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朝のニュースなんてまだまだ可愛いものだったことを知る

今日、勤務が非番の日で。
そういう日、いつもはテレビを消しているのだけど、今日はうとうとしていて朝の時計代わりにつけたものがそのままになっていた。

10時頃目が覚めた。
公共放送から、ウクライナやアメリカの様子を伝えているらしい報道が流れている。
その口調が、
「帝国陸海軍は…!」
という戦前戦中のニュース映画やラヂオ放送の、強い話し方にそっくりなのだ。
或いは、北朝鮮のテレビニュースの、チマチョゴリの女性アナウンサーの、強い抑揚の口調を想起する。
いったいこの薄気味悪い番組はなんなのだ。
画面を見ると、『ABCより』というテロップが上の方に出ている。トランプ氏の悪評をとうとうと流している最中だった。
話題は現在の内容らしいのだが、語り口調はドラマや映画・ドキュメンタリー番組で視聴したことのある戦時中のニュースそっくりで、とにかく薄気味悪い。聴いていると脳をかき回され洗脳されるような不安感に襲われ、すぐにテレビのスイッチをオフにした。

いったいなんなのかこの公共放送は。
1日中テレビを観て暮らしていたら頭がおかしくなるだろうと感じた。

あれはなんだったのだろう。
気持ちの悪い番組だった。

もしかしたら夢でもみていたのかもしれない。

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