【妊活日記②】主治医のドポジティブ思考に笑う私
こんにちは!!こんばんは!!まにょです!!
今日は2回目の妊活クリニックでした!
(私まにょ、個人的に不妊治療のクリニックという言い回しが全く好きじゃないので、妊活クリニックとさせていただきます)
1回目の記事はこちらから!!
記事にもある通り、今日は前回検査を行ったAMHの結果の確認の日でした。
AMHは簡単に言うと、私の卵巣の中に残っている卵子の数、在庫数みたいなものです。別に低いから妊娠しにくいとかではなくて、卵子の数が少ないということは妊活できる期間も短くなってしまうということ。なので数値が低ければ、スピーディーな治療が求められるということです。(たとえばのんびり半年はタイミングをして・・・とかではなくて、早めに体外受精などのステップアップをするとかね。)
卵子の在庫が少なくても、その少ない卵子の質がよければ、妊娠することは十分可能で。
AMHの結果が妊娠率に直結するものではないと頭ではわかってはいるけれど、結果を聞くまではものすごく不安でした。
AMHに限らず、というか妊活治療に限らず、
私の身体が健康なものであってほしい。
血圧、血糖値、コレステロール。
心臓、腎臓、肝臓。
AMH、ホルモン値、子宮の状態。
すべて健康であってほしい。正常値であってほしい。
だけど今は、夫のためにどうしても子供を授かりたいから。
少しでも妊娠できるという安心材料がほしいから、
AMHも正常であってほしい。
そう願った1週間でした。
「こんにちは!!よくきたね!!!!」
明るくて少しくせの強い私の男性主治医(ちなみにこれは褒めています)は、今日も明るい笑顔で私を診察室に迎えてくれました。
そして、
「まにょさん!!!!!!卵いっぱいあるね!!!!!!!!笑」
と、これまた明るい笑顔での唐突な結果報告でした。
「あ、ほんとですか??」
「いいね〜〜〜素晴らしい!!!平均以上にあるよ!!!笑」
と、AMHの検査結果報告書を見せてくださいました。
結果は、7.5ng/ml。
やっぱりな、多嚢胞だ。
そう、感じました。
私のような年齢が30代前半の女性であれば、AMHが1以下、2以下だと低AMHとして、スピーディな治療が勧められます。
だけどAMHって、高ければ高いほどいいというわけではありません。
なにごとにもやっぱり正常値ってあるもんだと、医療従事者だからがゆえよくわかっています。
多嚢胞というのは、まぁいわば未熟な卵胞が渋滞してしまっているという感じかなぁ。たぶんこの記事をよんでくださっている皆様はある程度知っていらっしゃると思うので細かな説明はしないようにします。
まぁなんせ、私はAMHが高すぎるということ。
多嚢胞だろうなというのは薄々感じていました。
私の基礎体温は綺麗に2層に分かれてはいるんだけれど、なんせ低温期が長い。長過ぎる。長すぎて、いつ排卵が起こるのか予測ができず、何本も排卵検査薬を無駄にしてきました。
いつまでも陽性反応がでない排卵検査薬に嫌気がさして、排卵検査薬を使うのをやめた途端排卵が起きて高温期になってしまい、「はい!!!今周期も綺麗にタイミングを逃しております!!!!☆☆☆」というのを数カ月繰り返してきました。
ググったところ、どうもこれは多嚢胞性卵巣症候群が疑われるということで、覚悟はしていました。
そして今回このAMHの結果をみて、
「やっぱりな」
というところ。
だから、先生からも多嚢胞の指摘をうけるんだろうな〜なんて思っていたら、私の主治医は、
「卵いっぱいある〜〜〜〜!!!!いぇ〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!」
とまぁテンションが高いのなんの。もはやお祝いしているレベル。
いやその先生大丈夫????だなんて妊活経験者は思うかもしれませんが、私の通うクリニックは実績・技術ともに妊活界隈ではそこそこ有名なクリニックです。笑
そんな先生が、
「いっぱいあるぜ〜〜〜〜!!!!いぇ〜〜〜〜い!!!!!!!!」
だなんて笑うもんだから、2人で診察室で大笑いしていました。
そして先生は、
「これからどうしたい???」
と、また柔らかな笑顔で私を見てきます。
