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満足度はとても高いが、先々の不安も残る私の転職

私のキャリアを簡単に

いわゆる就職氷河期世代で、専門学校を卒業するも、アルバイトで事務職からキャリアをスタート。2年弱で正社員になったが、元々クリエイティブ系の仕事に憧れがあり、雑誌でみかけたDTPオペレーターという職に興味をもち、スクールに通い、派遣社員でDTPオペレーター→正社員でWEBデザイナーに転職→出産・育児で休職→パートで再就職。DTPオペレーター兼広報と働いて10年が近づこうとしていた。パートは1日5.5時間、週4日で勤務。扶養内である。

転職を考えた瞬間

パートを初めて5年目。子供が中学に入るタイミングで、もう少し時間を延ばして働いて収入を増やせるのではないかと思ったことが一番だった。
夫が年上で定年までのタイムリミットが近づき、私が正社員になって収入を増やす必要もあった。
それから、当時在籍していた同じ部署の人が優秀でセンスもある。私でなくても良いのかなと思った事。(でもその方すぐに辞めました)
職場がトップダウンでトップの気分で振り回されることも多々あり。辞める数年前は離職率も高く、私が入社した時にいたメンバーも続々辞めて残っているメンバーが会社への不満を常々口に出し雰囲気良くないなぁと思っていて私自身もモチベーションが保てず、限界が来ていた。

私が望む働き方

東京都内ではあるが、23区外の住民であるため都心への勤務は通勤時間がかかる。都心への通勤の経験があるが、思い返せば結構しんどかった。それから10年以上経ち、体力が落ちている中、同じような働き方は難しい。パートはドアtoドアで約30分。コロナ禍前まではなるべく近くで働けることを望んでいたが、コロナ禍になり「リモートワーク」という働き方が浸透してきたので、リモートワークができる求人も探していった。

希望の職種

はじめは「広報」を希望していた。パート先の広報はチラシや広告の作成がメインだったが、広告媒体の掲載手続きや、広告媒体からの営業の窓口をしたり、ノベルティ作成や年賀状の作成、宛名印刷と発送など「なんでも屋」の状態。他社の「広報」とは違うようで、プレスリリース出すとか一般的な「広報」の仕事も経験しておきたいと思っていた。
ただ、育児でブランクがあったにも関わらず、運よくDTPの仕事も続けていたからこれを活かさない手もないので「DTP」に関連する仕事も並行して探していった。
あと紙媒体の衰退も考えうるので「WEB」関連も応募。
軸がしっかりなかったため、難航したんだと思うが、軸があったとて内定がもらえるようなスキルの持ち主でもないので自分の希望に合うものに応募していった。

私の転職活動

まずは、パートで再就職をする際にお世話になった「東京しごとセンター多摩」に登録。何度かカウンセラーと面談した後、正社員の転職を希望していたので「就活エキスプレス」を受講する。修了後数回カウンセラーとの面談が必要で、面談をしつつ、転職エージェント、求人サイトにも登録。その後コロナ禍へ。当時は不要不急の外出の自粛を求められ、自身でも感染の恐怖から転職活動できる状況ではなかったが、「東京しごとセンター 女性しごと応援テラス」でオンラインでのカウンセリングを行っていると知り、そちらに転向。オンラインでの面談や応募書類の添削をお願いしていた。

頑張ったり休んだり、そして方向転換

自分の望む条件に合う求人もなかなかない状況もあり、自分で探して何社か立て続けにエントリーしたり、エージェントからの紹介で応募したりする時期と疲れて休む時期を繰り返していた。これもパートの仕事を辞めていなかったからできたことだ。
きちんと数えたほうが良かったと思うが書類選考で約30社、面接に進んだのが5社ほどだった。
正社員は難しいとおもっていたので諦めたのは2023年の秋ごろ。一番避けていた「派遣社員」にもエントリーした。派遣社員で働いていたころにいやな思いをしたわけではないのだが、非正規で不安定なのがネックだった。
家に近い求人、在宅での仕事も可能な求人など「働きやすさ」や時給の高さは魅力的だった。

