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「陽」極まりて「陰」に転ず

食を通して「日本の美」を伝えたい自家農場のお米や野菜を使って旬をテーマにしたお弁当販売と料理教室を主宰しているmaorobi labo(マオロビラボ)松浦真央です🌿


2023年おつかれさまでした。
今回は、今年の締めくくりを。

久しぶりに、ようやく、ゆっくりと文章を書きはじめています。

施設のお仕事納めの昼食に。
今年は企業や団体様から沢山のご注文が。
一年で約3000食のお弁当をお届けしました。


濃かったな2023年


今年は家族にもたくさん協力してもらったので、お疲れ様のお礼を兼ねて、家族をランチに誘ってみました。

近所の人気店にて。
おうちのごはんもいいですが、
日常から離れて話す時間は大切。


ゆっくりした時間の中で、息子がスマホのアルバムをスクロールし始めました。

中学校入学も、キッチンの移転も、BJも、全部今年なんだという事実に改めてびっくり。1年前の写真では、まだあどけなさが残る息子は、声が変わり身長もいつの間にか抜かされてしまいました。

美と和を深める


というテーマを掲げた今年。

1月から茶道と着付けを再開したところ、3月のお茶会でお手前デビューが決まって、それはもうお茶も着物も猛練習!
寝ても覚めても頭の中は着物とお茶の手順が頭をぐるぐる。
…思えば新年、そんなスタートでした。

初めて自分で着付けた卒業式
お恥ずかしながら帰宅したら帯がこんなことに!


Beauty Japan


それと重なるように始まったBeauty Japan へのチャレンジ。
今年を振り返るのにBJなしでは語れませんな。

7月の中日本大会を経て、11月9日には日本大会へ。
全国から勝ち進んだ70名の中から、最終選考16名に選出され、
9分間のプレゼンテーションへ進むことができました✨

動画の一部では柿を収穫からぬか漬けにしてお弁当に盛り付けるまでを記しました。

食を通して日本の美を伝えたい


この言葉に集約した自分の想い。
1,100名の観客の皆様の前で、お伝えしてくることができました。

大会のお着物は、着付けの先生のご友人の大切な中振袖。

「束ね熨斗」という縁起の良い柄で、多くの人に祝福を受ける。
幸せを周囲の人たちと分かち合うという意味をもつ、まさに大会にふさわしいものでした。


着付けは、組み合わせも含めて中日本大会の時から柳生野里子さんに本当にお世話になりました。

野里子先生のお着物シート


地方大会での私と野里子先生との二人三脚のチャレンジを見ていて
「ぜひこの着物を」と、貸してくださった貴重なものです。

着物や帯はもちろん、細部の小物に至るまで、初心者の私にも分かる、本当に上質なものでした。

ランウェイで手にしている稲穂のブーケは、うちの新米🌾。
中日本大会アンバサダーの美穂さんが素敵なブーケに仕上げてくださいました。


自分も知らなかった自分に出会えた旅


最初は及び腰だったBeautyJapan。

自分ごととして、大きく発信するには、溢れ出るものが必要でした。
「応援してくださいと」と手をあげるには、やっぱり勇気が必要でした。

最初から、自信をもって自分は何者かと言えたわけではありません。

2ndステージは「ルールより大切なこと」というテーマをいただき
在り方についてスピーチを。


チャレンジ中にnoteに綴ってきた言葉は、今となっては本でも1冊書き上げたような、自分の財産になりました。

応援してくれる方々の存在は、勇気と自信を与えてくれました。

愛すべき応援団
うちわ嬉しかったぁ!


私にとってBeauty Japan は、
「自分は何者でどこに向かいたいのかを言葉にする旅」の様なものでした。

旅の間は、内側の想いに耳を傾け、外側を整え、とにかく自分を丁寧に扱ってみました。

そして気がつけば、自分も知らなかった、輝かしい自分に出会うことが出来ました。

壮大な旅路を共にした仲間とのご縁もまた貴重な財産です。



陽極まりて陰に転ず


思えばここ3年くらいは、とてもエネルギーの強い渦の中にいたようです。

自分の料理の集大成とも言える「旬をめぐる年間講座」を作って、3回目の冬を迎えます。

多くの生徒様が、今年からお店をオープンしたり教室をはじめたり!という嬉しい年でもありました。
そして、海外にも受講生の方が広がりはじめました!

そして今年はBJを通して、出せる今の自分を、目一杯発信してきました。

レシピも人生も、全部出しきって可視化したら、なんだか急に昔の作品のように思えてきました。

小説の1章が終わった感覚。

次の新しい章を進めるために、今、いろいろ吸収したくなっています。

暮らしも仕事も料理も感性も。
より上質でシンプルで深みがあって、普遍的で斬新なものを!

家族が寝静まった後の
夜な夜なの学びの時間が至福



一年の終わりに今思うこと


それは、私が目指すあり方を、自らが本当に大切にしていきたいということ。

「旬を取り入れて丁寧に暮らす」
「四季が巡る喜びを分かち合う」

これが、全ての活動や生きる上での自分の源。満たして溢れさせたい。
そしてまた溢れたものをシェアしていく。

来年は、もうワンステップ暮らしを整え、テーブルを囲んで一緒に手仕事をする機会を増やしていきます。

手仕事はみんなでやると楽しい!


そして、ご縁のある方と食べる時間を共にする、ランチ会などを増やしていきたい。そんな風に考えています。 

思いっきり作りたいものを作り
もてなすのが大好きなのです


月と太陽、女性と男性。
陰も陽もあるからこそ、この世界はバランスを保っています。

人生のいろんな時期。
陰と陽を繰り返して、人としてもまあるく、より大きくなっていけるかな。

そうそう。
来年は私が表に立つというより、人に寄り添い、応援をする年にもしたいなと思っていたりもします。

真菰で作ったしめ縄


兎にも角にも



さてさて兎にも角にも、思い出に残る、一年となりました。

皆様はどんな一年だったでしょうか?

またお弁当でも食べながら、はたまた手仕事を共にしながら、お話聞かせてくださいね。

今年最後にお渡ししたお弁当は
お誕生日祝いの特別なものでした。


あぁ。ようやく今年の振り返りができました。

noteで出会った皆様、2023年本当にありがとうございました。

来年も綴っていきますね。どうぞよろしくお願いいたします。

maorobi labo
松浦真央


👑Beauty Japan中日本大会

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