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空港はデジタルサイネージ天国w

おはようございます、Martです。
昨日はちょっとした“キンタの大冒険?”をしてまして、今日はなんとなくお疲れモードですw。
今日は天気も悪いし、減速モードでやっていきますねw(嘘ピョン)。
※長文です…(^o^)

さすがは国際空港だ!が…w

昨日も書いてますが、成田国際空港に行ってきました。実は先週末にも一度バイクで行ってますが、あまりも人が居なかったので「今日は休みか?」と思い、バイクを止めることもなく、ス〜〜っと通過してきましたw。

何しに行ったのかといえば、前夜カメラ関係の展示会CP+のオンライン・セミナーの「航空機の撮影について」というコマを観たのがキッカケで、オイラも飛行機の写真を撮ろう!と思い立ったからでした、が、実際成田に行ってみると向かっている最中からほとんど飛行機の姿が見えず、「???」となっていたのと、あまりにも寒く(最高気温8℃)「とっとと帰りたい気分」になっていたことが原因でした(*^^*)。

それはともかく、昨日(3月5日)はクルマで行ってましたし、実際“飛び立つ人”も居たので、ちゃんと停止して人と荷物を降ろし、駐車場にクルマを駐めて出発デッキに向かったのです。

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もうこの時点でも「サイネージ多いな…」と思っていたのですが、なにせ国際空港ですので、広いし多くの国籍の人が大量にやってくるし、時間的な制限はあるしで、とにかく「誰にでもわかりやすく」というコンセプトの元、文字だけでなくイラストやシンボルマークなどを交え、ありとあらゆる“説明書き”が所狭しと貼ってありました。
ここまでやってもらっても、私などは一瞬立ち止まって真剣にいくつかの表示版を注視する必要があったし、一緒に行った連れなどは全く読みもせずドンドン好きな方向に歩き始め、慌てて捕まえに戻ったり、最後には「もう勝手にしろ!」と思いホッておいたりしたのでしたwww.
後で「どうしてあっちへ行ったのか?」と聞いたら「何も考えてなかった」と答えやがったw。結局いくらサイネージをつけたところで、伝わらない人には伝わらないのだな、と感じました。

そんな人達はきっと、差し迫って「どこどこに行かなきゃ!」という切迫感のない人が多いと思うのですが、最終的にはやはり「誰かに聞く」という解決策を持っているので、“人手による案内”っていうのは決して無くならないな、と感じた次第です。

国際空港に来て、日本について思うこと…

そんなこんなで、(私の引率のお蔭でw)お見送りご一行様は無事出発ロビーにたどり着き、無事1名を送り出すことが出来ました。

余談ですが、この時渡航者が持っていた大きな包。手荷物にも預けず、機内に持ち込むほど重要な物って何だと思います?
いま世界中で手に入りにくいと評判になっている、“あの”ゲーム機でしたw。すかさず私が「え、もう手に入るの?」と聞いたら、某所でちょっと高値で買ったようですw。

いや〜、ゲーム機メーカーの方々はいつもそうですが、どうして“定価で買える”状況が出来てから発売しないんですかね?
世界の市場の混乱を招き、転売ヤーを儲けさせ、不穏当な世の中を助長させるだけじゃないっすか?(ま、今回の話とは全く関係ない話ですがw)

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成田国際空港の午前8時くらいの光景です。感想としては、ガラガラ…。
確かにね、現在は日本からアメリカへの渡航となると、72時間前までのPDR検査で陰性であることが求められますし、渡航先のアメリカに着いてから2週間の外出禁止が義務付けられています。(これは日本でも同じ)
まず「72時間前までのPCR検査で陰性であること」と言うことは、日本では比較的検査結果が早く出る検査機関で検査をしてもらう必要があり、これは結構“高くつく”方法になります。
彼は日本人でアメリカ留学中なので、昨年末から日本に一時帰国していたのですが、昨年末のアメリカ出国の際にもPCR検査を3回受けてきたそうです。その際の自己負担は$0。タダでした。

そして今回の日本から出国の際のPCR検査は、成田周辺の施設で受けたそうですが、1回で3万円以上の負担を求められたとのことでした…。

日本が世界よりも比較的感染率を抑えられているという事実は、一重に“国民一人ひとりの努力”の賜物だな…、と改めて感じた次第。
日本政府や自治体は「とにかく外出(出国)するな」といい、その状況を作っている、ということですよね。

出発ロビーはデジタルサイネージでいっぱい!

