記録

獣の戯れ 三島由紀夫 寂庵説法 瀬戸内寂聴  死に支度 瀬戸内寂聴 今夜、世界からこの恋が消えても 一条岬 今夜、世界からこの涙が消えても 一条岬 滅びの前のシャングリラ 凪良ゆう すみれ荘ファミリア 凪良ゆう ハツコイハツネ 持地佑季子 今月は一条岬さんの2作品が良かったです。とても切ない作品で思わず涙した。 あとがきの作者から読書へのコメント、作家さんの人柄にほっこりしました。 6月は少し長めの作品を用意しているので、5-6冊しか読めないかも。

    • 読書記録(ハツコイハツネ)

      作者は作家ではなく脚本家との紹介。 僕は作品を楽しめれば良いので、肩書は何でも良いのだけれど、少し気になりました。 裏表紙の内容紹介、 『コーヒーショップの店員に一目惚れした亮介。勢い余って告白した相手は、中学の同級生・香澄だった。』 これを読んでどんなものかなと。 読んでほっこりしたよね。 お互い初恋の相手だけれど、当時は惹かれ合いつつも意識する程度、そんな人に再会なんて素敵! でも香澄を想い、亮介はお別れする決断をする。 でも彼女の事が忘れられない。 亮

      • 読書記録(すみれ荘ファミリア)

        表に出す自分と表に出さない裏の自分。 誰でも持っている2つの異なる自分。 SNSの本アカと裏アカ。 真逆のことなんて普通にある。 一体どっちが本当の自分で本当のあなたなの? 人との関わりは難しい。 本当の自分を相手に伝えることも、本当のあなたを見つけることも。 そんな事を考えた小説でした。

        • 都道府県

          これまで訪れたことのある都道府県(電車での通過を含む)。 北海道 ◯ 青森県 ✖️ 岩手県 ✖️ 秋田県 ✖️ 宮城県 ◯ 山形県 ◯ 福島県 ◯ 新潟県 ◯ 長野県 ◯ 茨城県 ◯ 栃木県 ◯ 群馬県 ◯ 千葉県 ◯ 埼玉県 ◯ 東京都 ◯ 神奈川県 ◯ 山梨県 ◯ 富山県 ◯ 石川県 ◯ 福井県 ◯ 静岡県 ◯ 岐阜県 ◯ 愛知県 ◯ 三重県 ◯ 和歌山県 ✖️ 滋賀県 ◯ 奈良県 ◯ 京都府 ◯ 大阪府 ◯ 兵庫県 ◯ 鳥取県 ◯ 岡山県 ◯ 島根県 ✖️ 広島県 ◯

        2024年5月の読書記録

          読書記録(滅びの前のシャングリラ)

          凪良ゆうさん、2作品目のチャレンジ。 地球に小惑星が衝突して、人類は滅びる。 その状況で人はどう生きるのか。 なかなかにぶっ飛んだテーマ。 世界は秩序を失くして無法地帯と化す街。 略奪、殺人、テロ行為が横行。 もし同じ状況になったら小説の通りにリアルな世の中もだろうと思う。 ただその時人は何を思い過ごすのか? そこは全くわからない。 登場人物のように愛する人たちに想いを寄せて過ごせれば良いと思うけれど、果たしてそうできるだろうか? 人生のエンドポイントが明

          読書記録(滅びの前のシャングリラ)

          読書記録(今夜、世界からこの涙が消えても)

          『今夜、世界からこの恋が消えても』のスピンオフ作品。 主役は泉。 本編では真織と透との間で一歩引いて恋人同士の2人を支えた親友。 彼女はとても優しい。 素敵な生き方をしているけれど、少し不器用な感じもする。 そんな彼女は、親友・真織の彼氏くんである透に想いを寄せる。 自分の想いはうちに秘めるしか選択がない。 想いを伝えることができぬまま、透は死んでしまう。 その哀しさや消すことのできない透への想いに苦しむ。 でも真織を気遣い、それを誰にも打ち明けられない。

          読書記録(今夜、世界からこの涙が消えても)

          読書記録(今夜、世界からこの恋が消えても)

          好きな人ために時間や労力を使えることは素晴らしく素敵なことだと思います。 透、泉が、真織のために費やした時間は素敵。 人間関係、物、記憶など、生きているとずっと同じものはなくて、新しく手に入れたり、次第に失われてしまったり。 大切なものは日々の生活の中に沢山ある。それを大切にしなければいつか悔やむかも知れない。 自分の人生を見つめ直す良い機会となった。 主人公の3人の中では泉が好きです。 作品中に出てくる泉は、親友の真織により以下のように語られている。 『泉ちゃん

          読書記録(今夜、世界からこの恋が消えても)

          読書記録(死に支度)

