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里帰りは発見ばかりでした。

高速道路を使っての帰省は記憶するところでは2度目。来る時は8時間、さて今日はどのくらいかければ自宅に帰り着けるか予想もできない。しかし、今回の里帰りはこれまで数えきれないほど帰省しているにもかかわらず新たな発見があったのだった。

子どもたちはお盆もお正月も帰省して、さらにゴールデンウィークまで?と旅行に行かなかったことに疑問や不満も見え隠れするけれど、こちらが行くね!と伝えると喜んで受け入れ続けてくれた両方の実家には感謝している。

まだまだ長男教のはびこる田舎では、義妹がお兄ちゃんたちもお母さんの面倒見てよアピールが年々激しくなり、海外生活で日本を留守にしていた間の負担などを切々と訴えられると知らんぷりして旅行に行ってられない大人の事情というのを子どもたちもそのうち理解するか理解しないかはまだ予測はできない。

ともあれ今回は時間が長く取れたので親戚の挨拶だけでなく先祖代々のお墓まで足を伸ばして義父の育った土地にも初めて訪れることができた。そこは思い描いていたのとは似ても似つかないところで、戦後の混乱の影響が甚大だったことを思い知らされた。

そこから復興して高度成長を遂げて今に至るまで、昭和、平成、令和と義父なきあともたくましく生き抜いてきた義母には本当にパワーを感じる。

まだまだなんでもできると気丈に一人暮らしを続ける義母はなんでも1番でなくては気が済まないそうで、そのせいで夫を見送るのもお仲間の中では1番早かったという。母の日に欲しいものもないというので淡路島まで3人でドライブに行った。

とにかく運転だけはやめて欲しい私たちと、運転だけはやめられないという義母の間にこれといった名案もなく毎日運転してカーブスに向かう日課を大切にしているようだ。10年も続いていることには頭が下がる。一緒にいるとパワーに負けるので正直あんまりご一緒したくないのだけれどこの数日はお互い平和に過ごせたことは何よりだった。

里帰りはルーツとの対面。思うところも多く、また元の生活への活力を得た。皆様のゴールデンウィークはいかがでしたか?
連休最後の1日という方も多いと思います。どうぞ良い日をお過ごしください。

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