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50代再スタートに備えるべき一番大事な事

こんにちは。50代世帯主サラリーウーマンです。2022年4月に32年勤めた会社を退職し、新たな職場で再スタートしています。

転職して週休3日の働き方にチェンジして、そろそろ1年半が過ぎようとしています。増えた休日を使って、新しい取り組みも初めたり、それなりに充実していましたが、定年のない働き方をしたいなあと思うようになってきたので、資格取得のため学校に通う事を決めました。

50代で転職したり、資格取得をしたりと、チャレンジをするために一番大事だなーと思う事があります。それは基礎体力です。

実体験を踏まえ、なぜ基礎体力なのかについてブレイクダウンして述べていきます。


有給休暇が(しばらくの間)使えなくなる

仕事をリセットすると、有給休暇が無くなります。

長く勤めていると、空気のようになって有難みが薄れていますが、有給休暇とは、働かない時間でも働いているとみなして給与が発生する、実に有り難い制度です。

正社員や非正規(契約社員)の条件で転職すると、半年間は有給休暇がなく、休めば無給です。(会社によって有給休暇が最初からある場合もあるけれど、法律上は休暇を与えなくても良い)

その半年間の間に体調崩して休んだらその分賃金が引かれてしまいます。最初に張り切り過ぎたり、無理をすると50代はすぐにガタがきますよ、、。

アルバイト・パートであれば、そもそも有給休暇はありません。最近出てきたギグワーク(タイミーなどに掲載されている日払いアルバイト)も同様です。

健康を害したら、収入低下に直結してしまいます。
退職直前は、ウキウキで、ストレスフリーで夢にも思わないと思いますが、環境が激変したら何が起こるかわかりません。

基礎体力があれば、回復も早いので休んだとしても数日で早期復帰できます。

病気満載・体調不良になりがちな50代

50代は体調を崩しやすいお年頃です。

私自身、更年期のお年頃なので、昨年夏は人生で一番不調でした。いや、今年もそうかもしれない (爆
転職して間もなかったので、タイミング悪く、自分の身体への信頼が失われてしまいました。

ただでさえ自分比で頭のキレや記憶力が低下しているので、「物覚えが悪くなった&身体の不調が続く」という理由で悩んで、メンタルがネガティブスパイラルに陥りかけました。ただ夜の眠りはまあまあ良好だったため、不眠から引き起こされる慢性不調までは行かなかったのですが、周囲には不眠に悩まされている人がなんて多いことか!

持病は特にないですが、慢性疾患を抱えている人も多いお年頃です。高血圧、腰痛、肩こりetc… 

重めの持病を持っていたり、年齢平均よりも体力がないと自覚している方は、早期退職や転職をせずに、現職の福利厚生や健康保険の恩恵を受けながら継続して働くという選択もありかと思います。

勉強するにも〇〇が必要

効率よく学習するには、集中が必要です。そしてある程度の時間集中するには「体力」が必要です。

わたくし、8月中旬から資格取得のため、週2回、平日の夜と週末休みの昼に4時間ずつ、通学型講座の受講が始まりますが、平日の夜に講座受講する体力が続くか不安で仕方がありません。

なぜ通信制などの自宅学習でなく、通学制をあえて選択したかというと、学習せざるを得ない環境にあえて身を置くことで、脱落しにくくするためです。

恥を忍んで告白すると、現在の平日の夜の夕食後は、横になってだらだらとYoutubeやSNSを見て過ごす事が多いです。活字の本を座って読む集中力も失せています。

思い起こせば20代は、仕事終わりに学校通っても元気だった。40代前半も、仕事終わりに自習室に通って自宅で出来ないe-lerningを1,2時間集中して学習できていた。
それなのに50代半ばの今は、まさに階段を転げ落ちるように自然と体力が低下してきていることを実感中。

金と〇〇どちらが大事か

50代再チャレンジや、今後の事を考えると、金と体力どちらかを選択するとしたら、体力の方に1票を投じたい。(もちろん、両方あれば越したことはない)

人手不足で、金があっても人が集まらない業界が増えてきています。
平成時代に「買い物代行」「運転代行」「家事代行」「配送」「ベビーシッター」などのサービスが充実してきて、潤沢なお金があれば他人が代行してくれる便利な世の中になってきたのですが、ここに来て急に「人不足」になってきました。

2025年問題でしたっけ? 団塊の世代が後期高齢者になり就労人口からとうとうリタイアすると、あらゆる業界で人手不足になるだろうという問題です。

金があっても誰も請け負ってくれなくなる(請け負う人やサービスが消える)時代では、自分が動かなくてはならなくなります。体力があれば、いろいろと自分で動く事が出来ます。自分で動けばボケ予防にもなるので一石二鳥です。

体力・気力の低下に応じて仕事内容を自分に合ったものへ変化出来ればさらに長く働く事が出来るかもしれない。そのためには新しい事を学ぶ再チャレンジが大事。学ぶためには体力が必要。

やっぱり時代は「筋トレ」なのですよ


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