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『マリアの占い館』 素敵な会員様達✨

占いと関わりかれこれもう50年程経ちます。(半世紀でございます。)
幼い頃から占いは私にとって友達のようでした。
私は幼い頃から相当な変わり者だった為、心を許せる友達が一人もいなく、唯一、占いだけが、物事を冷静且つ客観的に見て意見してくれたのでした。

そうしているうちに、私に占いの依頼をくださる方が少しずつ増えました。
子供の頃から占いを受けていましたので、その中でも私の占いを気に入ってくださり相性の合う方が自然にリピーター様となり、時折ご依頼くださるようになりました。
子供の頃は知らずに鑑定のモニター様が集っていたのかも知れません。

私は幼い頃から3〜5年毎に(早い時は数ヶ月)引越しを繰り返し、その土地で出会った方でご縁のある方とはお手紙やお電話で繋がっていました。
10代になり、日本の裏側にあるブラジルに引っ越した時にも、現地でも占って欲しいとご依頼くださる方がいました。

20代になり帰国し、色々あり上京し、食べて行く為、ブラジルで覚えた英語とポルトガル語を活かし大使館職員として仕事をしながら占いの勉強を本格的に開始し、教室に通い、師匠から学び、渋谷パルコや吉祥寺パルコなどでプロの占い師として鑑定が始まりました。あちこちの大きなイベントにも積極的に出ていました。20代は占術の勉強と実占の修行に追われていたように思います。そのような中、矢張り私を気に入ってくださりリピーター様も増え、私のもとへ通ってくださる方もいらっしゃいました。

30代になり、アメリカのシカゴへ引っ越す際、リピーター様たちお一人お一人にお葉書を出し、この度シカゴへ引っ越す事になりましたので、占いの鑑定をお受けできなくなりました、との事情を説明してお詫びしましたところ、リピーター様のお一人から
「でしたらメール鑑定をお願いします!マリアさんはパソコン持ってますか?メールならどこにいても鑑定可能です!」
と、メールアドレスと共にお返事があり、そうだわ、パソコンは持っているけどまだメールを使って遣り取りする相手がいなかった、と気づき、シカゴへ引越しする事を機に『メール鑑定』という新しいジャンルができました。
(それまでは対面鑑定、電話鑑定、お手紙、FAXでの鑑定をしていました。お葉書を出したリピーター様達に『メール鑑定のお知らせ』の葉書を追って出しましたら、数名様から喜びのメールが届きました。)
30代から始めたメール鑑定は私にとても合っていました。
私はブラジルのインターナショナルスクールのタイピングクラスで一番、タイピングが早く(大使館でも重宝されました)、ブラインドタッチは話すのと同じペースで打つ事が可能ですので、あっという間に3000文字、5000文字、うっかりすると1万文字くらいは軽く打つ事ができます。
メール鑑定は時間を選ばず、時間ができた時に鑑定可能ですのでそれも私には合っています。

シカゴから帰国した2000年、私はHP『マリアの占い館』を立ち上げました(もう23年も前になるのですね)。
HPを立ち上げた当時はHPを持つ占い師さんも少なく、ネット上では全くの無名な私の事など「誰やねん?」状態で、24時間365日、メール鑑定をのんびり受け付けておりました。(当時は1件1000円でした)
私は文章を書くのが好きだった事もあり、HPでは一方的な発信が始まりました。
日記、コラム、開運法、様々な占いについて(その他メイクやファッション、動物等のお話も)膨大な量の発信をしていましたが、中でも自分の勉強の為に始めた「易の部屋(現在noteにてイーチンの部屋)」や「六十四卦の部屋(現在noteマガジンに移動)」はご覧くださる方がどんどん増えました。私の熱(苦し)い何かが伝わったのかも知れません。
と同時に鑑定のご依頼もどんどん増え、いつの間にか予約制になりました。
そうこうしているうちに、HPを通してもリピーター様が増えました。
有難いことにいつの間にかご予約も半年待ち、1年待ちになる程で、私はこう見えて(どう見えて?(笑))責任感が強い為、半年先、1年先までちゃんとご対応できるだろうか、と、心配になり、40代になりベルギーへ引っ越してからは会員制にさせて頂きました。
会員様は、私の方から信頼できる長年のリピーター様にプロポーズ、お声がけして選ばせて頂きました。
その方がトラブルもなく鑑定のクオリティを下げる事なく、更に良い信頼関係が築け、良い鑑定ができると思ったからです。
占いに依存しない方(同じようなご依頼内容の場合、状況が変わらない限り3ヶ月ほど時間をあけて頂いています)、信者のようにならない方、占いのせいにせず、最終的にはご自分でご判断できる方、波長の合う方にお声がけさせて頂きました。
勿論会費などありません。1件3000円、総合5000円のままです。これまで通り、お困りの時、ご相談ご希望の際にお受けするというシンプルなシステムです。