おっと、また話がそれてしまいました…(*^^*)
さっきも写真を貼ったので、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、当然ながら空港の出発ロビーはデジタルサイネージで溢れてました!
“自称”デジタルサイネージ・ヲタクの私は(多分)目をキラキラ輝かせながら様々な写真を撮っていたと思いますw.結局こういう場所でこそ、デジタルサイネージが本領を発揮できるわけですから!

よく観てみると、色々なタイプのデジタルサイネージがあります。

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一番右の大きなものは、専ら広告物用のもの。
その左隣は“案内板”と言えるもので、随時その場所の属性(この場合は手荷物チェック)などをシンボルマークを中心に表示させるものです。

この2つは形は「縦型で天井吊り下げ式」と同じですが、右側は常にコンテンツが動く“動画中心”で、左側は同じ表示を出し続ける“静止画中心”の構成になっていました。
当然デジタルサイネージはあくまでも“モニター”でその大元のソース(PC)からデータが送られてくるので、やろうと思えば同じ機能をもたせる事もできますが(幅、縦横比などの関係で全く同じではないが)、管理運用を担っている部署が違うと思いますので、当然“使い方”が違ってきます。

広告を司るセクションのデジタルサイネージは、広告を表示して、その掲出費を上げることで収益化を中心のオペレーションを行い、案内を司るセクションのデジタルサイネージは、人々にその場所の属性を素早く伝えるために使われています。
同じデジタルサイネージですが、伝えたい内容により、使い方が変わってくるという好例ですね。

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また、左端の「M」の字が掲げられている柱?の真ん中辺りには、JALのつるのマークが見えていますね。これは「ここはJALのカウンターですので、JALのお客様はこちらへ」というサインになっており、当然日によって航空会社が変わる事もあり、デジタルサイネージでシンボルマークを表示しています。これもよくある使い方ではありますが、デジタルサイネージの使い所、ということですね。

行き先案内板はオールドスタイルだった?

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こちらは「出発便のご案内」と書かれた巨大なデジタルサイネージです。
飛行場に限らず、電車の駅構内などでもよく観られるものですが、よく見ると一般的な巨大サイネージと違い、一行一行の間にスリットのような切れ目が入っています。

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これは、通常のデジタルサイネージの表示板ではなく、予め文字板がはめ込まれ、それを回転させて必要な表示を行う昔ながらの“回転表示板”なのでした!ちょっとビックリ。
広義で言えば“デジタルサイネージ”と呼べないこともないですが、テクノロジーとしてはオールドスタイル(アナログ?)、ということになるでしょうね。
しかし、これも“適材適所”という事で、以前からのこのやり方の方が合理的であるという理由が何かあるのでしょう。知らんけど…w

オールドスタイルも悪くはない、か?

映画やドラマを観ていると、よく空港の表示版がパタパタと動いて「欠航」という文字がドバッと並んだりして、緊迫感を盛り上げますよね。そういう意味ではオールドスタイルのパネルの方が“旅情”とか“緊迫感”などの感情を盛り上げるアイテムになるのかも知れません。

僕としてもこちらの方が好き、と思うこともありますから。
メンテナンス等を考えても、大方使うデータが決まってしまえば、こちらの方が少なくて済むかもしれませんね。

しかし、物理的に動く部分が多いことは、それだけ故障の可能性も高くなるわけで、長い時間の運用を考えた場合は“コスト高”という可能性も出てきます。
新しい行き先が出来た時などは、裏に回ってパネルを入れ替える必要がありますし、その分“人的ミス”の可能性も出てきます。また、物理的に容量がオーバーしてしまった時はどうするんだろう?という素朴な疑問も湧いてくるわけですね。
ま、僕の心配することじゃないですけどw。

っというわけで、本日は若干脱線しつつも、国際空港でのデジタルサイネージについて、ちょっとだけ考えてみました。いろいろな国の人々が数多く、時間制限の中で動き回る必要がある国際空港でのサイネージの役割って、すごく大事であることはおわかり頂いたかと思いますが、まだまだそれでも、工夫や改良が必要な事も何となくお気づきになったことと思います。

そう、デジタルサイネージを含めたサイネージ業界はまだまだ発展途上!
これからも注目していきたいと思っております。

ではまた!

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