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未経験からWebライターを目指すための5つのステップ

未経験からライターに挑戦するってハードルが高い…!

ライティング知識0だった会社員のころの私も、そう思っていました。

でも、ゴールまでの全体像を把握して、地道に行動に移していったところ、ライティングを学びはじめて約半年で独立することに。

そこで今日は実体験をもとに、未経験からライターを目指すためにすべきアクションを5つのステップにわけて話してみようと思います。

🚶‍♀️未経験からライターを目指すための5ステップ
①ポートフォリオをつくる
②クラウドソーシングなどで営業する
③質の高い記事を納品する
④単価を上げる
⑤仕事の幅を広げる

STEP①ポートフォリオをつくる

まずライティング案件を受けるためにやるべきは、実績づくり。

企業やメディアの採用担当者に「この人はこんな文章を書くんだな」とアウトプットイメージを持ってもらうために、ポートフォリオに掲載できる執筆実績をつくりましょう。

とはいえ、未経験の状態で「実績をつくるぞ!」といきなり営業をかけても、実力を証明するものも、相手との信頼関係もないのでなかなか提案が通らないんですよね…。

ですので、未経験の場合はブログでSEO記事を書いてみたり、noteで自主企画の取材記事やエッセイなどを書いてみたりするのが◎

未経験でポートフォリオをつくる方法📝
・ブログで記事を書く
・noteで記事を書く
・未経験募集案件に応募する(ステップ②を参照)

私は当時、立ち上げたまま放置していたブログがあったので、本格的にライティングを始めると決めてからは、SEOを意識しながら記事を執筆。20本くらい書いた段階で、その実績をもってSEO案件に応募→受注しました。

他にも、次のSTEP②で紹介する「クラウドソーシング」に登録して、最初は低単価でもいいので記事をつくってみるなど、とにかく自分で実績をつくって、ポートフォリオにまとめることが大切です。

事前準備についてはこちらの記事で詳しく書いています↓

STEP②クラウドソーシングなどで営業する

ポートフォリオが完成したら、それをもってどんどん営業をかけていきます。

営業先として未経験者でも挑戦しやすいのは「クラウドソーシング」です。

クラウドソーシング……Web上で発注者と受注者をつないでくれるサービス

▼有名なサイト
ランサーズ
クラウドワークス
ココナラ
ザグワークス

ただ上記はすべて、契約金額ー手数料=報酬になるため、個人的にはクラウドソーシング+それ以外でも探してみるのがおすすめ

案件を探せる場所🔍
・求人サイト(Indeed / Wantedly / YOUTRUSTなど)
・SNS(X / Facebookなど)
・メディアや企業に直接営業

私もライティングを始めたころから、クラウドソーシングとSNS、求人サイトなどを複数併用していました。また、書きたいメディアもあったので、HPなどのお問い合わせページから直接営業→受注できたケースもありました…!

STEP③質の高い記事を納品する

営業して案件が決まったら、次に意識すべきは収入UPよりも「記事の質」です。

なぜなら、質の低い記事を納品しても案件継続にはつながりませんし、低評価は新しい案件にも影響するからです。

継続的に発注してもらう=相手との信頼関係が必要不可欠。

・納期は必ず守る
・誤字脱字はしない
・一度FBされたことは繰り返さない

などを徹底することが大切です。これが、次の④で単価UPの交渉をするための大前提で、結果的に収入UPにもつながります。

当時からやっていたこと📝
・納期は必ず守る

→自分の管理シートには、締め切り日を「実際の1日前」で設定

・誤字脱字はしない
→翌日見直し&ドキュメントやチェックツールでも確認

・一度FBされたことは繰り返さない
→受けたFBはすべて記録を残しておく。メディアによって漢字のひらく・とじる、トンマナ、表現方法などは異なるので、私はライティングを始めてからは企業ごと・メディアごとにレギュレーションをつくっています。

(心の声:いくら質が大事とはいっても、単価が低い案件ばかりじゃきつい…。)

たしかに、最初はどうしても単価が低くなりがちなのがホントのところ。

ただ、個人的には「実績をためる」「FBなどがもらえる環境でスキルを磨く」が可能なのであれば、最初は単価が低くてもどんどん経験を積むほうが大事だと感じています。

私は実際に今でも時給換算はしますが、学びになるものに関しては時給なんて無視して働いちゃっています(笑)。

でも、なかにはあり得ないほど単価が低い&クライアントが高圧的…といったケースもあるので要注意。案件ごとに報酬や稼働時間などを管理して、ぜひ「スキルの向上」と「報酬面」で納得できるものを継続してみてください。

STEP④単価を上げる

質の高い記事を納品して、クライアントとの関係が築けてきたら、少しずつ単価交渉をしていきます。

タイミングとしては「請求書を送付するとき」や「相手から案件の依頼が来たとき」がベストです。

【単価交渉の例】
お世話になっております。今日は単価についてご相談があり、ご連絡させていただきました。

◯月以降ですが、引き続きご依頼をお引き受けするにあたり、文字単価を◯円まで引き上げていただけないでしょうか?

《ご相談内容》
現在:1記事◯円

次回以降:1記事◯円

単価を上げていただける場合、納品記事数を◯本に増やすことも可能です。
より良い記事をつくるためにも、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

また、新しく営業するときに、「他社様では1本◯円/1文字◯円で受けております〜」といったかたちで自分から提案するのもひとつです💡

STEP⑤仕事の幅を広げる

単価交渉をして継続的に案件がとれるようになってきたら、仕事の幅を広げる意識を。(ここが1番大事!)

ライティングのスキルを磨いて実績がたまってきたら、たとえば以下のような仕事にも挑戦できるようになります。

「書く」スキルを使って挑戦できる仕事✍️
・ディレクション
・企画
・編集
・取材
・SEO
・採用広報、社内報
・シナリオ作成
・SNS運用……

実は「書く」力はとても汎用性が高く、いろいろなビジネスの場で使われているスキルなんです。

ひとつの専門性を高めることも大切ですが、複数のスキルの掛け合わせができると、一気に需要が高まり、仕事も増えます。

たとえば、取材×編集のクロススキルがあれば、取材をするだけではなく、編集担当として他のプロジェクトにも参加できたり。

社内報×SNS運用であれば、社内外の広報部分を任せてもらえたり。

私も最初はSEOライティングだけをしていたのですが、少しずつ取材、編集、ディレクションと幅を広げていったところ、仕事量も収入もグッとアップしました。また、収入源が分散されていることで精神的にも余裕が生まれたと感じます。

STEP①〜④を繰り返してスキルを磨いていったら、今の自分の状態を少し俯瞰してみて、「仕事の幅を広げるにはどんなスキルを身につけたらいいか」もぜひ考えてみてください。

さいごに

ライターになるためには必然的にスキルを磨くことが求められます。そして、そのスキルは実践のなかでしか育ちません。

今回お伝えした①ポートフォリオが完成したら、まずは営業をして、とにかくたくさん書いて、書いて、書いて…を繰り返してみてください。

「この案件、自分にできるかな…」と、ちょっと不安になるレベルに挑戦しつづけることで、少しずつライターとしての道が開けるはずです。

今日もお読みいただきありがとうございました!

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