決まる時はあっという間

決まる時はあっという間に決まるものである。秋ごろに「派遣社員」に舵をきったもののやはりエントリーでお見送りされることも多い中、とある派遣会社はDTPやWEB系だとすぐにお見送りされるが事務系にエントリーすると選考が進むケースが出てきた。
事務系ならいけるのかもと広報アシスタントで在宅の仕事にエントリーした。こちらが現在の職場になるのだが、仕事内容はできると思っているが、競合があるとも聞いていて正直自信がなかった。

タイミングが良かったのかもなぁ…

決まった要因は自分で分析すると

  1. 募集が始まったタイミングでエントリーしたこと

  2. 選考が進むとコーディネーターから連絡をもらうのだが、事情があり営業担当が直で連絡してきた

  3. 営業担当がうまくプッシュしてくれたんだと思う

  4. 事前に会社のことを調べてうまく質問ができたことと就業先のブログサービスを使ったことがあったから。

まずは応募が早いに越したことはない。おすすめ求人のメールが来て少し考えたがその日の夕方にエントリーしたんだと思う。
2.に関してはコーディネーター自体が悪いとは思わないが営業担当と直でやりとりできたのは大きいのではないかと思う。営業が私とやり取りして選考に進んで大丈夫かどうかを直接判断してもらえるし、スピードも違う。
3.は競合もあるということもあってかしっかりプッシュして頂けたんだと思う。あと面談するにあたり自己紹介や質問を用意しておいてとかジャケット着用などしっかり連絡しておいてくれた。話に詰まったらささやき女将のように助け舟も出してくれた。
4.の自分自身で頑張ったのは、ごく当たり前の事だけど、就業先のHPやSNS、ブログで情報を集めておいたこと。SNSを見ていたことや就業先が使っているブログサービスを使ったことがあるという話やブログの感想も簡単に述べれたことも良かったのかもしれない。
就業してわかったのはたぶんブログサービスが使えたことがポイント高かったのではないかと思っている。

働いてみて…

働き出して2か月弱。新しい環境に身を置くとしばらく緊張してちょっとしんどくなるのだが、在宅勤務なので慣れない仕事や急に降られる仕事のストレスがあるが、仕事に付随するストレスがない。
前の職場では職場の愚痴を大声でいう社員や社長の大声のダメだし、お昼の電話当番中にカップラーメンを自席で食べられる匂いなどオフィスで感じるストレスもない。
なんなら、好きなラジオを聴きながらとか合間に大きな動きのストレッチもできて
転職したにも関わらず、穏やかに過ごせている。
勤務時間は1日6時間、週4日。出社時は通常より1時間遅れて開始にしてもらえるように先方から配慮して頂いた。

時給は前のパートよりアップして、扶養内だったのを辞めて扶養外になった。年末年始も挟まったので収入は若干上がったかなって感じ。あと扶養外になったので取られるものも取られるので手取りもそんなに多くはないだろう。今はまだ難しいけど1年後には時給が上がるようになるといいな。

ただ、先々の不安も…

始めは1ヶ月、その後3ヶ月、そのあと半年ごとの更新になる。今のところ双方「よろしくお願いいたします!」といった感じで長期の契約ができそうだが、就業先の状況が変わることもあるし、私自身もどうなるかわからない。派遣更新し続けても3年まで。就業先で正規雇用してもらえるとは思っていないので、そのあと次の仕事を探さなくてはいけないのだ。その時は今より仕事が見つかりにくいと思う。何の不安もなく、今の仕事に集中できたらどれほどいいかと思うのだが…

今の仕事での目標

プレスリリースやSNS更新も原稿が完成しているものをアップする役割なので、可能であれば書いて配信をしてみたい。
canvaのアカウントを作ってもらったので、SNSの画像も作らせてもらっている。こちらも外部で発注したものもあるので頼まれる数は少ないので、もう少し増えるといいなと思っている。いつ頼まれてもいいようにバナーデザインを身につけておきたい。
上の2つが今の職場での目標である。
契約が終わったことも考えて副業をできるようにしておきたい。

派遣の契約が切れた時が最後の転職になるといいなと思っている。
会社に属することが難しくなってきているので

転職できて良かったが、不安が尽きないのである。

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