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しあわせの形はいろいろだ
宮下奈都さんの作品は『太陽のパスタ、豆のスープ』を読んで、好きになった。婚約破棄された女性が、悩みながらも前を向いて生きていこうとする物語だ。
元気がない時や自分を奮い立たせたいときに何度も何度も読んで、勇気をもらった。
そんな宮下さん家族が北海道の十勝・トムラウシという地域に暮らした1年間の日々を描いたエッセイ、『神さまたちの遊ぶ庭』を読んだ。
私自身も、小学校5年生まで札幌に住んでいた。冬
あつかったらぬげばいい。それでいいんだよね
先日、図書館でヨシタケシンスケさんの『あつかったらぬげばいい』という絵本を借りてきた。かわいらしい表紙に惹かれて気がついたら手に取っていた。
家に帰ってきて柿を食べながら読んだ。
1ページずつ見開きになっていて、ゆるくてかわいいイラストとともに日常の出来事が描かれていた。
クスッと笑えるものから深いなぁと思えることまで、読み進めていくたびに「そうか、それでいいんだよね」と思わせてくれた。
特
愛とユーモアに溢れたさくらももこ先生
私は、子どもの頃からちびまる子ちゃんを毎週楽しみに見ていた。大学生くらいになっても暇な時はわりと見ていて、その話を友達や彼氏にしたら「まだ見てるの?」とびっくりされた。
ちびまる子ちゃんは、昔ながらの日本の家族が描かれていて私は好きだ。まるちゃんは夏休みの宿題を最終日までやらずに怒られていたり、周りの友達みたいに旅行に連れて行ってもらえなかったり、1冊しかないノートをお姉ちゃん取り合いしたり、決