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ホワイトペーパーの紹介 - Tableau Online のスケーラビリティ概要と具体例

ホワイトペーパーの紹介

今回紹介するホワイトペーパーは『Tableau Online のスケーラビリティ概要と具体例』です。ダウンロードページではなぜか『Tableau Online の拡張性:概要と証明ポイント』とされています(あまりズレはないので問題はないと思いますが)。

ダウンロードとドキュメントにはほぼ同じ内容の序文が書かれています。

このホワイトペーパーでは、Tableau Cloud のアーキテクチャの概要を説明するとともに、そのアーキテクチャを、地理的に分散した何千ものユーザーを抱える大規模なサイトに対応できるよう拡張する方法を提示します。また、Tableau の大規模な社内サイトのひとつが、Tableau Cloud でどのように規模に合わせて構成され、実行されているか、その実例をご紹介します。

『ホワイトペーパー - Tableau Online の拡張性:概要と証明ポイント』.  Tableau

実際に中身を読んでみると、以下の様な内容が記載されています(個人的に興味がある箇所を抜粋)。

  • ポッド内のアーキテクチャ

  • セキュリティ 

  • バックアップ

  • リソースガバナンス

  • 常時稼働のミッションクリティカルなサイトのサポート

  • サービスレベル契約 (SLA)

  • データ管理とリソースブロック

これらの記事を読んでおくと「どんなアーキテクチャで構成されているの?」「バックアップはどの程度保持されるの?」「可用性はどの程度を目指しているの?」「データセンターはどういったフレームワークのセキュリティ監査を受けているの?」といった質問に備えることができそうです。また、これらの内容がすぐにわからなくてもここから調べることで広がる世界もあるはずです。仕事先にTableauを導入したい方は、質問に備えて読んでおくと良いかもしれません。

ホワイトペーパーを読むための補足

ポッド

わたしはポッドという言葉を知らなかったのですが、ググってみると以下のような概念らしいです。

データベース、アプリケーションサーバ、ロードバランサー、ストレージ、オブジェクトストアやコンテンツマネジメントなどから構成される一連のユニットが「インスタンス」である。

これらのインスタンスは「Pod」と呼ばれる。Podは現在、北米、EMEA(欧州、中東、アフリカ)、アジア太平洋地域に配置されており、それぞれのテナントはこれらの「Pod」と呼ばれるインスタンスのいずれかに割り当てられる。

『セールスフォースのアーキテクチャ(物理アーキテクチャ編)~ Podによるスケールアウト』. Publickey

SOC 2

Oneloginのサイトがわかりやすくまとめてくれていたのでおすすめです。


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