          小説というよりは瀬戸内寂聴さんのエッセイといった印象でした。 面白かったのは若い秘書とのやりとり。 孫と言えるくらい若い秘書と対等の立場で会話を楽しんでいるし、秘書も百戦錬磨のお婆さんに挑んでいるようで面白い。 秘書さんも寂聴さん同様に口が悪いけれど、人の心を掴むことに長けて温かみがあり、若いのに凄いなぁと。 瀬戸内寂聴さんはお坊さんという立場からは想像し難い口の悪さだけれど、それが帰って人間味をましていて嫌味に感じない。 ネガティブにも感じない。 むしろ色々なエピ

          読書記録(死に支度)

          ジムワーク 2024年4月

          2024年4月の記録 オアシスでのトレーニング回数 20回 ジムでの消費カロリー 5518kcal 今月は予定通りにジム通えた。 が消費カロリーは少なめ。 憧れの女性も復帰して楽しいジムワークでした。

          ジムワーク 2024年4月

          読書記録(寂庵説法)

          本屋で小説を探している時に瀬戸内寂聴さんの本が目に留まり、手にとって数ページ読んだらなんか深くて、面白そうだなと。 テーマごとに作者の考えや想いが記されいる。 読むと何となく不安だったり悩みだったりがスッと抜けて、心穏やかになったかな。 『むなしさについて』『愛について』は特に良かったな。 人は何のために生きているのか? これはずっと前から考えていたこと。 寂庵説法のテーマの一つ。 その答えはわからないままだけど、ほんの少し答えに近づけた気がする。

          読書記録(寂庵説法)

          読書記録(獣の戯れ)

          何年も前に買った三島由紀夫さんの小説にチャレンジ。 結果は惨敗。 文章を追っているだけで、内容が頭に入ってこない。 一昔前の文豪の小説はいつもこんな感じ。 文章を読んでもその情景や登場人物の心情を頭にうまく描けない。 美徳のよろめきも未読のまま。これは時期を見てチャレンジしよう。

          読書記録(獣の戯れ)

          2024年4月の読書記録

          1Q84(全6冊)村上春樹 流浪の月 凪良ゆう 瑠璃でもなく、玻璃でもなく 唯川恵 キスよりもせつなく 唯川恵 どの小説も良かったです。 初めて読んだ凪良ゆうさん、切れ味の鋭さを感じて衝撃を受けました。

          2024年4月の読書記録

          読書記録(キスよりもせつなく)

          4月最後の一冊は唯川恵さんのキスよりもせつなく。 彼女の作品共通していること。 恋や仕事、人生での主人公の想いが描かれている。 特に恋においては、ついつい自分の意思とは真逆の素振りを見せてしまう。 そうすることで相手が遠ざかってしまうとわかっていても。 自分の気持ちに素直に行動することはなかなか難しい。

          読書記録(キスよりもせつなく)

          読書記録(瑠璃でもなく、玻璃でもなく)

          この小説で一番最初に目にする文章 『恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである』 思わず笑った。 恋愛、結婚生活での普通に起こる出来事、その中で女性が感じている不安や期待、思いを寄せる相手との駆け引きなど、とても自然に表現されている。 この小説での人間関係はでき過ぎているけれど、色々な場面で女性が感じていることには唸る。 僕は男だけれど、登場人物の女性心理にそうだよなぁと共感。 これは唯川恵さんの小説を読むと毎回感じること。 女性心理を学ぶには唯川恵さん

          読書記録(瑠璃でもなく、玻璃でもなく)

          読書記録(流浪の月)

          裏表紙の内容紹介 『家族でもない、恋人でもない - だけど文だけが、わたしに居場所をくれた。』 これが目に留まり読むことに。 登場人物の文、更紗のキャラクター設定、2人が起こした世間を騒がせる事件など、すんなりと噛み砕くのは難しかった。 生きていく中での正しいかわからないルールの押し付け。 自由とは? 優しさとは? 切れ味の良い、鋭い指摘だったなぁ。 優しさについては自分には独り善がりなところがあると考えさせられた。 小説からは少し離れるけれど、僕にとって聖

          読書記録(流浪の月)

          読書記録(1Q84 全6冊)

          やっぱり村上春樹さんの小説はいい。 読み始めたら止まらなくなる。 この作品を読んだ人は月が2つないかを確かめたはず。 多分、いや絶対に! 僕は月の数を確かめましたね。 月の数はさて置き、人生はあることを境に住んでいる世界が変わってしまう事は誰にでもあるよなぁ。 幸せな世界であれば良いけれど、そうではない世界となってしまうこともある。 それでも生きて行かなくてはならない。 人生ってなかなかにしんどいよなぁ。

          読書記録(1Q84 全6冊)