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アート×テクノロジー

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毎日15分だけ絵を描く習慣・AIで自分の絵を学習など
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2024年の絵の描き方

2024年の絵の描き方

こんにちは、Martinです。2023年はさまざまな計画を立て、画像生成AIなど予想外の出来事に遭遇しながらも、ある程度やりたかったことを実現できたと感じています。そこで、今年も新たな方針を立てていきたいと思います。

・2023年の振り返り

この記事を書き進めるうちに気づきましたが、今年は新しい種類の絵を描いたり、新しい道具を探したりするなど、挑戦を重ねる年になりそうです。

変えること複数枚

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2023年の絵描きの目標の振り返り

2023年の絵描きの目標の振り返り

こんにちは、Martinです。2023年を絵描きとして振り返ってみたいと思います。一年前、私は自分の絵画における方向性を定め、それに沿って活動してきました。以下にその結果をメモとしてまとめてみました。いちおう、書いたからには振り返った方がいいかと思ったので。

できたこと

・「描くサイズを絞る」について

目標は「描くサイズを絞る」でした。この目標に関しては、まあまあ成功だったと言えます。特に、

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デジタル時代のアート探索:国立国会図書館が提供するNDLイメージバンク

デジタル時代のアート探索:国立国会図書館が提供するNDLイメージバンク

昔の画家の絵、簡単に探せる時代へ

こんにちは、Martinです。好きな昔の画家の絵を探したくなったことはありませんか?インターネットで画像を探しても見当たらず、探すのを諦めた経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。しかし、意外と知っている人は少ないかもしれませんが、国立国会図書館のNDLイメージバンクには、日本の多くの画家の絵が収録されています。

NDLイメージバンクとは

このサービスは

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Google BardにAI画像読み取り機能が追加されたので、自分の絵の感想をもらった

Google BardにAI画像読み取り機能が追加されたので、自分の絵の感想をもらった

Google Bardの英語版が画像読み取りに対応したので、自分の絵の感想をもらえないか試してみました。また、Bing AIも気づかないうちに画像読み取りに対応していたのでついでに試してみました。

以前はAIに自分の絵の学習を元に絵自体を作ってもらいましたが、今回は描いた絵の感想をAIにもらおうと思います。

Bardは大胆派、Bing AIは慎重派Bardと BingAIではだいぶ返答の種類に

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アニメ『鬼滅の刃』の風景美:絵描きの視点で見た背景の魅力

アニメ『鬼滅の刃』の風景美:絵描きの視点で見た背景の魅力

アニメ『鬼滅の刃』の視聴者としてはめずらしい視点かもしれませんが、私は風景画をひんぱんに描いている身として、その背景のにしばしば目を奪われました。正直、話しているキャラクター以上に、その背景画像に引き込まれたシーンが数多くありました笑

とくに印象的だったのは先日最終話が放送された「刀鍛冶の里編」で、これまでの1期や2期の映像と比較しても、単一なパターンで配置された草などが少なく、細部まで丹念に描

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将棋の世界と絵描きの世界: 羽生善治のインタビューからAIとの新たな関わり方を学ぶ

将棋の世界と絵描きの世界: 羽生善治のインタビューからAIとの新たな関わり方を学ぶ

AIと共に絵を描く活動について以前noteにて記事を書きました。また、藤井聡太選手のAIとの接点についても取り上げ、その世界における共通性を感じ取っていました。

先日、以下の羽生善治さんのインタビューでも、彼のAIとの向き合い方に共感を覚えたところがありました。将棋の世界と私の絵描きの世界、一見異なるように思えるこれらのフィールドでも、AIとの関わり方には意外と共通点があるのではないか?というこ

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AIに自分の絵を学習してもらって描き方が変わった話(Stable Diffusion・LoRA)

AIに自分の絵を学習してもらって描き方が変わった話(Stable Diffusion・LoRA)

2020年ごろから毎朝絵を描いています。今年に入り、AIを活用するようになって絵の描き方ががらりと変わりました。今回はAIに学習してもらった絵を見てどう思ったのかについて書こうと思います。

普段はだいたいこのような絵を描いています。

方法(ざっくり)Stable Diffusionと言う画像生成AIを用いました。学習にはLoRA(Low-Rank Adaptation)と呼ばれる手法を用いまし

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2023年の絵の描き方

2023年の絵の描き方

2023年の絵の描き方はなんとなくこうしたいな、というのがいくつか出てきたので簡単に整理してみました。

変えること描くサイズを絞る

F0のような小さいものとF20以上の大きいものを中心に書くようにしようかと思っています。F4やF6、F10などの中途半端な大きさのものを減らすということです。これは飽きたからというのと、個展や展示会に出すことを考慮してです。

インスピレーションは目だけでなく耳か

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どこで道具を揃える?(アクリル絵の具、キャンバスで絵を描きたい方向け)

どこで道具を揃える?(アクリル絵の具、キャンバスで絵を描きたい方向け)

この記事はMartin School(Martin’s Day)のアートワークショップ参加者を想定して書いています。また、はじめてキャンバスにアクリル絵の具で絵を描こうとしている方、どこで道具を揃えればよいかわからない方の参考にもなるようにも書いています。

(1回目のアートワークショップの様子)

なぜ絵の初心者にキャンバスとアクリル絵の具?意外と道具が使いやすい&楽に続けやすいからです。僕自身

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