2024/5

#小説 #掌編 #千字物語 #小説が読めるハッシュタグ

#52、時余(じよ)

過去最短かもしれない。 昔、「一寸」と書いて「ちょっと」と読むふりがながふってあったのを見て、度肝を抜かれたことがある。それからその言葉は私を大いに楽しませ、また、一寸が3cmであることも教えてくれた。 ここから、ルビに対する気持ちが大きくなった。 「本気と書いてマジと読む」は序の口だ。 「月」と書いて「ルナ」と読む、 「黄金週間」と書いて「ゴールデンウィーク」と読む、突飛なのに理解ができる。私の固い頭でもすんなりと入ってくるこの卓越した表現力、見習いたい。 ルビという

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#51、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)

足下に小さくうまきさんいるの。可愛いけど怖い。 忿怒「月」ってつくの、チームか何かなのかな。 「黶」は「あざ・ほくろ」 仏教のほとんどはサンスクリット語で組み立てられている、ていうかそこが本場だからそうなんだけど、読めないながらに素敵な発音、素敵な言葉が多いですよね。 以前四国にお遍路に行った時、いろんなやり方、周り方があるのを知って、お寺でお参りする時にこのサンスクリット語のお参りの言葉を唱えるんですよね。 私よくわかってなくて、うまく読めなくて言わなかったけど、許し

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#50、義士

赤穂浪士の美しいところは、勝手に自害せずにきちんと手続きを経て一斉に死んだことだと思う。 もちろん、加害、報復、自害に対して肯定的なわけではなく、このような美しさがあったとしてもその行動自体には否定的です。 浪士の実質的長、大石内蔵助の息子、主税。 彼はまだ10代で浪士の中で最年少だった。 その彼の辞世の句がWikipediaに載ってます。 他の人のも載ってる。どういう方々かわかった上で句を見ると、涙なしではいられない。 もっともっと喋りたかったな、って主税は言って

再放送をどうぞ🙌 「お月さんと僕」 https://note.com/marika_writing/n/ndd56d845c612

#今週の更新 https://marikawriting.wordpress.com/2024/05/04/%e4%bb%8a%e9%80%b1%e3%81%ae%e6%9b%b4%e6%96%b0-5/ 更新たくさんしました！ #note #イベント #詩 #俳句 #いろいろ

校正のお仕事を承ります。

詳細は以下のリンクをご確認ください。 簡単に申し上げると、「同人誌の誤字脱字等を第三者目線で確認し、ケアレスミスをなくす」お仕事をしています。 同人誌といえば趣味で作る雑誌、小説、漫画等で、書いたり推敲したりレイアウト整えたり印刷したり製本したり輸送していく中で誤字が生まれてしまうものです。 せっかくの推しカプ小説、良いところで誤字は悲しい！ 読んでる方も辛いし、書いた方はもっと辛い！ 撲滅しましょ、誤字脱字。 他にも表記揺れ、全体的な矛盾点が無いかどうかを確認し

#49、腰郭(こしぐるわ)

また遊郭の話かと思ったら、渡り廊下的なお話でした。けど「腰」とか「郭」とか、艶やかな言葉が並ぶとね、腰郭で忍者と情報収集の会話してるかもしれないと思ってわくわくしますね。 忍者を「すっぱ」と呼ぶことがあるけど、出抜とか透破とか書いてて、言い得て妙というか、これも取手の話と一緒ですよね。ネーミングセンス大爆発。 相引きって今はもうそんな言い方しないよね。普通にLINE来て夜中出ていくよね。夜半街灯の少ない中出ていくのはさぞかし背徳感があると思うけど、おばちゃんは悪い人に連れ

#俳句