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自分を守るための友達関係

以前一度noteに書き殴ったのだけれど、自分で読んでいて気持ちがいい内容では無かったので消した。でも、自分の中でどうしても消化したかったのでもう一度書くことにした。



私と同じく適応障害になった友達がいて、以前から相談に乗っている。自分と同じ境遇だからこそわかることがあるし、自分でよければ少しでも力になりたいと思っていた。

その友達とは、休職期間に数回会って話をした。
体調のこと、仕事のこと、これからのこと。適応障害といっても全てが同じ症状な訳ではないが、寄り添うことはできる。自分自身の経験が、周りの友達を救うことができるかもしれないとちょっとだけ思っていた。

ある時、その友達と友達の彼氏と3人で会う機会があった。彼氏の卒業式に1人で行く友達に、私がついていくことにしたのだ。休職していて時間もあるし、2人の幸せそうな姿を写真におさめてあげられたらいいな〜ぐらいな軽い気持ちだった。友達の彼氏に会うのも初めてだったので、楽しみにしていた。

卒業式が終わり、会いに行った。2人とも幸せそうに話す姿を見て来れてよかったなぁと思っていた時、突然友達が彼氏に「うちらって社会不適合だからさ〜卒業式平日だけど来れちゃった(笑)」と何気なく話していた。

その場ではあはは〜そうだね、と笑って適当にやり過ごしたが、2人の写真を撮っている時もその言葉は頭の片隅から離れなかった。
ただ、2人の幸せそうな姿を見たかっただけなのに。

きっと、彼女は自分を卑下してこんな風に言ってしまったのだと思う。(私も同じ境遇だから巻き込まれた)だけど、会社に行けないこと、休職していること、体調が整わないことなど同じ悩みを抱えているからこそ、そんな風に一括りの言葉で言えてしまうことが本当に衝撃だった。

今でも、その友達の相談は乗っている。
彼女もいっぱいいっぱいなのだろうけど、若干都合の良い人認定されているような気がする。

高校時代から苦楽を共にしてきたし、良いところも沢山知っているから簡単に縁を切るのは難しいけれど、この一件を機にもう無理して会う必要は無いかなと思った。

自分をすり減らす人とは距離を置く。
しんどいなら自分からは連絡しない。

私が大事にしたい人、私のことを大事にしてくれる人達を守りたい。

他所から見たらちょっと冷たい人間かもしれないが、自分を守るためにはそれくらいでいいのかもしれない。

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