母と伊勢鳥羽旅②
初日はおかげ横丁で着付けをしてもらいややエンタメ寄りに過ごして宿に入った。今回も楽天トラベルで評価の高かったホテルを選んで「海の蝶」さんへ。
去年の砺波チューリップ旅行の時の富山のホテルも楽天トラベルで見つけた素晴らしい宿だったので期待して行った。鳥羽駅で送迎バスの運転手さんの感じの良い出迎えにその期待は確信に変わった。
エントランスからの海の眺めはお天気にも恵まれてはっと息を呑むくらい美しかったし、ロビーのゆったり感も今時の新参のホテルには真似できないもの。お茶道具や骨董の伊勢箪笥などがならんでいて由緒を感じた。
ロケーションが最高で、海に囲まれていてお部屋からも海が望める。夜と朝、2度お風呂を使ってリラックス。
お楽しみの朝ごはんは大広間ではなくプライバシー重視の間仕切りされた空間で、バイキングではない落ち着いたもの。
カラダが喜ぶものばかりで、母娘旅にぴったり。
食後は海の方へ散策してみた。少し前なら桜も楽しめたようだけど、足湯や新しくグランピングの建物などもあり若い人も楽しめる。
童心に帰って2人で海を見ながらブランコを漕いだりしていたものだから、なかなか伊勢神宮には辿り着けないのも道理。
チェックアウト後に11時のバスで鳥羽駅まで送ってもらって近鉄で五十鈴川まで戻り、タクシーで内宮に着いた頃にはお昼近く。さあ、やっとで目的の参拝だ。
今回伊勢に行ってみたいと思った直接のきっかけは、式年遷宮のことを書いているものを読んだこと。20年に一度社殿を一新するのは、技術などの伝承のためと聞いて興味を覚え、ぜひ拝みに行きたくなったというわけ。
砂利道を歩くのは大義だという母も付き合ってくれた。
もみじの花を見つけて改めて春を感じる。
写真にはまばらな人影も実際は老若男女の参拝客で連休前というのに結構な賑わいだった。
厳かな時間の後は噂の伊勢うどんへ。こしがなくて柔らかくてあんまり、という口コミに恐る恐る挑む。
券売機で食券を買ってロボットが配膳してくれる新しいシステムと古式ゆかしいお伊勢参りのマッチングが新鮮で、タレを絡めていただくような伊勢うどんも聞いていたよりは格段に美味しく感じた。
初日も歩いた横丁でひもの塾というお店にふらりと引き寄せられて、黒むつとこぎすという干物をお土産にゲット。塩分が控えられていて試食がとても美味しかったのでお財布の紐もつい緩んだ。
帰京の前に本店にて赤福盆もいただけて大満足。
一泊二日という短い旅でも濃密な時間だったなぁ。次の旅までお互い元気に過ごせますように。
急に暑くなってきました。皆様もお元気でお過ごしください。おやすみなさい。
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