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XREAL Air 2 Proを新幹線や車・ホテルで使用した結果(M1 MacBook Air・ARディスプレイ)

この記事の要約
・XREAL Air 2 Proは、大画面体験を提供するサングラス型ARデバイスで、PCやスマートフォンの画面をミラーリングする。
・ホテルでの使用では、3画面モードを利用して作業効率が向上し、姿勢の悪化を防げた。
・新幹線や車での使用では、振動による画面の揺れや、カーブで画面が横に流れていく問題が発生。
・追記:XREAL BEAMとメガネレンズを追加で買ったので、1画面なら快適に利用できるようになった。

GPT-4による要約

こんにちは、Martinです。XREAL Air 2 Proは、パソコンやスマートフォンの画面をサングラス型のARデバイスにミラーリングすることで、まるで大画面で見ているかのような体験を提供します。しかし、その実用性はどのようなものなのでしょうか?とくに移動中やホテルなど、さまざまな環境での使用感について、簡単にレポしたいと思います。

・使用PCはM1 MacBook Air

買った理由

私はディスプレイに対して特別なこだわりを持っており、自宅でのPC作業では大画面の湾曲ディスプレイを愛用しています。また、月に数回の新幹線での移動があり、その際にも同様の大画面体験を求めていました。そんな中で、XREAL Air 2 Proの存在を知り、6.2万円という高価ながらも購入を決意しました。

・大型湾曲ディスプレイを使用いている話

・別の作業場でも無理やりM1 MacBook Airを2台の4kディスプレイにつなげている

ホテルでの使用感

出張先のホテルでは、XREAL Air 2 Proの利点が十分に発揮されました。特に、3画面モードを利用することで、作業効率が格段に上がり、1画面モードに比べて作業が楽になることを実感しました。ホテルのように静かで動きの少ない環境では、この製品の真価が発揮されると言えるでしょう。特にディスプレイの高さが正面にあるおかげで姿勢が悪くならないのがよかったです。

新幹線・車での使用:予期せぬ課題

一方、新幹線での体験は期待とは異なりました。以前、東海道新幹線で行われたARグラス体験イベント「REAL Air Express Tour」が開催されており、移動中でも問題なく使用できると予想していました。しかし、新幹線や車での使用においては、いくつかの問題が浮上しました。

MacでX real air 2 proを使うには、以下の2つのモードがありますが、注意が必要です。
・デフォルトの高画質1画面モード
・Nebula for Macというソフトを使用して、2〜3画面表示できるモード

デフォルトの高画質1画面モードでは、画面が顔の正面に固定されているため、乗り物の振動によるディスプレイの揺れが目立ち、特に文字を読むのが困難になりました。どうも調べたところ、アクセサリーのXREAL Beamというのを使うことでブレがかなり抑制されるようです。もし試したらこれについてもレポしたいです。(購入したので下記で追記)


追記:XREAL BEAMを購入して新幹線で試してみました。ブレ補正機能や3DoF機能が快適でXREAL BEAMなしには戻れなくなりました。ただし、1画面表示しかできずデュアルやトリプルディスプレイは対応していませんでした。今後のアップデートに期待です。


一方、Nebula for Macというソフトを使用して、3画面表示できるモードを新幹線や車で使用すると、空間に対して画面の向きが固定されるため、カーブなどで曲がるたびに画面の向きが変わってしまい、まともに作業できませんでした。

・最大3画面が表示できるようになる拡張アプリ Nebula for Mac

UIはこんな感じです。

・Nebula for Macについて

ちなみに、XREAL BEAMとNebula for Macは同時に使うことはできません。そのため、XREAL BEAMを使用しても3画面で見れるようにはなりません。

結論としての実用性

結果として、XREAL Air 2 Proは単体ではホテルのような安定した環境では非常に役立つものの、新幹線などの揺れる環境ではその利用が難しいことがわかりました。揺れる環境では、XREAL BEAMがあれば問題なく使えます。

あとは、XREAL Air 2 Proに関係はないですが、そもそも新幹線では電波の問題もあり、ネットにつなぐ作業をするのは難しいという問題はあります。そのため、iPhoneを接続してダウンロードしたyoutubeやNetflixなどの動画を見る用途としては、非常に向いています。特にiPhone 15シリーズならUCB-Cなので、変換器なしで接続できて大変楽です。

追記:メガネレンズを作ったことにより、非常にきれいに見えるようになりました。


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