見出し画像

ツアーの振り返り(宮古)

本日、無事に(でもないけど)ツアーを終えた。
最初の目的地まで1時間5分、次の目的地まで50分という、
「そんなに話し続けられる?」という区間も
まぁ何とか乗り越えた。
最初のうちは例によって、
後ろの人を待ってたら勝手にどんどん行っちゃう人がいたり
集合時間や場所がよく聞こえなかったらしい人がいたりで(私が)不安に。
それでも「一緒に行かないと分からないから勝手に行かないで」と言えば待っていてくれたし
途中からはジョークも言ってくれたりで楽しい雰囲気だったと思う。

よかった点

今回、自分なりにテーマを決めて案内した。
全ての訪問地のいいところや前面に押し出していることに
共通しているものがあったので。
それ以外の部分は、
細かい数字や専門用は省いたりもした。
(時間がなくて全て覚えきれなかった、というのもあるけど)。
大事なこと(と私が思っていること)は伝わったかな、と。

そして、話すネタがなくなった時のために、
笑える話を用意しておいたのもよかった。
日本の行事とからめて話せる話だったので
話の持っていき方を考え、
わかりやすいように写真も用意したので
知らない人は「へぇ〜」
知っている人は途中で笑うという、
みんなにとって面白い話ができたのではないかと。
この手の話題をいつも提供してくれる娘には感謝しかない(笑)。

反省点

待てなかった

最初の訪問地で、
バスを降りる場所と乗る場所が違ったのだけど
最後の人が降りてくるまで待てない人がいて
私も待てずに途中で説明を始めてしまった。
(何回か繰り返したけど。)
あとで違う所で待っていたという人がいたので、
もう少し待つべきだった。

そして、立ち止まって説明して
じゃあ行こう、となった時に
ついてきてくれない人がチラホラ。
説明を聞かずに行っちゃう人もチラホラ。
自分のペースで回りたい人もいるんだろうから、
それが即ちダメなガイドってことはないんだろうけど。
ちょっと寂しい。

プチ迷子

集合時間に戻ってこない人がいて、時間を15分ロス。
そんなに時間がシビアじゃなかったから
よかったけど。
ちょっと心配した。
(ちなみに、お買い物の会計で手間取って、
でも時計を持ってないから気づかなかったらしい)

何階?

エレベーターで地下1階に降りるところがあった。
全員一度には乗れないので数回に分けて、と言ったら
階段で行くという人が多数。
地上の入り口から入ったので、
1階分だけ降りてと伝え、
私はエレベーター組を乗せこんだのだけど。
ふと見ると「ここは3階」との表示が。
え?あと2階分降りてもらわなきゃいけなかったんじゃん!
慌てて階段を降り、みんなに「ここじゃなかった」と謝って回る。
通訳案内士試験(二次)では絶対に謝るなとか言われたけど、ここでは謝るしかないよね(笑)。
「方向音痴?」
「ダメなガイドだな 笑」とか言われたけど、
昼食時にエレベーターで2階に、という時に
「今度は大丈夫?」
「5階まで行けばいいの?」
とジョークを飛ばしてくれたりしたので、
まぁ結果オーライだったかも。

想定外の質問

結構いろんな質問が飛んできた。
どんな野生動物がいるのか、
ここで採れるらしい◯◯について教えて、
この辺りの林業は?
うーん、もっといろんなことにアンテナ張っておかないとダメだな。
(まぁ今回は、急に決まった仕事だから仕方ない面もあるけど)

感想

ええ、でもやっぱりガイドの仕事は楽しかった。
チップをもらったのはもちろん嬉しいけど(笑)
楽しいツアーだとか、
訪問地がすごくきれいだとか、
君の英語は分かりやすいとか、
ポジティブな感想をもらえると
それはもう嬉しくて嬉しくて。

今月から本格的にガイドの仕事が入り始めたのだけど
7日間もお仕事がもらえて
ありがたい限り。
少しずつだけど経験を積んで
レベルアップできているかな、と思う。
来月は今のところ3日。
返事待ちもあるから、もう少し増えてくれるといいな。

おまけ

今回、なんとゲストの中にスペイン語話者がいた。
私には英語で話してくれてたけど、2人で話す時にスペイン語だったので驚き、
「Hablan español?」
と聞くと、向こうも驚いた様子(笑)。
少しだけどスペイン語でお話しできて嬉しかった。
(しかも「スペイン語が上手」とか褒められちゃうと、調子に乗ってしまう)
北海道にスペイン語話者が来る日も近いかな?
(みんな来てね)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?