会員様の中には40年以上私との関わりのある方もいらっしゃいます。
長い事占いをしていると、有難い事に自然にご縁のある方を鑑定させて頂くというスタイルに変わりました。30〜40年も関わっている会員様は
「一からご説明しなくても、私の人生の殆どをマリアさんはご存知だから話が早くて助かります。」
と仰います。
また、
「40年前、私には絶対に無理だと思っていた事だけど、結局マリアちゃんが言っていた道に進んで、今は指導する立場になっていて吃驚。」ですとか
「30年前、当時は絶対に有り得ないと思っていたけど、30年後の今、マリアさんが仰っていた通りになっていて驚きます。」ですとか
「20年前、私がどうしても実行したかった事をマリアさんに止められて、その理由が今わかりました。」などなど、長く鑑定をしていると、数十年後に結果をご報告くださる会員様もいて、私も勉強になります。

日本の会員様は50名様程、海外の会員様も50名様程いらっしゃり、私にはそれでも多いくらいですが、皆様愛に溢れる素敵な方ばかりです。

お互いお名前、住所、電話番号などもわかり気心が知れているので、丸で友人のようで、何でも話す事ができます。
そうなのです、もうお互い長年の友達のように接しているのです。
時には会員様から勇気を貰ったり励まされたり、とても感謝しています。
私も人間ですから人生時には大変な目に遭ったり、辛い事だってあります。そんな時、会員様専用サイトでぽろっとお話しすると、皆様とても親身になってくださり、お知恵を貸してくださる方もいらっしゃいます。国内の会員様は、北は北海道〜南は沖縄まで各地にいらっしゃいます。

現在、人生最後(であろう)の作品を制作中で、占い鑑定のお仕事がどうしても滞ってしまってますが、会員様達はその事もご理解くださり、辛抱強くお待ちくださいます。作品作りに没頭している間、私から離れてしまうかも、と思いましたが、皆様離れず寧ろこんな私を温かく優しく見守ってくださり応援してくださっていて、泣きたい程有難く感謝しかありません。

そのような有難い状況ですので、新規のご依頼は10年以上お受けしていないのです。 

イーチンにはこのような言葉があります。

「君子はその身を安くしてしかる後に動き、
 その心を易くしてしかる後に語り、
 その交わりを定めてしかる後に求む。
 君子はこの三者を修む、故に全きなり。
     (中略)
 交わりなくして求むれば、すなわち民与えざるなり」

             ~繋辞伝より

この言葉が改めて心に響きます。
信頼関係を築く為の基本かなと思います。

私にとって、『マリアの占い館』会員様全員とのご縁は宝のように有難く、支えとなり、大きな学びや気づきを与えてくださっています。
会員様達のお陰で「星マリア」があると思っております☯️
会員様達が私を占い師として育ててくださいました。
改めまして感謝の気持ちを込めて大切な大切な会員様達につきまして記事にさせて頂きました😊
会員の皆様、こんな私ですがこれからも末長く何卒宜しくお願い致します🙏


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