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株クラの考察メモ

億トレは、人生の「何か」とのトレードオフで到達するものではないかと思っている。

それが時間・労力・忍耐といった本人の努力の蓄積を捧げた結果であることもあれば、偶然・運・イナゴによって努力なしに手に入ってしまうこともある。

私の仮説は、楽して短期間に億トレに到達してしまうことは、その後の人生を必ずしも豊かにはしない、もう少し噛み砕くとそれは「人生のボラティリティ」を増加させてしまう行為で、それに耐え切れる器を備えているかが問われるのだと思う。宝くじを当てるように偶然手に入れたものであれば、人生のボラティリティが突如上昇し、予期しない形で将来ある日突然にその代償を支払う、といったことがあるかもしれない。

こうすると、努力することは、人生のボラティリティを下げる効用があるように思う。時間や労力を差し出すことで、健康・家族・仕事といった人生の構成要素について全体的なバランスをもった資本・資産形成につながる。


株クラの中でも、資産レベルでは大まかには株クラの中でも、資産レベルでは大まかには

  • 本当にすごい人億トレ以上(さらに資産毎に層はある)

  • 億トレにいずれいく人、コミュニティや勉強会で周りから一目置かれる人

  • 中間層

  • 初心者(銘柄プレゼンできる状態になく聞く専門)  に分けられる。

さらに億トレの人のパターンは、「才覚に恵まれた人」「コツコツ積み重ねた人」のいずれかが多い。さらに分類すると、

  1. 人生のボラが大きく、資産以外の面では、家庭・健康・仕事などで必ずしも万事順調とは限らないが、トレード・投資の才能が優れていたり経験を積み重ねて嗅覚を得た結果、資産構築し人生逆転系

  2. 元々IBDや証券で投資系の仕事をしていたリタイア組で、資産・ナレッジが大きい状態からスタートできるイージーモード系

  3. ファンダ調査に関する一定の素地・センスがあり、兼業でもコツコツ億トレに到達し、FIREできる状態系(高学歴パターン)

  4. 中小企業の社長等で、圧倒的な入金力&インサイダー的に特定業界の裏話に精通、トレンド把握に優位性がある系

  5. 家系資産・遺産相続ででそもそも億ってます系

  6. 他力・イナゴ力が高い「本尊どこまでもついていきます!」系

多分、母数としては1つ目が多く、今後新NISAの拡大に伴って3つ目の層も増えてくるかもしれない。6つ目は中間層止まりが大半だが、まれに億トレに到達してしまう場合も0ではないのかもしれない。

自分がどういう層に属しているのか、また目指していきたいのかはとても重要な一方で、自分の類型をメタ認知的に俯瞰できずにどこに属しうるかを十分認識していないことも多いのではないかと思う。
これは、本来その人が目指すべき投資の時間軸やスタイルにも影響するので、早めにつかむのが重要になる。ただその掴み方は、結局のところ自ら行動して手繰り寄せるほかない。

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