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工作アーティストが、意識の変容を学ぶ理由 vol.02

こちらの記事の続きです。

リクルートを卒業した後のことを記します。

・フリーランス期

2014年の冬、リクルートを辞め、30歳でフリーランスになりました。

当時、小金井市で、大手ハウスメーカー建てたの賃貸のテラスハウスに住んでいましたが、「何かが違う、何かが足りない」と、また内側から声が聞こえてきました。

自然や、人と人との繋がり(周りも賃貸住宅のため、人の入れ替わりがある場所でした)、そんなものが足りないように感じました。

夫とも、もっと自然があるところ、湘南の方に引っ越したいね、と話し、1年半ほどの土地探しの末、2017年、家族で鎌倉へ引っ越しました。

大好きな仕事、自然や人との繋がりのある地域、願っていたものが揃いました。

それでも、私の心の中には、まだ気になることがあったのです。

それは、売れている友人たちへの嫉妬や怒り、自分との比較。

同業の友人の、活躍している投稿や、売れている情報をみると、動悸がする。

それが、数年単位で、ずーーーっと消えない。

なにこれ、会社も辞めて、望む場所に住んでいるのに、なんなのこれーーーー!

子育て講座を通して出会った、みーちゃんこと由佐美加子さんに相談してみたところ

「誰かと比べて、あぁ、自分は大したことないって自己卑下をして、
その自己卑下をエネルギーにして、なにくそって頑張るパターンを持ってるんじゃない?
表現で一番大事なのは、そこに自分のよろこびがあるかどうかだよ。」

と言われ。ガーーーーーン。確かに、持ってる…!

そしてやっぱり、「頑張って、みんなよりすごいって言われたい!」と思った、幼少期の私の心が、ここにも出てきているなぁ、と感じたのでした。


気付いたのは、願いが叶っても、内面的な声がなくなることはない。
対話は、続いていく、ということ。

大きな声を聞いてあげたら、その次の声が出てくる。
そのたびに聞いてあげるしかない、ということです。

そして今興味があるのは、その声をずっと、聞いて聞いて
もしも聞き終わったら、どうなるのか?
ということです。
それが、どういう状態なのか、どんな感覚がするのか、気になっています。

そんなわけで、現在は、内的な声を聞く方法として
由佐美加子さんのメンタルモデルと、リチャード・シュワルツ博士のFamily Systemsを学んでいます。

そして、やっぱり、この内的な変容が、とってもとっても面白いと感じているので、
私も提供する側になってみたい、
「こんなことができるんだなー」って体験を提供してみたい、
そんな願いがある今です。


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