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出産時にマスク、検査陽性で帝王切開に思うこと

赤ちゃんはお母さんのお腹の中で
へその緒を通して
酸素と栄養を受け取って育ちます。

その酸素濃度は
お母さんの血液の酸素濃度の
5分の1と言われています。

だから、妊娠中のお母さんが
貧血になることは
赤ちゃんにとって、更なる酸欠を
経験させることになるから
貧血がひどくならないように
妊娠前から体調を整えることの
大切さをお話し会を通して
お伝えしてきました。

出産の時には、できるだけ緊張しなくて済むように
ゆっくりとした、深い呼吸を促しながら支えます。
陣痛の間は、赤ちゃんへの酸素供給量が落ちます。
赤ちゃんはさらに酸欠が進む可能性があります。

赤ちゃんへの酸素供給が保てているか
心臓の音を確認しながら
慎重にお産を支えていくのです。

お母さんにとっても
生まれてくる赤ちゃんにとっても
呼吸を通してしっかりと酸素が
届けられることが
どれだけ大切か。

今多くの出産の場で
お母さんへのマスク着用が指示されています。

初産の方の出産時の消費カロリーは
2000〜5000kcalと言われています。
これは、富士山を登山するのと同じくらい。
消費するカロリーを食事を取れないまま
出産をするわけですから
この間の命を支えているのは、酸素です。
1日がかりの出産もあります。
マスクをつけたままの出産が
苦しいだけでなく
お母さんや、赤ちゃんへの深刻な酸素不足を
招くのでは無いかと心配です。

さらに病院によっては
予定日前のPCR検査で陽性だった場合
無症状でも帝王切開が行われています。
妊娠そのものが順調な経過であるにもかかわらず
手術が行われることも
女性の心と体に対する尊厳が
あまりにも軽く考えられているような気がして
ならないのです。

厚生労働省の発表で
新型コロナウイルス感染陽性者の
97%が無症状か軽症
死亡者1%
重症者1.6%

この状況の中で、
生まれてきてくれるかけがえのない命を
傷つけることのない方法を
考えていくことは、本当に、できないのでしょうか。

みなさんは、どう思われますか?


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