Day2@九州(午後由布院、門司港から博多まで)
バスツアーとはなんとてんこ盛りなんでしょう。
2日目は別府をお昼に出てから由布院1時間散策、門司港1時間散策、博多で各自夕ご飯まで実現させてしまうのですから。個人旅行とは比べものになりません、どちらが良いかは別として。
で、由布院です。湯布院とも書きますね。
30年前は赤ちゃん連れのドライブ旅行で訪ねました。宿泊はそこそこのお宿で、玉の湯さんの極上おにぎりをお昼にいただいたことが今も口の中に蘇るほどお米の粒が立っていました。いつかは再訪してみたいと夢にまでみていた場所です。
ツアーだから自由は利かないのは承知です。食事時でもない2時から3時の間、雪の舞う由布院に滞在しました。12月の九州の山々に雪が降り積もっていることは本州育ちのわたしにとっては新鮮な発見でした。
え、これが夢に見た由布院だった?娘にあののどかな温泉町を見せたかったのに寒い年末というのに大混雑。ジブリ始めキャラクターに乗っ取られているではないですか。インバウンドも花盛り。
押し合いへし合いの観光地で人が写り込まないように写真を撮るだけでも大変です。賑やかに変遷を遂げた由布院をそれはそれで楽しむことにしました。
軽井沢に似ていると言われているその理由の一つが金鱗湖だと思われます。11月に訪れた軽井沢の雲が池とイメージが被ります。残念ながら人混みで良い写真が撮れませんでした。
由布岳は恥ずかしがり屋さん。なかなか姿を現してくれません。1番の繁華街?観光地を少し外れるとやはりどこかパワースポットだと感じられる由布院は、在米時代に二度訪れたアリゾナのセドナという素敵な町にも似ていました。
結局自由が丘にもあるパン屋さんでサンドイッチを買ってバスに戻る…粒のたったおにぎりは今回は幻となりました。
そこからバスでどれくらい走ったでしょう。地図で調べると117㎞、門司港レトロという観光地に着きました。コンパクトなスポットなのですがまたまた一時間一本勝負。娘と駆け回りました。
大正時代に建てられて最近修復された門司港駅は重要文化財に指定されています。
アインシュタイン博士が講演に来日したときに泊まられたお部屋が再現されているのは三井倶楽部の由緒ある建物。ドイツ語の手紙をドイツ語学習中の娘が必死で翻訳してくれました。
午前中に別府タワーに登って、夕方門司港で展望台にまた登る私たちってだいぶん〇〇だと思いながら自由時間目いっぱい観光に精を出しました。壇ノ浦も望めました。
やれやれ、これから博多です。こちらは87㎞とはいえ、都会の渋滞もあり運転手さんはさぞ疲労困憊なさったことでしょう。中洲に降り立った頃はクリスマスのライトアップで華やかな夜の景色になっていました。
博多が大阪に勝るとも劣らない食い倒れの街とは来てみての実感です。もつ鍋や焼き鳥や明太子やラーメンやうどんなどなどまさか一食では食べ尽くせない。夜遅い到着でも入れた名店華味鷄(はなみどり)さんで水炊きを堪能致しました。丁寧につくねを作ってくださった若いお兄さん、ありがとう。
翌最終日は運転手さんとも添乗員さんともお別れしてフリータイム。続きもお楽しみに!
寒いですが皆様良い週末をお過ごしください。
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