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大根まるごとおみおつけ | おばあちゃんの手料理レシピ

「おみおつけ」という言葉を聞いたことがありますか?

お味噌汁のことなのですが、

ほんのちょっと前までは、「おみおつけ」と言う人も居た気がします。
でも最近はもうなかなか居ないような・・・聞かないですよね。

私のおばあちゃんも、お味噌汁をお味噌汁とは言わず、「おみおつけ」の人でした。

我が家は二世帯住宅で、ある頃から母が夕飯のほとんどを拵えて副菜をおばあちゃんが作ったりと、メインの役割を母が担うようになっていましたが、それでも「おみおつけ」だけは変わらずおばあちゃんの担当でした。

具は様々レパートリーがあったように思います。
なめこのおみおつけ、しじみのおみおつけ、そして大根、など。

今思うと、季節に合わせて美味しいものをと選んでくれていたような気がして、家族への愛情深い思いやりがこもったお椀だったのたと、今更だけどありがたみを感じます。

おばあちゃんが良く作ってくれた冬のおみおつけの代表格、大根のおみおつけに、大根の葉も加えてみた孫のアレンジバージョンを今日は投稿します。せっかくのおいしい大根さんまるっと入れちゃいます。

おみおつけの温もりはおばあちゃんの温もりそのもの🤍

材料・・・
水 カップ3(600ml)
だし 小さじ1強
みそ 大さじ2〜3(お好みで調節してくださいね)
大根 1/4本程度(お好きな量)
大根の葉 お好きな量
◎おあげさんもあれば相性が良くおすすめです。短冊に切りお好みで是非入れてください。なかったらなかったで大根のみで十分美味しいです。

作り方・・・
① 大根はいちょう切りか短冊切りに準備し、葉っぱは1~2cm幅程度に切っておく。
② お鍋で水を沸かしだしを入れ、大根を入れて煮ます。※
③ 大根が柔らかくなったら大根の葉を加え、煮立ったら火を止めておみそを入れ、完成!

※大根は水から煮て中まで火を通すと思いますが、私は程よいしゃりしゃり食感が残りつつ柔らかい大根が好きなのでちょっと沸いたくらいで大根を入れます。もし柔らかい大根さんがお好みでしたら水の時点から大根を入れた方がお好みに合うと思います。


以上、大根まるっとおみおつけでした。

ちなみに「おみおつけ」を漢字にすると、「御御御付け」なのだそうです。
なんかもうおおごとですね。笑

ちなみについでに、
大根の葉っぱは買ってきたらすぐ切り落とすのが良いそうで。
葉がついたままだと、大根の水分を奪っていってしまうそうです。

それを知らず、そのままにしていたらミイラのように大根さんの白肌がしわくちゃになってしまったことがありました。笑

以来、買ってきたらすぐ切り、ついでに細かく切ってさっと湯でてタッパーに保管してみてます。これでしばらく葉色も鮮やかなままいてくれるし、おみおつけの際ばっと入れるだけなので助かります。

大根一本丸ごと買ったって悪くするだけと思いがちですが、こうして味噌汁や常備菜の作りおきに使っていると、あながちあっという間に無くなってしまうので、もう無くなった!と驚きます。

葉っぱの活用レシピ、他にも研究して美味しいものを見つけたらまた投稿したいな。

読んでくださり、ありがとうございました。


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