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思考の整理|本の中の好きなコトバ

好きな本はありますか?
好きな作者はいますか?


私は、最近めっきり
小説やエッセイなどを読まなくなり、
読むとしたら絵本かビジネス書….と
随分と偏った書籍ばかりを読んでいました。


そんな中、
エッセイラジオというpodcastを通じて、
一田憲子さんのエッセイと出会いました。
一田さんの言葉から作られる世界は
なんとも柔らかく心地よい。


日常の延長線上にある日々が、
彼女独自の視点で紐解いていくと、
そこに新しい発見や刺激が
いたるところにある感覚で、
私はとても好きだったりするのです。


そんな一田さんの本を何冊か
図書館から借りて読む。


その中の一冊
「キッチンで読むビジネスのはなし」は、
気難しいことなく、
エッセイのような感覚で読める軽やかさで
様々な人の様々なビジネスにおける
ヒントや視点を、
一田さんのフィルターを通して紹介されている。

そして、ノウハウ本とはちょっと違った形で、
自分の生活に落とし込むヒントが記されているのも楽しい。


**


その本の中で記憶に残った一フレーズが_

..「何かを得る」生活から、
自分の中にあるものを「使う」暮らしへとシフトしていくはず..

引用元:キッチンで読むビジネスのはなし 11人の社長に聞いた仕事とお金のこと 一田 憲子 著


***

この言葉にどこか救われる気分になる。

同時に、自分の中にあるものを「使う」には、
自分の中にあるものをちゃんと「知ってる」ことが前提なはず....
でも私は、まだまだ、この「自分を知る」という冒険に出たばかり...。

早く自分を「知る」ところから抜け出して、
自分の中にあるものを
「使える」暮らしにシフトしていきたいなあ...
そう思いながらも、
まだまだその冒険は続きそう….

でも、
どこに目を向ければいいか分かっていれば、
自分がすでに持っていると分かっていれば、

それだけでも少しは気持ちが軽くなって、
自分を知る冒険も
少しは楽しく進んでいけそうです。

みなさま、よい週末を。


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