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バーベキューと子どもの本音

今日のバーベキューのお客様はぐっと若返ってまたまた盛り上がった。子どもの本音、と言っても20代の人たちでみんなアルコールOK。この4月から親元を離れた人もいる。

「家出る時、親うるさくなかった?もう帰りたくない」

なになに?穏やかじゃないわね。
「それはやっぱり寂しいんじゃない?」

「一緒に住むのが嫌すぎて…」
「そうなの?例えばどんなところが?」
「門限みたいなのとか。今日何したのかとか聞かれたくないし」
「そうなのね〜親って子どものことを知りたがりすぎるところ、あるかも」
「友達のこともどんな人と付き合ってるかとか聞いてくる」
「なるほど〜それも嫌なのねー」

ひとつひとつ親として思い当たることばかり…小学生ならまだしも大学生でそれはいやかも。うちも子も高校生の頃、
『今日は学校どうだった?」
と聞かれて答えたくもなかったんだろうな、
『電車座れたよ〜」
なんて本質から離れた回答してた。

親子って難しい。怪我したことも言いたくなさそう。必要以上に大騒ぎするのが予想できるから。
50代の私もそんなとき、あるし。

普段は話せない子ども世代の本音を聞けたのもバーベキューしながら開放的な気分だったからだろう。


その子のお母さんは留学中、
『なんだかうちの子、元気ないみたい。ホームシックかもしれないわ」
と言ってたが、今日留学中の一人暮らしはどうだったか聞くと一度もホームシックにはならず楽しかったという。すれ違いや溝って多かれ少なかれどこの親子にもあるんだろうか。

私も我が子たちの気持ちがどれほどわかっているか全く自信がなくて、きっと色々気遣われたりしてる気がする。年齢も世代も違うんだから必要以上に近づこうとしない方がいい。

つかず離れず、と言うのは易しくて。子どもが焼いたみかんを食べながら今が幸せならそれでいい気がした日曜日の昼下がり。他にバナナを皮ごと焼くのやキウイを半分に切って焼くもの娘のおすすめです。


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