自分のための基準を持つことの重要性
「現代美術って、よくわからないね」というフレーズも使い古された感が出てきた昨今、運良く私は夫が写真を使った現代美術家であり、結婚と同時にその世界を学ぶきっかけをいただいて今に至る。
私の花嫁修行は料理でも洗濯でもそのほか家事一切の上達でもなく、写真集をひたすら観て、写真史、特に夫(となる人)が影響を受けてきたアメリカのニューカラーの歴史を一から勉強するところに注力されていた。
毎食のご飯に強いこだわりのない夫に助けられ、しかしそれはもしかしたら私の様子を見かねてこだわっていな