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映画好きイラストレーター。 好きなジャンルはエンパワメント、ミュージカル、コメディ、洋…

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映画好きイラストレーター。 好きなジャンルはエンパワメント、ミュージカル、コメディ、洋ホラー。リチャード・カーティス脚本作品をこよなく愛す。 尊敬するヒロインは中学生の頃からずっと変わらず「キューティー・ブロンド」のエル・ウッズ。

最近の記事

リコリス・ピザ(2021年/アメリカ)

ウブなチェリー少年ゲイリーが、大人のおねいさんアラナに手のひらで転がされ翻弄されるお話………かと思いきやそうでもなかった。 もーー!めちゃくちゃ良い映画だった!! 可愛くて笑ってしまう。ほんと。笑っちゃうんですよ、可愛くて。 ちょっとした事ですれ違ったりイラついたり、とにかくもどかしすぎるんだけど、それも全部が可愛くて。 最初はゲイリーとアラナの年齢差(10歳差)をひしひしと感じていたのですが、観ているうちにそんな年齢差を全く感じなくなってきて、2人の本気さが本当に愛おし

    • ドリーム(2016年/アメリカ)

      邦タイトルを見た時、「ドリームガールズ(2006年/アメリカ/ミュージカル)」とだぶってしまって、観た事のないまま何年も経っていました。 それで、最近「ドリーム」を観たのですが、もう言葉にならないくらい感動しました。 もっと早く観れば良かった。紛らわしい邦題め…! 原題は「Hidden Figures」。Hidden=隠された、秘密にされた Figures=数字、人物 という意味で、「隠された数字」「明かされなかった人物たち」という、この映画に本当にぴったりなタイトルです。

      • ハッピー・オールド・イヤー(2019年・タイ)

        タイの映画「ハッピー・オールド・イヤー」という映画をU-NEXTで観ました。断捨離の映画です。断捨離してスッキリ、という内容ではなく、物を捨てる時のモヤモヤとか捨てられない気持ちとか過去の事とか色々考えちゃうよねって話の映画。 これがもうすごく良い映画で。始終静かで穏やかな空気が流れてるんだけど、なんか色々考えちゃう映画だったんだわ〜。いや〜良い映画だった。 この映画のクライマックスの方で流れてくる音楽が、HYの「366日」にちょっと似てるので、私の中で断捨離ソングは366日

        • パール(2022年・アメリカ)

          待ちに待った公開! 公開日に有給取って観に行ってきました! もうずっと楽しみにしてて、まだ日本公開が決まってなかった時から「早く日本で公開してくれ〜!」と思いながらも日本公開の気配が全く無かったので、痺れを切らして海外サイトのネタバレを読んだり、海外のダイジェストムービーを何回も観たりしてました。 そして!遂に日本公開日が決まり、「その日は意地でも休み取ります」という殺気立つオーラを放ちながら公開日までの日々を過ごしておりました。 ここからが映画の話です。 ※ネタバレあ

        リコリス・ピザ(2021年/アメリカ)

          花様年華(2000年/香港)

          1994年の映画「恋する惑星」で、ウォン・カーウァイ監督映画の雰囲気やストーリー、トニー・レオンの色気に衝撃を受けたんですが、やはり「花様年華」も60年代の香港レトロな空気感や場面にマッチしまくりの音楽が素晴らしかった…! そしてやはりトニー・レオンの色気!! 画面の前で一人でヒャーヒャー言ってました。 そういえば、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のジュード・ロウの色気も凄かった。ウォン・カーウァイ監督、色気が凄い俳優選ぶのほんと天才だよ… さてさて、「花様年華」の映画の内容

          花様年華(2000年/香港)

          エゴイスト(2023年/日本)

          公開翌日に観に行ったのですが、ずっと悶々と考えてたというか、これはたぶんちょっとメンタルやられたので感想描いたタイミングは今です。

LGBTの話のみならず、貧困、ヤングケアラー、過重労働など………個人的にですがソーシャルワーカーという本業上目を背けてはならない社会問題がズシーンと心に刺さる映画でした。
以前、「チョコレートドーナツ」という洋画を観た時と似たような感じの、感受性を物凄い勢いで揺さぶられた感じです。


とにかく本当に観て良かった映画でした。
全ての人が幸せに生

          エゴイスト(2023年/日本)

          レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年/アメリカ)

          公開されたのは2006年。 当時、ポスターがなんとも不気味な半笑い(←こら)の女性だったので「ポスターが怖い映画」と呼んでいました。 映画館で観るわけがない。怖いもん。夢に出てきそう。 その頃ホラー映画が大の苦手だった私は「これはなんともおぞましい映画に違いない」と、勝手に胸糞ホラー映画だと決めつけて食わず嫌いしておりました。 ですが、あれから16年が経ち、ホラー映画大好物となった私は「よっしゃあのポスター怖いやつ観てやるか〜♪」と思い、鑑賞。 そして……… え… 私

          レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年/アメリカ)

          ブラック・フォン(2022年・アメリカ/ホラー・スリラー)

          ポスターが、笑うセールスマンに似ている。 だからそういう系ホラー(ブラックユーモアみたいな、世にも奇妙な物語みたいな)かな………って思ってたら違いました。 アメリカ・コロラド州の町で、誘拐犯に監禁された少年が、地下の密室にある壊れた黒電話から過去の犠牲者たちと繋がり脱出を図る話。 イーサン・ホーク!悪役は初なんですって。 ずっと仮面みたいなの着けてるので顔はほとんど見えないんですが。仮面は着けてるけど途中思いっきり上裸にはなります。 先日観たトップガン マーヴェリックのガ

          ブラック・フォン(2022年・アメリカ/ホラー・スリラー)

          note始めました。まずは自己紹介。

          こんにちは。イラストレーターのMargaretと申します。 映画が好きで新旧合わせて年間100〜200本くらい観ているんですが、せっかくなのでイラストを交えながら感想を自由に書きたいなと思い、このnoteを始めました。 私の好みは世論評価の高い映画とあまり一致していないみたいで、これまで評価低めの映画で感動してDVDを買って何度も観たり、逆に、評価の高い映画は何回チャレンジしても爆睡してしまったりと。 そんな感じなので、ここでは私が個人的に良いと思った映画について褒めち

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