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サウダーニャのジェフ残留について

「新たなシーズンをジェフユナイテッド市原・千葉の一員とし迎えられる事をとても幸せに思います。
今季は、多くの得点、喜びをサポーターへ届けたいと思います。共に力を合わせ、J1へ行きましょう!」

https://jefunited.co.jp/news/2022/01/top/164110680015220.html

昨季から加入していたサウダーニャのジェフ残留が決まった。フィルミーノ似のルックスからワントップを任せることのできるストライカーとして期待されたが、実際にはテクニカルでスピードのあるドリブラーだった。

彼の良いところはプレー面はもちろんだが、どんな時でも性格がとても明るいところ。印象としてはバルセロナのイメージを明るく変えたロナウジーニョ。前年に6位となるなどクラブ規模と比較して低迷していたバルセロナだったが、ロナウジーニョ獲得以降はクラブ全体が明るくなりリーグとカップを連覇、チャンピオンズリーグも制覇した。

いつでも明るくサッカーを楽しんでいる姿が印象的なサウダーニャもまた、クラブの雰囲気をポジティブなものに変えてくれるだろう。

問題は彼のポジションだ。ワントップよりもウイングや1.5列目が適任であり、理想はバルセロナ時代のロナウジーニョのように「4-1-2-3」のウイングだと考える。尹晶煥が得意とする「3-4-2-1」「4-4-2」ではツーシャドーもしくはツートップの一角として適応していく必要がある。

今季はワントップとしては8試合ノーゴールの夏にレギュラー落ち、ジョーカーの役割を果たしながらもトップ下へのアジャストを進めた。最終節のパフォーマンスを見ると、来季のブレイク候補に挙げても怒られはしない気がしたので、そのスピード・パワー・テクニックをピッチ上で結果に落とし込んでくれることを願いたい。

そして、サウダーニャにはジェフを明るく照らす太陽として輝きを放って欲しい。ジェフ残留ありがとう。今年も明るく楽しくポジティブに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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