アクアマリンの瞳に映るのは?:2021年11月11日(鏡の日)
今では当たり前に使われているか鏡ですが、古くは水面に自分の姿を映す「水鏡」で人は自己を認識し、さらに鏡は世界の「こちら側」と「あちら側」を分ける神秘的な存在ともされていました。
私も毎朝顔を洗ったり、身支度をするときに鏡を使いますが、鏡に映った自分を自分と認識できる能力を「自己鏡映像認知能力」というそうです。
この能力は動物の知能をはかる手段とも言われていますね。
そういえば子猫の頃のムルクは、鏡に映った自分を違う猫だと思って首をかしげて見つめていました。
大人猫になった今では鏡の中にいるのは自分だと認識したのかは分からないけれど、鏡に映る自分の姿を見ても反応はしないようにはなっています。
11月11日は鏡の日。「11 11」や漢字の「十一 十一」を縦書きにした文字が左右対称であることから、全日本鏡連合会によって制定されました。
また、漢字の「十一 十一」は裏返しても同じになることから、「鏡文字」とも呼ばれていますね。
鏡といえば金属板のイメージがありますが、
私にとってはムルクのアクアマリンの瞳も大事な鏡のひとつです。
ムルクの瞳は澄んだ海の美しい色でその中に自分の姿を映し出していると、なぜか心が安らいだり、悩んでいたことの先が見えてきたりします。
鏡の向こうの「あちら側」の世界の入り口のようなムルクの瞳。
なんだかムルクは不思議な猫です。
ムルクの瞳には何が映っているんだろうといつも思いますが、彼女が何を考えているのか何を想っているかはいまいち分かりません。
今日もお読みくださりありがとうございます。
鏡の日、雨上がりの水溜まりの中の景色をたまには見てみるのもいいかもしれませんね。
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