なんだか危険な香り。

一昨年の夏。



本当にわたしのドタイプな男の子に出会った。



場所は、入った当初は女の子しかいなかった、わたしのだいすきなアルバイト先。

初日は少ししか話せなくて、でもその時間がすごく楽しかったの、今でも覚えてる。2回目に被ったときは平日のランチだったので、わたしとその子以外はみんな“大人”だった。だからか、かなり話せた。しかも、その子はその日の第一声、「〇〇ちゃん、手が空いたらでいいけんさ、お水くれん?」って。その子はわたしのだいすきなきゅるるんおめめの持ち主だった。教えてないはずのわたしの名前を知っててくれて(自己紹介は確か名字を名乗ったはず....)、しかもちゃん付けはわたしとしては評価が高かった。その瞬間かもしれない、わたしがその子にハマり出したのは。

その後、まるで恋人ごっこのようなやり取りをし(言葉とかそういうのだけですよ、もちろん)、仲を深めていった。バイト先の後輩からも、仲良いですよね!とよく言われるほどだった。

しかし、それから色々あって、その子がバイト先を辞める頃。その子から連絡がくる間隔が長くなり、遂には来なくなった。

その子はかなり思ったことを素直に話してくれる子だったけど、わたしは超がつくほどの天邪鬼。到底、自分の気持ちを素直に口にすることなんてできなかった。疎遠になった理由が理由だし、突然のことだったので、素直に思ったことを言えなかったことを正直後悔していた。




時は流れ、その子との記憶も薄れてきた2022年大晦日。

その瞬間は突如訪れた。

アルバイト中、近寄ってきて、声をかけてきた男の子がいた。

「久しぶり、覚えとる??」

時が止まったような感じがした。
1人では抱えきれない思いが溢れた。(いちばん信頼している後輩に助けてもらいました....ありがとういつも....🥲)嬉しい気持ち半面、会いたくなかったという気持ちもあった。


一瞬であの時の気持ちが蘇ってきた。
まさかわたしがこんなドラマのような波瀾万丈な気持ちを抱えることになるとは。
人生何が起こるかわからないものだ。(まだ20年)

もう後悔するようなことはしない、年も明けることだし、もっと積極的になろうと決めたわたしは、メッセージを送った。もしかしたらその子には彼女がいるかもしれない。ダメ元でご飯行こうと送ってみるとまさかのまさか、おっけーだった。

わたしの都合で今週末か2月となり、今週末に決定した。
わたしは今週末、勝負の日になるかもしれない。


その子にはわたしを惹きつける魅力がたっぷりある。沼にハマりそうな、なんだか危険な香りもするが、一度飛び込んでみたいとも思う。


そんなこんなで(?)、今週末、頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?