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この星に生きる〜娘に渡せなかったノートから 87

娘に渡せなかったノートからの87回目です。

あの星の輝きを君は美しいと思うだろう
でも
あの星の人たちは
自分たちも自分たちの星も消滅してしまっているかもしれない
そんな遠い未来に
自分たちの星の光が
君をほんの少し癒しているなどとは
考えもしなかったにちがいない
この星に生きるということも
そういうことだと思うんだ

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