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ジェットスターのストを体験して学んだこと

はじめに

今回、年末の12/31に乗るはずだったジェットスター成田発旭川行きがストで欠航した。
数日前からストの合議がうまくいっていないことが報じられており、もしかして我々の便も…とは予想してはいた。
予想してはいたが、やはりいざそうなるとかなり混乱状態に陥り、我が家では半日がかりの騒動になった。

ストに実際に巻き込まれるとどんなことが大変なのか、今回は備忘録的にまとめてみる。

大変だったこと1 前日の夜に連絡がくる

今回は12/31の朝9時25分発のジェットスター便が結構になったのだが、連絡が来たのは前日12/30の午後7時半ごろだった。
今回混乱した理由の一つはこのタイミングだ。
もちろんストはギリギリまで会社と交渉するいわば駆け引きなので、前もっての連絡が不可能であることはわかる。
にしても、この夜7時半というのが絶妙に困った。
なにが困るかというと、欠航により使うはずだったさまざまな施設への連絡だ。
多くの施設の場合、営業時間が夜18時までの場合などが多い。
そのため、メールに気づき、あわあわして方々に連絡をし、さて施設に連絡もとなると夜8時ごろになってしまい、キャンセルしようにも連絡が繋がらないとこもあったりするのだ。
今回は実家への帰省のために、猫を成田空港併設のペットホテルに預ける予定だった。このペットホテルが遅い時間で連絡が取れずかなり焦った。
預ける予定だったのは12/31の朝7時ごろだったため、翌日の朝に連絡をするのではかなりギリギリのキャンセルになってしまうからだ。
なのでこの時点でペットホテルと、旅行先のホテルと2ヶ所ホテル関係のキャンセルが必要になる。
さらに成田空港までのスカイライナーのキャンセルや、着いた先の旭川でのレンタカーのキャンセルもある。
インターネットでキャンセルできるものも多いとはいえ、方々にキャンセルを入れるのはかなりきつい。

大変だったこと2 ホテルの予約変更

一番苦労したのは、ホテルのキャンセルだった。
今回ブッキングドットコムからホテルを予約していたのだが、ブッキングドットコムのアプリやサイトからは予約のキャンセルができなかった。
そのため、ホテルに電話をした。ホテル側はストライキなら仕方がないので宿泊料金を全額返還してくれると言ってくださったのだが、ここで問題発生。
返金はしたいのだが、なんと、ホテル側からもキャンセルができないというのだ。というのも、ホテルへの予約はアゴダからなされているようで、アゴダを通してもらわないとキャンセルができないという。
ところがわたしはアゴダを使っていない。
どうも今回の予約は、
わたしがブッキングドットコムから予約
→ブッキングドットコムはアゴダを通してホテルを予約
→アゴダからホテル予約
という流れになっていたのだ。
そのため、アゴダからキャンセルをしてくださいとホテルから言われても、アゴダのアカウントも持っていないわたしはキャンセルのしようがない。
そのことをブッキングドットコムに連絡したのだが、ブッキングドットコムは、今回の予約はキャンセルのできない予約となっているので、ホテル側が返金するというならホテルからのキャンセルと返金の手続きが必要だという。
もうたらい回しだ。
ホテルに電話して、ブッキングドットコムに電話して、ホテルに電話して……を繰り返しているうちに夜中の0時を過ぎてしまった。
ここで更なる問題発生。0時を過ぎるとブッキングドットコムの日本人対応のカスタマーセンターが閉まってしまうのだ。
結局もうどうにもできず、朝イチでまたブッキングドットコムに連絡をし、やっと返金手続きに応じてもらうことができた。

感謝


散々愚痴を言ってしまったが、ペットホテル、旭川のホテルの方々の、ストに対しての全額返金という寛大な対応には感謝したい。
昔パリでストにあったこともあったがその時はあらゆる予約のキャンセルがされなかったように思う。日本のホテルは優しい。

まとめ

ストライキは労働者の権利なので仕方ないことだし、悪いとは思わない。
ただ、繁忙期の大事な旅ならば、まずはストライキの予定を事前に調べておくこと、予約したものの一覧を準備しておくことをしておいた方がいい。
そして、ストが起きてしまうと、想像以上に予約のキャンセルは予定変更の手続きが大変であることを教訓として残しておきたい。

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