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#47「D2C市場拡大の背景に、○○欲あり。」


D2Cがアツい。
コロナ禍も追い風となり、市場が拡大しているとのこと。

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売れるネット広告社調べ



D2Cとは?

D2Cとは、「Direct to Consumer」の略。
自ら企画・生産した商品を直接(ダイレクトに)消費者と取引/販売する仕組みとなります。つまり、小売店などを挟まずに「直接」自社ECサイトで商品販売。広告会社を挟まずに自社SNSでの情報発信を「直接」実施することも特徴の一つです。


D2Cの強み

直接ユーザーと関係構築ができる。

これこそがD2Cの最大の強みです。ユーザー一人ひとりに合わせた、“ONE to ONE”コミュニケーション/提案/対応ができること。
つまり、パーソナライズ。故に、顧客のファン度(ロイヤリティ)も向上し、ブランド離脱も起こりにくいことが特徴です。


パーソナライズが売りのD2C事例(3選)

①MEDULLA  オーダーメイドシャンプー&リペア
https://medulla.co.jp

10の質問に答えるだけで、カスタマイズしたあなただけのオリジナルシャンプー&トリートメントをお届け。1つに絞れない髪の悩みに、あなた専用を。日々の特別なヘアケアが、理想の髪へ導きます。

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②GREEN SPOON 定額制パーソナルフード
https://green-spoon.jp

わたしだけのカラダにわたしだけの野菜を。
カラダや日々の生活に合わせて、あなただけの必要な野菜を毎月自宅にお届けします。野菜とフルーツならパーソナルスムージー。野菜とゴロゴロ食材ならパーソナルスープ。もちろん、組み合わせも自由自在。
あなただけの健康な毎日がどこまでも簡単に。なにより楽しく。いつまでも続いていきますように。

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※引用文献

③KINS  菌を最適なバランスに保つパーソナルサービス
https://yourkins.com

美しい肌や髪、ヘルシーな身体と心。その一部のバランスを司っているのが、実は菌。KINSは、いろんな角度からお手伝いします。

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D2Cは、「失敗したくない欲」を満たす

パーソナライズ。
つまり、あなた基準の、あなたに合わせた、あなたに最適な品。

そんな品を「失敗だったなぁ。」と簡単に言いだすことができない。
今回の事例は特に「効果が出にくい商材」。そのような商材はD2Cに向いていると感じている。
なんとなく違和感を持っていたり、疑念が生じたとしても。効果がなかなか実感する機会が無くても。「これが今の私に最適」と思えば、続けるキッカケとなる。そして、効果が目に見えたときに納得できる。それが結果として、ブランド愛につながる。


D2C。
これからのビジネスモデルの主流となる日が近いかもしません。
パーソナライズが故に、ユーザー離脱が低い。
つまり、新規参入社こそ市場覇者となる可能性があることが伺えます。


追伸:
先日サラダ専門店にランチしに行きました。
種類豊富な野菜の数々。珍しいドレッシングの数々。
印象的だったことは「無難はドレッシングはどれですか?」と店員に質問する方が複数いたこと。
私にはそのような発想は無かったのですが、まさに「失敗したくない欲」を体現した質問だなぁ。と思った次第です!

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