この先生にとって、多嚢胞性卵巣症候群はきっと大問題なんじゃないんだろうな。そう感じました。
まぁ人によっては「は??????????多嚢胞やぞ?????は????????」という感じかもしれないんですけどね。笑
でも先生は一切ネガティブなことは言わず、なんなら続けて私のやたら低温期の長い基礎体温表を見てこういました。
「ちゃんと排卵してる!!!!!!!ほら!!!!綺麗にわかれてるでしょ!?高いところと低いところ!!!排卵してるじゃん!!!!!!いぇ〜〜〜〜い!!!!!!!!!」
・・・・・・あのー、念の為もう一度言いますが、有名なクリニックの先生です。
多嚢胞性卵巣症候群って、不妊原因でもとっても多い原因の一つなんですけどね。でも、どれだけ卵子が渋滞しようと、低温期が長かろうと、ちゃんと質の良い卵子が排卵されていれば問題なく妊娠できます。多嚢胞だから妊娠できないなんてことはないんです。
先生は、「多嚢胞だから妊娠しにくいかもね」ではなく、「卵子はいっぱいあるし排卵もちゃんとしてる!!!!!いぇい!!!!!!!!!」という、ドポジティブ思考だったということです。
色々な患者を診察されてきたなかで、この考え方が大事だということにたどり着いたんだろうなぁと私は勝手に思っています。
ないものに目を向けるのではなく、今あるものに目を向ける。
「多嚢胞だね、治療しないとね」
と言われるよりっも何倍も心地の良い先生の診察をしてくださる先生に私は感謝しています。
いぇ〜〜〜い!!とひとしきり喜んだあとに、
「で、どうしたい??」
って聞いてくれるもんだから、
患者の希望に寄り添った治療を優先される先生なんだなとも感じました。
私は、多嚢胞はもちろん気になるけれど、それよりももっときになることがありました。
「クラミジアに感染したことがあるんです。それからずっと、卵管が詰まってないか不安でした。卵管造影検査を受けたいんです。」
そう伝えると、先生は
「そっか〜〜〜。確かにその検査はしたほうがいいかもね!!!!!もちろんこれからすぐ保険診療に入ることもできるんだけど、保険を使うってことは国のお金を使うことになるから、すごい制限が厳しくて。自由診療のほうがお金はかかるけど、身動きはとりやすいのね。だから少し高いんだけど、自費でクラミジアの検査のための採血をして、卵管造影検査すぐに受けたほうが良いかな。2万2000円かかっちゃうんだけど、受けたほうが良いと思う。どう?先に検査しとく????」
詳しくは忘れたけど、なんかこんな感じだったと思います。(あやふやな記憶なのでニュアンスが少し違うかもしれないです)
私は薬剤師なので、不妊治療の薬についてはある程度詳しいつもりだし、保険診療の縛りについても内容は違えど薬局業界にもあるものだから、そのへんの縛りが窮屈だというのはとても理解できます。
なので、詳しいことはよくわからなかったけれど、
「そうします」
と返事をして、診察室を出ました。
その後クラミジア抗体を検査するための採血をして、クリニックをあとにしました。お会計は再診費用等も含めて6000円ほど。
妊活を行うにあたって、主治医との相性は大事だなと実感する2回目の通院となりました。
現実をしっかりと伝えられる先生が好きな方もいれば、
念には念をということで色々な検査をしてくれる先生が好きな方もいらっしゃるだろうし、
私の主治医のように、ポジティブ思考で個人の意思を尊重してくれる先生が好きだという方もいらっしゃると思います。
短くはないお付き合いだから、もしも主治医の医師とあわなかったら転院は必須だなと感じました。
とまぁこんな感じの、今日の通院記録でした!!!
妊娠しない現実に悩むみなさん!!
きっときっと、大丈夫です。
私達はきっと、大丈夫。
きっときっと、夫との愛おしい赤ちゃんを抱っこする日がきます。
毎日を誠実に、健やかに、幸せに。
そう生きていれば、きっと大丈夫!!
一緒に頑張りましょう!!!
妊活を頑張るのではなく、
今日も私達、誠実に真っ直ぐに、
心も身体も健康に生きれるよう努力しましょう!!!!!
まにょ。
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