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負けず嫌いの性格が未来を創る

大学入学当初まで思っていたことがある。
剣道というスポーツは武道の一種であるが、
青春時代の始まりである中学生にとっては少し過酷ではないだろうか。

こんにちは!note大学4年のかみりょうです。
今回もご覧いただきありがとうございます!

今回は自分が自負している性格に関してエピソードを踏まえてお伝えします!
皆さんは「剣道」をやったことがありますか??
剣道と聞くとどんなイメージでしょうか?
多くの方が「かっこいい」とかではなく、「臭い」「汗の匂いがやばい」「痛い」などマイナスの意見が多く聞こえてくる気がします!笑
確かに夏はやばいですよね笑笑
そんな剣道は「人を成長させる」スポーツでもあるんです!!
今回は、剣道で成長したかみりょう(私)の精神と性格についてお伝えします!


中学生の時に始めた剣道はわずか3年で幕を閉じた。実は、入学当初は陸上部に入りたいと考えていた。しかし、メンバーや担当教員、先輩たちの雰囲気を見て合わないと実感し、陸上部への入部をやめた。たった1日の部活動体験で周りの環境を判断してしまったのだ。

当時、担任だったO先生は国語の教員。中学1年生の時から国語の成績は壊滅的で、初っ端から目をつけられていた。当時、O先生は剣道部の顧問であり、人手不足を理由にかみりょうを剣道部へ誘った。体験入部を経て、とりあえず剣道でいいや、という安易な考えのもと入部届を出した。

剣道の稽古はかなり過酷で、上下関係も厳しかった。先輩より早く来て稽古の準備をする、掃除をする、自主練をするなど当たり前だった。それでも、毎日稽古を欠かさずやっていた。

ご存知の方もいるかもしれないが剣道は団体戦と個人戦がある。個人は1対1で試合をするのだが、団体戦は五人が出場する。試合をするのは個人戦同様1対1であるが、各試合の結果の勝数によって勝負が決まる。
つまり、剣道部のレギュラーは5人(補欠含めても6〜7人)である。

当時のチームは先輩が1人、同級生の経験者が1人、かみりょう含む同級生の初心者が6人の計7人だった。先輩を除いて試合に出れるのは6人中4人であった。幸い、初心者であった6人はまだ袴に着替えることさえ危うい6人だった為、実力差もなく、交代で試合に出ることが多かった。

中学3年生の4月。選手権大会(中学生最後の大会)が近づく中、かみりょうの中ではレギュラーは当たり前の存在になっていた。練習もサボりはしなかったが、誰かとレギュラー枠を争っている感覚はなく、当然のように自分はレギュラーだと思い込んでいた。

しかし

4月の大会のメンバー発表でレギュラー枠から外されてしまったのだ。

正直、なぜレギュラーから外されたのか分からなかった。ただただ泣いて泣いて泣きまくった。友達とも一緒に帰らず、一人で泣きながら家に帰った。次の日の練習にも行けなかった。

当時の剣道ノートが今でも残っている。メンバー発表がされた2016年4月18日の記載にはこのように書かれていた。
「自分が当たり前と思っていたレギュラーは当たり前ではないと目の当たりにした。何故レギュラーを外されたのか、自分なりに答えを出し、報告します」

たったこの2文であったが、この経験が自分の精神力を大きく変えることになる。

この次の日から誰よりも必死に、死ぬほど剣道を練習したのを覚えている。団体戦のメンバーから外され、個人戦の一戦目では開始1分で2本負けになり、悔しさが続いた時期だった。


選手権大会(中学生最後の大会)までたったの3ヶ月。どうやってレギュラーの座を取り返そうか。必死で考えてたどり着いた答えは「自分が納得いくまで練習する」ということ。よくあるのは、レギュラーを目指して強くなる、誰よりも多く練習する、アピールする等が手段として挙げられるが、かみりょうが辿り着いた答えは違った。目的を「レギュラーの座を取り返す」ではなく、「最後の試合で勝つこと」にしていた。試合に勝つ為に、後から後悔しないくらい稽古を重ねるだけでなく、上手な人を観察する、負けた試合の敗因を考える、少しでも多くの技術を吸い込むなど、毎日剣道のことばかり取り組んだ3ヶ月だった。

その後、選手権大会でレギュラーに選ばれ、今まで負けてきた相手にも勝つことができたのだ。正直3ヶ月前の自分では負けていただろう。

この3ヶ月は繰り返しにはなるが、この3ヶ月はとにかく「勝ち」にこだわった。勝って勝って勝ち続けることを念頭に置いていた。そしてこの経験により、かみりょうの精神力が強くなっただけでなく、「負けず嫌い」の性格を得たと思う。

大学4年になった かみりょう は今でも負けず嫌いだ
負けず嫌いというと子供っぽく見えるよと言われることが度々あるが、構わないと思っている。なぜなら、勝ち負け問わず、全力で何かを続けることは自分の成長につながると思うから例え成功しなかったとしても、失敗したとしても何かを得ているはずだ。

この負けず嫌いの性格は一生続くだろう

話が少し逸れるが

4月から社会に出て働くことになる。新卒1年目は先輩の姿を見て、我武者羅に仕事している自分の姿が安易に想像できる。そして、将来的には得た知見を活かして起業したいと考えている。起業すること=勝ちではなく、自分で会社という組織を立ち上げ、自分で利益を得るということをしっかり学び、経験したいと考えている。

その為にもまずは、
「自分」という存在にも負けないように今できることを精一杯続けていく


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