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資産形成の必要性(20代、30代、40代、50代)

20代、30代の資産形成

20代、30代で資産運用を始めることは、将来のために大切なことです。年金がこれまで通りに渡される保証もなく、20代の皆さんが年金を受給する世代になった時に、どのぐらい受給できるのかはわかりません。今からできる準備としては、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出型年金)を始めることです。少額をコツコツ積み立てながら投資できる上に、運用益が非課税になる制度なりますiDeCoは、年金受給開始時に一時金を受け取ることができます。NISAは、株式や投資信託などの投資対象が広く、非課税枠も大きいため、投資初心者にもおすすめです

これらの制度以外にも、公的年金や企業年金などもあります。公的年金は、国民年金保険料を納めることで加入できますし、企業年金は、会社が従業員のために積立てる制度です

40代の資産形成

40代の資産形成について。40代になると、老後資金のための資産形成が急務になってきます。iDeCoやつみたてNISAが有名ですが、NISAは短期投資に向いている一方、積立NISAやiDeCoは長期的な資産形成に向いています。また、40代からは個人年金保険も考える方が多いです。

保険については、40代になると医療保険や生命保険などが必要になってきます。医療保険は入院時の負担を軽減するため、生命保険は万が一の場合に家族を守るために加入することが多いです。また、保険を活用した資産形成もあります。私が海外に駐在している時には、香港の生命保険に加入する機会がありました。5万ドルの元本で、約11年加入すると、元本が約1.7倍近くになるような商品でした。決して違法なものではなく、債券と株式を組み合わせたポートフォリをで運用しているため、このような利回りを実現できているようでした。(海外の投資商品であるため、もちろんリスクもあります。)

50代からの資産形成

50代からの資産形成について。50代は住宅ローンや介護についても考えなければならない時期です。50代は教育費や住宅ローンなど支出が多い時期でもありますが、50代のうちにどの程度貯蓄があれば、老後の生活にゆとりが持てるのでしょうか?50代からも、老後資金を準備するために、iDeCoやつみたてNISA、個人型確定拠出年金などを活用することがおすすめです。また、住宅ローンの返済も進み、子どもの教育費用にも目途がつくことで、50代以降は純貯蓄額が伸びていく家庭が多いようです

介護については、親の介護にかかるお金は、介護保険や医療保険などを活用することで負担を軽減することができます。また、介護保険制度では、介護サービスを受けるためには自己負担金が必要です。自己負担金は、収入や資産額に応じて決まります。そのため、50代からは介護保険制度に加入しておくことがおすすめです

まとめ

以上のように、年代別に老後の準備の仕方は違います。また、収入、家庭環境などによって、個人の準備の仕方にも違いが出てくると思います。これからも、マネーリテラシーを身につけていきながら、生活していくことが必要です。




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