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結婚相談所に「良い人」はいない?何が高望みで、何が高望みじゃないのか?

結婚相談所マリアージュ・プリヴェ、代表の葉月です。
先日、Twitterでこんな投稿をしました。

例えば35才の女性会員様、美人さんだし、性格も可愛いらしい。お仕事も総合職で頑張っていて年収600万ある、って人がいたとする。

でも、同い年で年収800万以上、MARCH以上卒、身長175㎝以上のコミュ強イケメン希望、ってなると、かなりの激戦を強いられてしまう。
ライバルは、

①28才の愛嬌ある美人さん
②31才の実家富裕層お嬢様女医さん年収1200万
③かなりの美人さんFカップ32才コミュ強で資格職年収500万

あたりになる。
それでも激戦覚悟で突っ込むなら最大限の作戦と援護射撃をするけど、「戦い」になるんだって覚悟が必要になってしまう。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

これね、何も私はミドサー女性をディスりたいとか、

「結婚相談所に素敵な男性は少ない(だから争奪戦になる)」とか、
「女性は妥協しろ」とか、
「女性は5才以上年上の男性を選ぶべき」とか、

そういうことを言いたい訳では全くありません。

よく読んで欲しいのですが、

女性:
①35才
②美人さん
③性格も可愛らしい
④お仕事も総合職で頑張っていて年収600万 

と釣り合うのは

男性:
①35才
②イケメンさん
③性格も優しい
④お仕事も総合職で頑張っていて年収600万

です。これならみんな、納得してくれると思う。
でも、彼女はそうではなくて

男性:
①35才
②イケメンさん
③性格も優しい
④お仕事も総合職で頑張っていて年収600万 ⇒ 年収800万以上
⑤身長175cm以上
⑥MARCH以上卒
⑦コミュ強

を希望している。

つまり太字の分だけ、男性に「より多く」を求めているのです。
こう言うと「男性の方が稼いでいるのは当たり前じゃないですか?」と言う方がいると思うのですが、それなら「家事は女性の方が多くするのが前提で良いですか?」「コミュ力は女性の方が高いのが前提で良いですか?」ってなってしまいます。

はい、ここで気付いていただけるでしょうか。
「男性だから」〇〇は当たり前、と言うのであれば「女性だから」〇〇は当たり前、と言われる、ということ(男女逆も然り)。

因みに「20代の美女が30代の男性を狙うんですか?」という問いに対しては、

①年齢にそこまで重きを置かない人も、まだ一定数います

②「イケメン・高身長・ハイスペ・コミュ強(エスコート力含む)・すぐにでも結婚したい意思がある」の3拍子ならぬ5拍子が揃う男性は、(結婚相談所に限らず世間一般にも)そこまでたくさんはいないので(特に20代男性には少ないので)、「多少年上でも全然OK」という女性は結構います

と回答しておきます。

TOP of TOPの美女さんで、スタイル抜群で、コミュ力高くて、稼いでいて、でも謙虚で、共働き希望で、家事も得意で、実家も太くて・・・ってなれば「同い年」の「イケメン・高身長・ハイスペ・コミュ強(エスコート力含む)・すぐにでも結婚したい意思がある」男性とマッチングするかもしれませんが、そんな女性もなかなかいません。


よく「結婚相談所に良い人はいない」と言う方がいますが、それは違います。「良い人」は男女共にたくさんいます。

そして、色んな『レベル』で、色んな『良い人』がいます。

ただ、多くの人が、「自分よりちょっとだけ(または、すごく)モテレベルが上(選択肢が多いという意味)」な異性を『自分と釣り合う』と考えているのです。

私はよく、会員様に「何から何まで理想通りで完璧、と言う訳ではないけど、やっぱり好きだな~」と思える人と結婚して欲しい、と言っていますが、それは更にぶっちゃけて言うならば、

「はじめはちょっと自分の方が上(モテる)」と思っていても、深く付き合っていくと、お相手の良い部分がたくさん見えて来て、「あれ?もしかして、私、だいぶ自分よりレベルの高い(モテる)異性をゲットしちゃったんじゃないの?(ハート)」ってことは往々にして起こるから、そういう人を探そうよ、ということなのです。

「身びいき」という言葉がありますが、自分に近しい人はついつい「ひいき」したくなってしまうのはある意味当然なのかもしれません。そう考えると、「一番近しい人」である「自分自身」への評価が高めになってしまい、「自分よりちょっと上」の人を(願望も含めて)「自分と釣り合う」と考えてしまう人が多いのは無理もないことだとすら感じます。

私自身、婚活中は「相当身の程知らずな高望み」をしていました。

でも、私の婚活がハッピーエンドになった(幸せな結婚ができた)のは、「ちょっと私より下かも(?)」(←相当失礼、ゴメンナサイ)なお相手にも、リスペクトと気配りを持って接したから、だと思っています。

怒られるかもですが、敢えてはっきり言いますね。

初対面で、まだ相手のことがよくわからない状態では「格下(自分よりモテない)」だと思っていた相手が、実はすごく素敵な人だった、ということはよくあります。

でも、その時になって慌てても、もう手遅れなんです。

「自分と会ってくれる人を大切にする」
「自分を『いい』と言ってくれる人を大切にする」

ありふれたアドバイスだし、
そんなんで結婚できれば苦労はないよ、と思うかもしれませんが、
結局、ご成婚して行く方というのは「婚約者(元仮交際相手・元お見合い相手)」を大事にした人、なのです。そのことは忘れないで下さいね。


とは言っても、「そんなきれいごとではなくて、実際にどういう人が『釣り合う』のかを知りたい」という方が居ると思いますので、今度詳細を書いてみようと思います。ご期待下さいね。

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