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都会の商売 地方の商売

食のよろずやのYayoiです。
外食企業3社でメニュー開発 →フリーランスで飲食店の裏方業務請負人。
今日のランチは岐阜タンメン~帰京。

会社員時代も、東京の本社勤務。
個人でも今は東京拠点としていますが

時々地方に行くと、時間軸や生活軸の違いをつくづく感じます。
基本、車生活で夜に歩いている人はほぼいない。
20時過ぎると街は暗くなる。
遅い時間になると、開いている飲食店が少ないので探すのが大変。
(岐阜県T市に2週間滞在していた折は、毎晩夕食難民になりかけていました)

ところが
新宿なんて21時なんでぜんぜん人がわんさか歩いていて
飲食店のみならずどんなお店も営業中。
帰りの電車も混んでて・・・
新宿から40分電車乗ったところでも、まだまだ人が歩いています。

同じ日本でこんなに差があるんか!
・・・というか、
日本全国みたら、新宿のようなエリアが超少数派なわけで。

東京に本社があるチェーン店は
東京のやり方が地方でもそのまま通用するとも限らない

300店を超えるような大チェーンになってしまえば、ブランド浸透力で同じやり方でもよいのだけど
数十店の展開であれば、いろいろ試行錯誤が必要です。

地方ごとに特徴を生かしてメニューを分ければ、現場は売りやすくなる。
デメリットはメニュー制作費がかさむのと、全体で売れたものがわかりにくくなり、業態としての特徴や戦略が複雑になる。

ブランド戦略でとにかく同じメニューで展開する。(合わないお客様はむりに来なくてもよいと)チェーンストア理論としては正しいでしょうが、エリアによっては売上きびしく商売が存続できない店舗がでてきます。

賃金も違うわけで、生活パターンも違ってしかり。
東京の本部で考えたことを地方展開するのも
地方で考えたことを東京展開するのも
まず「違う」と認識することが大事です。

もちろん、地方と一言で言っても
それぞれ違うので一緒にしないように
尊重していかないとです。





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