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クリスマスにわざわざ予定を入れること

ハロウィンが終わりましたね。

ハロウィンって私が学生の頃は、全く浸透していないイベントだった記憶があるのだけど、今や日本にもかかせない季節になったなぁと実感。

大好きなディズニーも昔からハロウィンパレードはやっていたものの、大人の仮装OKな日は○日、△日とハロウィン期間中の数日しか許可されていなかった気がするが、今や期間中なら毎日でも仮装可能だし。

そして。ハロウィンが終わるとすぐにクリスマスの流れ。

今日、スーパーに行ったけれど、クリスマスソングがもう流れていた。
「クリスマスケーキ受付中、ポイント10倍」
本当月日が経つのは早いなぁ。

今日はクリスマスについて。
若かったころと歳を重ねた今との気持ちの変化をつづってみます。

クリスマスを誰かと過ごす意味

クリスマスに1人で過ごすのが嫌だから、
妥協してまで恋人を作ったり、
女子会をしたり、、

そんなことをしたことがあるだろうか?

私は20代の頃まではクリスマスを1人で過ごすのが嫌で、何かしら予定を入れていたタイプ。

11月頃から街中がイルミネーションがライトアップされクリスマスを意識する季節になると、「今年はどうしようかなぁ」と悩みだす。

あくまで私の話だが、彼氏がいない場合は「あと1ヶ月ちょいで誰か彼氏できるかな?」と考えることもあった。
(前にも書いた、あくまで白馬の王子様を待つタイプだったから、合コンとかも行かなかったし、ただただクリスマスまでに彼氏できるよう祈ってただけ)

だから、妥協して彼氏を作ることはしなかったけど(それ以上にモテない。。)
大体同じ女友達とお茶する予定をあらかじめクリスマスイブに入れておくことでホッとしていた。

私は20代の頃、土日祝休みだった。
クリスマスイブとクリスマス当日が土日に重なると仕事がお休みだから予定を入れる意味がわかるんだけど、クリスマスが平日の場合、予定を入れるのが「わざわざ感」があった。

そもそも平日仕事の時は基本速攻退社して、まっすぐ家に帰っていた。(実家)
友達とご飯食べて帰ることもあったけど基本は次の日休みである金曜日(華金)だけ。
だからこそ、クリスマスが月曜〜木曜に当たる場合はわざわざ予定入れた感。

「本当は早く帰って家出のんびりしたいけど。」「クリスマスの予定を万一誰かに聞かれた時、○○でご飯食べたと言う事実を得るため」←友達とだけど。
「1人で過ごしたと思われたくない」
実家のため、彼氏がいないと思われたくない。
(親だからいないことくらい勘付いていたはず)

こんな理由のもと、わざわざ出かけていた。
Theプライドのかたまり。

でも次の日になんだかポカリと虚しくなる。

たぶん、「楽しかった」とか余韻がまったくなくて、なくなく入れた予定だったから。
事務的に友達と会って、寂しさやプライドのための予定を遂行しただけだから。

次の日がくると、
「昨日クリスマスだったけど、意外と?普通の日だよね、、これ彼氏と過ごしてもさ、普通の日だよね。」と思い始める。
そうよ、クリスマスは普通の日。

私の中で、「年末年始」は「普通」とは違う時間が流れている気がする。

それはまず第一に仕事が休みだから。
家族みんながお休みで集まる感じとか。
スーパーや病院も年末年始お休みだったりするから。
だからいつもとは違う環境の変化を感じる。
仕事だって「年末年始だからこれは年内にやっとかないと!」みたいになるし、大掃除をしたりする。

だけど、クリスマスって、、
病院もスーパーもやってるし、普段と何も環境が変わらない。

クリスマスって肌感覚、脳感覚がいつもの毎日と変わらないことに気づいてしまっていた。
もう、私はプライドのためだけに予定を入れていたのだと。

そう毎年思いながら、1人暮らしを始めたら一気に気が楽になった。

クリスマス、クリスマスイブも気にしなくなってしまったのだ笑
1人暮らしだと、クリスマスに1人で過ごしていても家にこもればバレない。
Theプライドのかたまり。

そして、そもそも歳を重ねるにつれて、
「会いたいと思っていない人とわざわざ会う」
「わざわざ予定を入れる」ことの面倒くささの方が勝つようになっていた。

歳を重ねるにつれて、モノを断捨離するようになったし、人間関係も含めて余計なものはいらないパスコ化している。
※私は無駄なモノを省くことをパスコ化と呼んでいる(パスコのCMから)

それからというもの、クリスマスにわざわざ予定をいれる意味がわからなくなってしまった。

時間を共有したい人を選ぶ

恋人がいてもいなくても、クリスマスを楽しみにしている人も多くいるだろうし、毎年パーティーをしている!という人もいるだろう。

恋人がいれば一緒に過ごせば良いし、友達と毎年過ごす!と決めている人もそれで良い。

ただ私が、心の奥底では、
「彼氏と過ごしたい」と思っている、
だからこそ「クリスマス」を強く意識してしまっていたんだろうなと。

自分がクリスマスに1人で過ごすくせに、クリスマスに働いている人を見たら、
「あの人は仕事かぁ、恋人いないのかな⁇」
なんて失礼ながら思ったりもした。
クリスマスを意識しすぎるあまりの、この失礼な思想展開。

そんな中、恋人いるけどクリスマスに会わない人こそ最強だと思った。

「彼氏がいるのにクリスマスに1人で過ごす。」

これはカッコいいと思ってしまった。
私の彼氏持ちの友達。
元々クリスマスとかイベントを気にしないタイプではあったのだが、彼氏がいるけどクリスマスを1人で過ごした事実を知っても、周りの外野は「可愛そう」と思わないことに気づいた。

彼氏が仕事だったから会えなかったのだが、その友達はイベントすら気にしてないから、クリスマスに会えないことを寂しいとさえ思っていない。つまり、彼女にとってクリスマスは「普通の日」なのである。

意識しすぎている人ほど、
「クリスマスに1人だと寂しい」
「可哀想と思われる」
という変な先入観がある。
まさに当時の私。

でも世の中、クリスマスにコンビニやスーパーなどの店員さんだって恋人がいるけど仕事している人もいるし、本当にイベントを気にしていないカップルもいる。

「クリスマスの気分を味わいたいから、クリスマスが好きだから友達と予定を入れる」
のは理解ができる。

周りにどう見られようが、変なプライドをしりぞけて、クリスマスを1人で過ごす勇気を若い頃に身につけていたら良かったなぁ。



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